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Sun2014.03.30


首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎

首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎
新潮社

2014.3.27

首折り男の周辺
濡れ衣の話
僕の舟
人間らしく
月曜日から逃げろ
相談役の話
合コンの話


帯から。

贅沢すぎる連作集!

首折り男は首を折り、
探偵は物を盗み、
小説家は物語を紡ぎ、
あなたは――、この本を貪り読む!



期待が大きすぎたか、読んだことがあるお話が3つもあったせいか…
いや、多分、首折り男こと大藪がそんなに出てこない、というのが
一番大きいと思うのですが…


◇ 首折り男の周辺
『Story Seller』で読んだ。
首折り男こと大藪さんと、間違えられた男と。
大藪さん、死んじゃうってことは、残りの6編は…?


◇ 濡れ衣の話
こちらも首折り男登場。
でも、大藪さんじゃないのかな。
そうそう人の首を折って殺す殺し屋はいないだろうけど、
なんとなく違う感じ。


◇ 僕の舟
『最後の恋 MEN'S』で読んだ。
探偵で空き巣の黒澤登場。


◇ 人間らしく
これも黒澤登場。
『首折り男の周辺』もそうだけれど、いじめの話が辛すぎる


◇ 月曜日から逃げろ
これも黒澤登場。
逆回し… 月曜日がオチ?
ちょっとよくわからない
久喜山がとてもイヤなヤツで、じっくり読み返すのもヤだな…


◇ 相談役の話
怪談。
これは一体どうつながっているのか…
山家清兵衛(やんべ)こと山家公頼(きんより)、実在の人物。


◇ 合コンの話
『Story Seller 2』で読んだ。
首折り男、出てくるけど、これで終わるの…?


というわけで。
やったー伊坂幸太郎新刊~\(^o^)/
というテンションからは遠い…


で。
既読だから飛ばした『僕の舟』と『合コンの話』も含め再読。
『合コンの話』で大藪が、仕事を終えた(首を折った)報告メールの中で、

来る前にピアノコンサートのポスターを見かけた。
百年に一人の天才らしい。きっといいんだろうな。

どうせチケットは手に入らない。
せいぜい、CDで聴くのが精一杯じゃないか。

CDでもいい。

いつか聴けるだろうよ。死ぬまでには。
おまえが死ぬ時にはどこからか聞こえるさ。


というやり取りがあって。
この後、大藪も実際彼の演奏を聴けるんだが。
『首折り男の周辺』に戻ると、大藪が死んでいる部屋で
ピアノのCDがかかっていて、
大藪の横顔を見ると、心なしかピアノに耳を傾けながら
眠るようでもあった。

となるわけか。
大藪、ほんとに死んじゃったの…


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