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Tue2016.10.11


A型の女 マイクル・Z・リューイン 皆藤幸蔵訳

A型の女 マイクル・Z・リューイン 皆藤幸蔵訳
ハヤカワ・ミステリ

ASK THE RIGHT QUESTION
MICHAEL Z. LEWIN

2016.10.10

1
2
3

42
アルバート・サムスン・シリーズ誕生  (N)


裏表紙より。

傷ついた小鳥のように少女エロイーズはサムスンのオフィスに飛び
こんできた。お願い、私の生物学上の父親を探してと言いながら……。
7年間の私立探偵稼業をふり返っても、サムスンはこんなに面喰った
ことはない。依頼人は16歳、しかも大富豪クリスタル家のひとり娘だ。
それがいきなり父は贋者だとか、最近母が流産したので血液型が判明
したとか、涙ながらに訴えるのだ。百ドル紙幣を押しつけて世間知らずの
お嬢さんが引きあげたあと、サムスンはひとまずエロイーズの言葉の
真偽を確かめることにした。
父リアンダーはB型、母フラーはO型、そして彼女はA型だった。この
夫婦の子であるわけがない。予備調査としてクリスタル家の系譜を
探ったサムスンは、単純な浮気や情事に終らない醜悪な犯罪の構図を
嗅ぎつけた。資産家だったエロイーズの祖父の遺書に、相続は健康な
嫡子が生まれた場合のみ有効とする、という付帯条項があったのだ。
生殖能力のなかったリアンダーが、莫大な富に目がくらんで代わりの
男を雇ったのかもしれない!
思いがけなくも白日に曝される名家の過去。少女の血液型の謎がまいた
事件は、予期せぬ方向に飛び火し劇的な逆転を迎える! 暴力を憎む
心優しい私立探偵、アルバート・サムスン誕生。正統派ハードボイルドを
現在に受け継ぐ期待のシリーズ第1弾!



『誰か(宮部みゆき)』の解説に、マイクル・Z・リューインの
アルバート・サムスン・シリーズがおススメされていたので。

ポケミスだ!
字、ちっちゃっ

そして、裏表紙の内容紹介の時数の多いこと!
結構細かいところまで書かれてる。

少々時代が古いけれど、ハードボイルドの心地よい世界。
サムスンが「ママ」って言ってるのには、ちょっとびっくり。
なかなか愛すべきキャラ
ただ… へなちょこでもいいけれど、背は高くあってほしかったかな。

古すぎて、図書館に揃ってないのが難点。

サムスン自身の略歴……
1933年インディアナポリス生まれ、刑務所の看守をしていた父が死んだため
大学を中退、ガードマンを経て大学に再入学。そして落第。この経験をもとに
本を書く。これが評判をよんだため、格上の良家の娘と結婚。一女をもうけて
離婚した。1963年私立探偵の認可を受ける。母は市内で食堂を経営。
子連れの恋人がいる……


サムスン、恋人にも娘にもマメそう


『沈黙のセールスマン』は、……『誰か』と共通している。
また、第五作『消えた女』は……プロットに『火車』の原型
ではないかと思われるパターンが用いられている。

(『誰か』の解説より。)


アルバート・サムスン・シリーズ
A型の女  Ask the Right Question 1971年
死の演出者  The Way We Die Now 1973年
内なる敵  The Enemies Within 1974年
沈黙のセールスマン  The Silent Salesman 1978年
消えた女  Missing Woman 1981年
季節の終り  Out of Season 1984年
豹の呼ぶ声  Called by a Panther 1991年
眼を開く  Eye Opener 2004年


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