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Sun2015.04.26


鬼の跫音 道尾秀介

鬼の跫音 道尾秀介
角川文庫

2015.4.24

鈴虫
犭(ケモノ)
よいぎつね
箱詰めの文字
冬の鬼
悪意の顔
解説  京極夏彦


裏表紙より。

刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。家族を惨殺した
猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており……
(「犭(ケモノ)」)。同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の
人と出会う。彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。
僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが……(「悪意の顔」)。
心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。驚愕必至の衝撃作!
解説・京極夏彦


最初に読んだ道尾秀介が『鬼の跫音』。
「鈴虫」を読み終わった後のショーゲキといったら…
ショーゲキ受けたわりに、ほとんど忘れてますが

「悪意の顔」のオチ、最初に読んだときにわかったんだっけ?
今回、女の人が自殺したんだと思ってしまい、しばらくして、
いやいや、自殺したら床板の下から死体で発見されないでしょー
と気づき。
読み返してわかった。
コワイ

「犭(ケモノ) 」の一節が印象的。

…(略)… しかしそのケモノは、べつに珍しいものではない。
昔もいまも、誰の胸にだって棲みついているものなのだ。それは
人間の胸の底で、いつも胎児のように身体を丸めて息づきながら、
成長せずに寿命を終えるのをじっと待っている。ただ、ときおり
その口許に、不運という餌が落とし込まれてしまう。ケモノは
ぱっちりと目をひらき、その餌を齧り、齧り、齧り、齧り、全身に
黒い毛を生やし、ついには四つ足で立ち上がる力を身につけて
しまう。


そして、解説が京極夏彦
『背の眼』はどう思ったのかな…


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