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Sat2014.02.08


世界から猫が消えたなら 川村元気

世界から猫が消えたなら 川村元気
マガジンハウス

2014.2.6

月曜日 悪魔がやってきた
火曜日 世界から電話が消えたなら
水曜日 世界から映画が消えたなら
木曜日 世界から時計が消えたなら
金曜日 世界から猫が消えたなら
土曜日 世界から僕が消えたなら
日曜日 さようならこの世界


会社のチャリティ古本市(全品100円)で買ったコが
「くそ面白くなかったです
と、貸してくれる

『世界から猫が消えたなら』、結構話題になっていし、
表紙のネコはかわいいしで、かなり気になっていたのだけれど、
その当時は長ーいリクエスト待ち。
母が「買おうかしら」とまで言っていたのに。
「くそ面白くない」って…


世界から、もし猫が突然消えたとしたら。
この世界はどう変化し、僕の人生はどう変わるのだろうか。

…(略)…

そして間もなく、僕は死にます。

なぜこうなったのか。
その理由について、これから書いていこうと思う。

…(略)…

そう、これは僕の遺書なのです。



微熱と頭痛が続き、病院に行ったら
脳腫瘍、ステージ4で、いきなり余命宣告。
長くて半年、1週間すら怪しいかも。
そして家に帰ったら、自分そっくりの悪魔が登場…

これ… なんの話?

なんだか齋藤智裕こと水嶋ヒロの『KAGEROU』みたい
(ちゃんと覚えていないので、雰囲気で)

この世界から1つ、何かを消す。
それと引き換えに1日生きられる。

電話を消し、映画を消し、時計を消し。
合間に、がんで死んだ愛猫レタスと、がんで死んだ母親の
エピソードがはさまる。
父親との断絶も。

でもなんだか軽い。

愛猫キャベツがいきなり時代劇口調でしゃべりだすし。
悪ノリしすぎ?

そして、悪魔が次に指定したのは、猫。

『世界から猫が消えたなら』なのに、ネコ消えないんだ。

サラっと読めるし、面白かったっちゃ面白かった
文中、フェリーニの『道』が出てくると、
頭の中であの切ないメロディとシーンが繰り返され、
この本の切なさも5割増し^^;
でも… 「ないわー」

電話が消えた後の世界がどうなったのか。
映画が消えた後の世界で、元彼女はどうやって生きていくのか。
時計が消えた世界は、どうやって秩序を保っているのか。
元カノ、映画好きで映画館で働いているのに。
お父さん、時計の修理屋さんなのに。
なんか、突っ込みどころ満載。
SFじゃないから、そこは気にしなくていいの?
ネコの感触って、フーカフーカなの?!
いやー… 「ないわー」

彼女とブエノスアイレスに行ったときの回想シーンで。
それから数日間、僕らは熱にうなされたようにブエノスアイレスの街を歩き回った。

熱にうかされた、ですよね…

2013年本屋大賞ノミネート作品

いや、これを絶賛するなら、『KAGEROU』だってベストセラーでいいのでは?
ちょっと『KAGEROU』を読み返したくなってきた


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