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Mon2013.07.01


紙の空から 柴田元幸編訳

紙の空から 柴田元幸編訳
晶文社

2013.6.30

プレシアの飛行機  ガイ・ダヴェンポート
道順        ジュディ・バトニッツ
すすり泣く子供   ジェーン・ガーダム
空飛ぶ絨毯     スティーヴン・ミルハウザー
がっかりする人は多い  V.S.プリチェット
恐ろしい楽園    チャールズ・シミック
ヨナ        ロジャー・パルバース
パラツキー・マン  スチュアート・ダイベック
ツリーハウス+「僕の友だちビル」
 バリー・ユアグロー
夜走る人々     マグナス・ミルズ
アメリカン・ドリームズ  ピーター・ケアリー
グランドホテル夜の旅+グランドホテル・ペニーアーケード
  ロバート・クーヴァー
夢博物館      ハワード・ネメロフ
日の暮れた村    カズオ・イシグロ


◇日の暮れた村  カズオ・イシグロ
A Village After Dark

かつてはイングランドを何週間も続けて旅しても、
頭がこの上なく冴えたままでいられたものだった。
むしろ、旅することでいっそう鋭さが増したくらいである。
だが、もうそこまで若くないいま、私は前よりも簡単に
混乱してしまう。かくして、日の暮れた直後に村に着いた
ときも、私には西も東もわからなかった。ここが、それほど
遠くない昔に自分が暮らし、大きな勢力をふるようになった
村だとはとうてい信じられなかった。


かつて成功し、やがて過去の人になり、すっかり落ちぶれて、
良い時代の思い出の村に戻ってきた男。
記憶と現実が混沌として、一人バスを待つ男を包みこむ
夜の静けさが心に残る。


カズオ・イシグロが読みたくて借りたアンソロジー。
他の作品も気になるけれど、1作目で挫折
こういうのは、余裕がないと読めないのかも…

またいつか借りてこないと


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