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Tue2018.12.18


30センチの冒険 三崎亜記

30センチの冒険 三崎亜記
文藝春秋

2018.12.17

第1章 砂の導き
第2章 大地の秩序
第3章 鼓笛隊の襲来
第4章 測量士との旅
第5章 象の墓場
第6章 貯刻地
第7章 街への帰還
エピローグ


果たしてこれは「30センチ分の冒険」なんだろうか…
あんまり30センチのものさし、活躍してないような…

そして、三崎亜記なのに、
最後が三崎亜記にしては…

なんだろー…
もうちょっと荒唐無稽なまま終わってほしかった。


「代本板」なるものを初めて知った。
小・中・高と図書館好きだったけれど。
はて?
そんなものがあったっけ…?


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Wed2017.08.16


メビウス・ファクトリー 三崎亜記

メビウス・ファクトリー 三崎亜記
集英社

2017.8.15

第1章 新入社員
第2章 鑑定士見習い
第3章 熟練工
第4章 新入社員、その後
第5章 新人鑑定士
第6章 パンデミック
第7章 お尽くし


『チェーン・ピープル』の著者紹介に
『メビウス・ファクトリー』とある。

あれ?
読んだっけ?

工場が出てくるのは、なんだっけ?

未読でした。
そして、工場で人間?を作ってるのが誰の話かは
思い出せません…

町全体がME創研という1企業を中心に機能していて。
ME創研の工場で作成されているのはP1のみ。
P1は、国民にとってなくてはならないモノ。
でも、それが何なのかは誰も知らない…

三崎亜紀にしては、ずいぶんと“ありそう”なお話。

さらっと読めて、ラストはちょっと肩透かし

思わせぶりが、消化不良…


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Mon2017.07.31


チェーン・ピープル 三崎亜記 装画・高杉千明

チェーン・ピープル 三崎亜記 装画・高杉千明
幻冬舎

2017.7.29

正義の味方 ――塗り替えられた「像」――
似叙伝 ――人の願いの境界線――
チェーン・ピープル ――画一化された「個性」――
ナナツコク ――記憶の地図の行方――
ぬまっチ ――裸の道化師――
応援 ――「頑張れ!」の呪縛――


なんとなく、三崎亜紀っぽくない感じがしたけれど、
着想と展開が三崎亜紀

怪獣による被害は国が補償してくれるけれど、
正義の味方による被害は補償されない
とか。

自叙伝ではなく、「似(じ)叙伝」
とか。

チェーン店ならぬチェーン・ピープル
とか。

そして最後に、応援と書いて「おいつめ」

そこで生み出されたのが、ネットスラングとしての「応援」だ。
ネット上では、誰もそれを「おうえん」とは読まない。振られる
べきルビは「おいつめ」である。「あいつを応援しようぜ」とは
すなわち、「あいつを追い詰めようぜ」を意味する。


奥村くんが幸せに暮らせますように


高杉千明の表紙が素敵


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Wed2016.07.27


ニセモノの妻 三崎亜記

ニセモノの妻 三崎亜記
新潮社

2016.7.26

終の筈の住処
ニセモノの妻

断層


連作短編ではなく、それぞれ独立したお話。

久しぶりの三崎亜記の世界に、なんかほっとする

『断層』の仕掛けが切ない…


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Fri2015.09.04


手のひらの幻獣 三崎亜記

手のひらの幻獣 三崎亜記
集英社

2015.8.28

研究所
遊園地


いつのまにか三崎亜記の新刊が出ていた。

表出者…
短編があったような…

相変わらずの三崎ワールド全開
ちょっと『七瀬ふたたび』的な…


『バスジャック』 動物園
『廃墟建築士』 図書館


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