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Mon2017.07.31


チェーン・ピープル 三崎亜記 装画・高杉千明

チェーン・ピープル 三崎亜記 装画・高杉千明
幻冬舎

2017.7.29

正義の味方 ――塗り替えられた「像」――
似叙伝 ――人の願いの境界線――
チェーン・ピープル ――画一化された「個性」――
ナナツコク ――記憶の地図の行方――
ぬまっチ ――裸の道化師――
応援 ――「頑張れ!」の呪縛――


なんとなく、三崎亜紀っぽくない感じがしたけれど、
着想と展開が三崎亜紀

怪獣による被害は国が補償してくれるけれど、
正義の味方による被害は補償されない
とか。

自叙伝ではなく、「似(じ)叙伝」
とか。

チェーン店ならぬチェーン・ピープル
とか。

そして最後に、応援と書いて「おいつめ」

そこで生み出されたのが、ネットスラングとしての「応援」だ。
ネット上では、誰もそれを「おうえん」とは読まない。振られる
べきルビは「おいつめ」である。「あいつを応援しようぜ」とは
すなわち、「あいつを追い詰めようぜ」を意味する。


奥村くんが幸せに暮らせますように


高杉千明の表紙が素敵


[三崎亜記]  [チェーン・ピープル]  [みさきあき

Sun2017.07.30


Sweet Blue Age

Sweet Blue Age
有川浩 角田光代 坂木司 桜庭一樹 日向蓬 三羽省吾 森見登美彦
角川書店

2019.7.29

角田光代   あの八月の、
有川浩    クジラの彼
日向蓬    涙の匂い
三羽省吾   ニート・ニート・ニート
坂木司    ホテルジューシー
桜庭一樹   辻斬りのように
森見登美彦  夜は短し歩けよ乙女


有川浩が入ったアンソロジー
と、借りてみたら、「クジラの彼」やった…

森見登美彦は… 「夜は短し歩けよ乙女」か。

角田光代の「あの八月の、」を読んだところで、
他のも気にならないでもないけど
返してもいいかなぁ、と思う。

思ったが、やっぱり読んでみた。

読んでよかった、ね。

「夜は短し歩けよ乙女」は、今回はパス


かくたみつよ ありかわひろ ひなたよもぎ みつばしょうご
さかきつかさ さくらばかずき もりみとみひこ


[有川浩]  [角田光代]  [坂木司]  [桜庭一樹]  [日向蓬]  [三羽省吾]  [森見登美彦

Thu2017.07.27


アキラとあきら 池井戸潤

アキラとあきら 池井戸潤
徳間文庫

2017.7.26

第1章 工場と海
第2章 マドンナ
第3章 父と叔父たち
第4章 進路
第5章 就職戦線
第6章 バンカーの誕生
第7章 BUBBLE
第8章 ロザリオ
第9章 父の遺言
第10章 叔父たちの策略
第11章 後悔と疑惑
第12章 挑戦、そして挫折
第13章 内憂外患
第14章 お荷物ホテル
最終章 最終稟議
解説  村上貴史


裏表紙より。

零細工場の息子・山崎瑛(やまざきあきら)と大手海運会社東海郵船の
御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。生まれも育ちも違うふたりは、互いに
宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、
それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。
逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。
感動の青春巨篇。文庫オリジナル。



結構分厚いなぁ…

頭の中では、
SI 俺達はいつでも 2人で1つだった
が鳴りっぱなし
(それは、修二と彰

別にアキラとあきらが対決するお話でも
がっつりコンビを組む話でもないのね…
なんで「アキラとあきら」なんだろー?
そして、どっちが「アキラ」で、どっちが「あきら」?
なんで「アキラとあきら」?

そんな疑問がわだかまりつつ、
面白かった
なんとなく、あっさりしすぎてる気がするし、
ラストも、そんなにうまいこといくか?
と思うけれど。
面白かった!

彬くんは弟と仲直りして。
瑛くんはマドンナ(北村亜衣)と結婚したのね。
めでたしめでたし。

いや、でも、やっぱり最後はやっつけ感があるなー。
ここまで厚くしたんだから、もう少し分厚くても付き合うのに

向井理と斉藤工?
ないわぁ…

あ。
第2章のはじめで
瑛は地元の公立高校に通う、17歳になっていた
とあって、
17歳… 高校3年生?
あとで野球部の先輩って出てくるから2年生か、
と、思ったのに。
第4章で
いま瑛は地元の公立高校の2年生になり、
とある。

15歳で高校入学。
15歳、16歳
16歳、17歳
17歳、18歳
18歳で高校卒業。

校閲さん!
しっかり!

(ツッコミどころはそこではないか


[池井戸潤]  [アキラとあきら]  [いけいどじゅん

Mon2017.07.24


なかなか暮れない夏の夕暮れ 江國香織

なかなか暮れない夏の夕暮れ 江國香織
角川春樹事務所

2017.7.23

1

26


江國香織… 好きだっけ?
タイトルは素敵なんだけど、中身はどうだっけ?

と読み始めたら、
ゾーヤ?
ラース?
まさかの海外ミステリ?

主人公の稔が読んでる小説か。

正直、稔が読んでるミステリの方が気になる…
のに、途中で別の本に…

ひたすら本を読んでいたい稔と波十(はと)ちゃん、
わかるー
毎日本だけ読んでいたい、なんて、
稔のようなお金持ちじゃないとムリなんだなー
と、改めて寂しい…

で。
何の話だっけ


[江國香織]  [なかなか暮れない夏の夕暮れ]  [えくにかおり

Sun2017.07.23


塩の街 wish on my precious 有川浩

塩の街 wish on my precious 有川浩
電撃文庫

2017.7.22

塩の街
Scene-1. 街中に立ち並び風化していく塩の柱は、もはや何の変哲もないただの景色だ。
Scene-2. それでやり直させてやるって言ったんじゃねえのかよ。
Scene-3. この世に生きる喜び そして悲しみのことを
intermission ―幕間―
Scene-4. その機会に無心でいられる時期はもう過ぎた。
Scene-5. 変わらない明日が来るなんて、もう世界は約束してくれないのを知っていたのに。
Scene-6. 恋はもっと幸せで甘いと思っていた。
Scene-7. 君たちの恋は君たちを救う。
あとがき


2004年の電撃文庫の『塩の街』に副題がついているのが気になって
借りてみる。

表紙を見て萎える…
さらに扉を開くとカラーが何ページがあって、
文中にも何回かモノクロイラスト…
この絵はちょっとイメージが違いすぎて、
でもせっかくだから読んでみる。

塩の柱を爆撃するくだりが、
???
全然記憶にない!
なんで?
眠くて飛ばして、飛ばしたことすら覚えてない?
こんなクライマックスを?

読了後、角川文庫と比べてみたら、
秋庭が米軍機を奪って、結晶を爆破するシーンが
まるっと17ページくらいない!
面白いのに!

そーいえば、角川文庫版読んだとき、
突入部隊の投降から、いきなりF14帰ってきたシーンになって、
あれ?
これから攻撃じゃなくて、もう帰ってきたの?
と、少々腑に落ちなかった覚えが…

ともあれ、読んでみてよかった


[有川浩]  [塩の街]  [ありかわひろ