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Tue2017.09.05


魔法の夜 スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸訳

魔法の夜 スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸訳
白水社

ENCHANTED NIGHT
Steven Millhauser

2017.9.2

魔法の夜
訳者あとがき


月の夜のファンタジー
といえば、レイ・ブラッドベリ的な世界を思い浮かべるけれど。
そんなにコワくない。
むしろあっさりめ。

ティーンエイジの女のコ、男のコ。
女のコ達、男のコ達。
冴えない男。
冴えない女。
屋根裏部屋に打ち捨てられたおもちゃ達。
ファッショナブルなマネキン…

あぁ、小さな子供たちはどうなったんだろう。
これだけ回収されてない気が…

訳者あとがきの注釈、いらなかったなぁ…

ところで、なんでスティーヴン・ミルハウザー借りたんだっけ


[スティーヴン・ミルハウザー]  [魔法の夜]  [柴田元幸

Mon2017.09.04


おまえじゃなきゃだめなんだ 角田光代

おまえじゃなきゃだめなんだ 角田光代
文春文庫

2017.9.2

―― ほんもの、が欲しい ――
 約束のジュエリー
  第1話 今日を刻む
  第2話 扉を開ける
  第3話 時を磨く
  第4話 あの日に還る
  第5話 世界に踏み出す
 あの宿へ
  しずかな絢爛
  下り坂上り坂
  あなたはあなたの道を
  彼女の「ほんもの」
 さいごに咲く花
 最後のキス
 幼い恋
 おまえじゃなきゃだめなんだ
―― 好き、の先にあるもの ――
 それぞれのウィーン
 すれ違う人
 不完全なわたしたち
  1 マシェール二番館 中野区丸山二丁目
  2 美蓉館 御殿場市三ノ岡
  3 北原荘201号室 横浜市港北区小机町21××
  4 スカイビル十四階 横浜市西区高島二丁目
  5 平岡荘101号室 横浜市神奈川区神大寺二丁目
  6 紅座 横浜市港北区仲手原21××
  7 共栄ハイツ305 杉並区久我山2-9-××
  8 橙の家 川崎市高津区二子1-××-××
 消えない光
  第1章
  第2章
  第3章
  第4章


裏表紙より。

ジュエリーショップで、婚約指輪を見つめるカップルたち。親に結婚を
反対されて現実を見始めた若い二人と、離婚を決めた大人の二人。
それぞれの思いが形になる光景が胸に響く「消えない光」他23編。人を
好きになって味わう無敵の喜び、迷い、信頼と哀しみ、約束の先にある
もの――すべての大人に贈る宝石のような恋愛短編集。



23編
薄い本なのに?

4ページくらいの短編が続いて納得。

「約束のジュエリー」は、ティファニーのために書いたのかな。

「消えない光」以外は、せいぜい12ページくらいの文章なのに、
過不足なく、それぞれの物語がある。

「消えない光」の二人、できればまた共に人生を歩めるといいなぁ。

「それぞれのウィーン」にフンデルトヴァッサーの美術館が


[角田光代]  [おまえじゃなきゃだめなんだ]  [かくたみつよ

Sun2017.09.03


図書室の海 恩田陸

図書室の海 恩田陸
新潮文庫

2019.8.29

春よ、こい
茶色の小壜
イサオ・オサリヴァンを捜して
睡蓮
ある映画の記憶
ピクニックの準備
国境の南
オデュッセイア
図書室の海
ノスタルジア
あとがき
解説  山形浩生


裏表紙より。

あたしは主人公にはなれない――。関根夏はそう思っていた。だが半年前の
卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々
語り継がれる“サヨコ”伝説に関わる使命を……。少女の一瞬のときめきを描く
『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニック
の準備」など全10話。
恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。


恩田陸はズルいなぁ…
思わせぶりなまま放置。
あとがきに出てくる本が気になる

『六番目の小夜子』、今読み返したら面白いかなぁ…


◇ 春よ、こい
『時間怪談 異形コレクション10』  井上雅彦監修

◇ 茶色の小壜
『血の12幻想』  津原泰水監修

◇ イサオ・オサリヴァンを捜して
大長編SF『グリーンスリーブス』の予告編

◇ 睡蓮
『蜜の眠り』  アンソロジー
『麦の海に沈む果実』の水野理瀬の幼年時代

◇ ある映画の記憶
『大密室』  アンソロジー
『青幻記』  一色次郎

◇ ピクニックの準備
『夜のピクニック』の予告編

◇ 国境の南

◇ オデュッセイア

◇ 図書室の海
『六番目の小夜子』の番外編
関根秋の姉、関根夏のエピソード

◇ ノスタルジア
『結ぶ』  皆川博子


[恩田陸]  [図書室の海]  [おんだりく

Sat2017.09.02


劇場 又吉直樹

劇場 又吉直樹
新潮社

2017.9.1


 まぶたは薄い皮膚でしかないはずなのに、風景が透けて見えたことは
まだない。もう少しで見えそうだと思ったりもす るけど、眼を閉じた状態で
見えているのは、まぶたの裏側の皮膚にすぎない。あきらめて、まぶたを
あげると、あたりまえのことだけれど風景が見える。


出だしの部分を読んだだけで、
読むのをやまれば良かった…

純文学かぁ…

『火花』もツラかったけど、『劇場』はもっとツラかった。
… 読むのが

自意識過剰男に全然同調できない。
おもしろくもない。

いやな気分というか、ネガティブなモードに引きずり込まれて、
通勤電車で読むもんじゃない

読むのを止めればいいのだけれど。
本は最後まで読まなくちゃと無駄にがんばった。

ラスト、いきなりふんわりモードに入って、
なんのこっちゃだけど。
沙希ちゃんが笑顔になれたから、よかった

口直しに太宰でも読むかな…


[又吉直樹]  [劇場]  [またよしなおき

Wed2017.08.30


グラスホッパー 伊坂幸太郎

グラスホッパー 伊坂幸太郎
角川文庫

2017.8.27

グラスホッパー
解説 杉江松恋


裏表紙より。

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が
車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる
殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を
追い始める。それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、
三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!


伊坂幸太郎の中で唯一キライな作品
と言い切っていたのに。
『マリアビートル』の後に読んだら、
まぁ結構大丈夫になって。

今回また『マリアビートル』を読んだ後に読んだら、
なんとなく、『マリアビートル』の方がより非道なんじゃないかと
言う気がしてきた…

と、いうか。
どっちもあっさり人が死にすぎる…


[伊坂幸太郎]  [グラスホッパー]  [いさかこうたろう