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Sat2020.02.29


サンライズ・サンセット 山本 一力

サンライズ・サンセット 山本 一力
双葉文庫

2020.2.28

ホワイト・キャブ
ピクルス
キューバン
バーバー・プンチャン
C・P・D
グリーンアップル
解説  縄田一男


裏表紙より。

亡き夫との思い出の地、ニューヨークに降り立ったマーサ。
白タクに乗った田舎者の老女に運転手は高値を吹っかけよう
とする/「ホワイト・キャブ」。古書店店主のアンソニーは、
地上げで閉店するグリーンマーケットの店主のためにある
ことを計画。奇跡のような一夜が待っていた/「ピクルス」。
拾ったカモを公園の池に戻すため、少年たちが知恵を絞って
小さな冒険に出発する/「C・P・D」。著者が馴染み深い
ニューヨークの街を舞台にした、円熟の筆冴え渡る6編。



山本一力?
『だいこん』の?
(カバーの著者紹介に『だいこん』がなかった…)

帯を見てちょっと躊躇する。

江戸の暮らしが、マンハッタンにはある
時代小説の名手が描く、
現代NYの街の匂いや人情。
人が人と交わるときの温もりは、
いつの世も変わらない。

(帯より。)

江戸の暮らしが、マンハッタンに?
なんのこっちゃ

でもまあ、NYで白タクに乗ってしまったことがあるので
読んでみる。

いいじゃん!

連作短編というわけでもなく、
登場人物もそれぞれバラバラ。

ちょっと説明調子な文章が気になるところもあるけれど。
読みやすいし面白かった
暇つぶしにぴったり
どれもちょっと幸福な余韻が残る。

にしても。

江戸の暮らしが、マンハッタンにはある

ってコピーはなんだ?
山本一力だから?
もったいない…


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