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Thu2013.06.06


血霧 パトリシア・コーンウェル 池田真紀子訳

血霧 パトリシア・コーンウェル 池田真紀子訳
講談社文庫

RED MIST
Patricia Cornwell

2013.6.5


検屍官シリーズ、毎年、クリスマスの声を聞く頃に
発売になる新作が楽しみで。
発売後すぐ買ってきて、一気読み

12月、オフシーズンの安い時期に海外旅行に行っていた頃は、
発売後すぐには買わないで。
長いフライトのお供に、空港の売店で買って、
ヒコーキで一気読み、なんて楽しみもあって。

それが、いつからだろう。
あまり楽しめなくなってきたのは。

「今度は面白いに違いない!!」
と買ってきては、不完全燃焼

それでも、シリーズものの魅力で買い続けていたけれど…

あるとき、著者が、スカーペッタの年齢を
いきなり10歳?若返らせるという暴挙に出て

(これについては、故相原真理子の
 『検屍官シリーズ最新作 『審問』翻訳裏話』
 という文章を見つけたので、引用させていただきます。
…(略)… 今回は時間がない上に、一番困ったのがスカーペッタの年齢です。
第1作で40歳だったので、それでいくともう50代後半にも関わらず、いきなり
40代後半に若返っているんです(笑)。ほかの登場人物も10歳近く若くなっていて、
はじめはごまかしながら訳していましたが、だんだん苦しくなってきて
著者に問い合わせたところ、「フィクションだから」とあちらの方は
あまり気にしないようなんですね。
でも、日本ではそうはいかなくて、読者からすぐに手紙がきてしまいますし、
私としても登場人物とは実在の人のようにつきあってきたので
(スカーペッタの相棒のマリーノなんて、今では友達のような気がします)、
どうしても違和感がありました。
それで、著者から「訳についてはお任せします」と言われていたので、
私のなかでは50代後半のつもりで、そのあたりはぼやかしながら訳しました。

 なんということでしょう
 パトリシア・コーンウェル、平岩弓枝の潔さを見習え

それでも、面白ければついていくのですが。

本棚を見たら、「神の手」までは買ってました。
「こんどこそは」って。
でも、文庫本も高いしね。
シリーズものは、場所も取るしね。
検屍官シリーズ置いておくなら、
ジャネット・イヴァノヴィッチ入れた方が楽しめる

話がどんどんグチめいてきました

「血霧」は、新刊が出たこともチェックしていなかった
そして、初っ端から読むのが辛かったです
なんだか思わせぶりな描写ばかりで、ちっとも進まない。
だいたい「血霧」ってなんて読むのさ?!
(けつむ、です。日本語?)

下巻に入って、ペースが上がり
ページを繰る手が早くなる

でも… 陰で糸を引いていたハズのジェイミー・バーガー、
死んじゃうし
(ジェイミーの死は、下巻のあらすじにきっぱり書いてあるのですが、
 ペントンの例もあるし、実は死んでいないという展開かとも
 思いましたが、間違いなく死んでしまいました
ジェイミー・バーガー、邪魔だったのかなー…

そして犯人がなんとも唐突で…
上下巻で700ページを超すのに、最後の70ページくらいで
一気に解決になだれ込んだような…
上巻… いらなくない?

あぁ、でも、ジャック・フィールディングの最期が
さっぱり思い出せないので。
どうやら、2、3作遡って読み返すことになりそうです。

検屍官シリーズ、長い付き合いで愛着はあるので、
やっぱり完全には切れないんだなぁ…


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COMMENT

+登場便物がわからなくなる

はじめまして。ここ数年の不振はファンのみんなが思っているのと同様ですね。それでも今回は、まだ読める内容と感じました。
ただ、登場人物が多すぎて混乱しています。刑務所にいる二人、キャスリン・ローラーとローラ・ダゲット、そもそもこの二人にはなんらかの関係があるのか、なんでローラのことをあんなにも恐れるのかがわかりませんでした。寝たばれしてもかまわなければ時々質問しにきてもいいですか?(苗字のローラと、名前のローラも混乱する、英語圏の人たちにはそんなことはないと思いますが、RとLんp違いもあるから、でもカタカナでは似ている)

+アレグリ様

コメントありがとうございます。
返信遅くなってごめんなさい。

確かに、キャスリーン・ローラーがローラ・ダゲットを怖がっている
理由がよくわかりませんねー。
キャスリーンは、ローラが自分の娘(ドーン・キンケイド)にハメられた
ことを知っていたのでしょうか…

色々疑問はあるのですが、
じっくり読み込んでも解けない謎がたくさんありそうi-229

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