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Sat2018.08.25


笹の舟で海をわたる 角田光代

笹の舟で海をわたる 角田光代
新潮文庫

2018.8.24

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解説  悪も正義も、人生にはかかわりがない  千野帽子


裏表紙より。

朝鮮特需に国内が沸く日々、坂井左織は矢島風美子に出会った。陰湿ないじめに
苦しむ自分を、疎開先で守ってくれたと話す彼女を、しかし左織はまるで思い出せ
ない。その後、左織は大学教師の春日温彦に嫁ぐが、あとを追うように、風美子は
温彦の弟潤司と結婚し、人気料理研究家として、一躍高度成長期の寵児となって
いく……。平凡を望んだある主婦の半生に、壮大な戦後日本を映す感動の長篇。



本の帯より。

悪意は
過去に
置いてきた、
はずだった。

「本の雑誌」 2014年 第1位



んー…
そもそも佐織に「悪意は過去に置いてきた」なんて自覚はなかったのでは。

結局、風美子が誰なのか、風美子の過去もよくわからず、
読後に爽快感・達成感はない。

けれど。
人生ってそういうものかも。

そしてやっぱり『春にして君を離れ(アガサ・クリスティー)』が浮かぶ。

でも。
『春にして君を離れ』よりはハッピーエンドなのかな。

物語にはさまれる昭和から平成のエピソードが、
わざとらしいくらいくっきりしていて。
そこが、
壮大な戦後日本を映す
ってところかとは思うけれど。
感動の長篇
かなー
長かったけれど。

「感動の長篇」、
ではないけれど、
面白かった。


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