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Mon2018.12.31


熱帯 森見登美彦

熱帯 森見登美彦
文藝春秋

2018.12.30

第1章 沈黙読書会
第2章 学団の男
第3章 満月の魔女
第4章 不可視の群島
第5章 『熱帯』の誕生
後記


正直、「やっと終わった~」

第2章「学団の男」の白石さんが語る、

「小説なんて読まなくたって生きていけます」
… (中略) …
「でも本当にそうなんですかね?」


そして、しばらく小説から遠ざかっていた白石さんが、
久しぶりに小説でも読んでみようかなと思い立って
買った文庫本が『プリズンホテル【1】』。
夢中で読み終えると、続きの3冊を走って買いに行き、
読み続け…

わかる
『プリズンホテル』一気読み
森見登美彦、nice

ここから先の、小説を読むことについて語られることに
いちいち納得して、
快調に読み進めていたのだけれど…

第3章「満月の魔女」からやや失速しだし…
第4章「不可視の群島」で…

しかも。
第3章は池内が白石さんに語っていたハズで。
だから第4章で島に流れ着いたのも池内のハズなのに。
第5章の終わりで、

佐山尚一、と僕は呟く。佐山尚一。
… (中略) …どうして思い出せなかったのだろう。
それは僕自身の名前なのだ。


おっとぉ

なんか佐山尚一が帰ってきた世界はパラレルワールドっぽいし。

だから、最後に私=佐山尚一が池内に声をかけられる世界では、
『熱帯』は森見登美彦が書いた本になっている。

完全に見失った…
どうせ迷子になるなら、森見登美彦お得意の
京都の宵闇の中でさまよいたい。

うーん…
読み直した方がいい気がするけれど。
読み直すかなぁ…


古書肆 こしょし 古本屋
  なぜ「書肆」を「しょし」って読めたんだろー…



[森見登美彦]  [熱帯]  [もりみとみひこ

Sun2018.12.30


フーガはユーガ 伊坂幸太郎

フーガはユーガ 伊坂幸太郎
実業之日本社

TWINS TELEPORT TALE

2018.12.25


森見登美彦の『熱帯』を読んでる最中に、
伊坂幸太郎の新刊も来てしまった。

『フーガはユーガ』の方が薄いので、
先に読んじゃうことに。

伊坂幸太郎らしい作品。
面白かった~


[伊坂幸太郎]  [フーガはユーガ]  [いさかこうたろう

Fri2018.12.21


沈黙のパレード 東野圭吾

沈黙のパレード 東野圭吾
文藝春秋

2018.12.20

1
2

50


ガリレオシリーズ最新作
みなさん、出世なさって~

福山雅治と柴咲コウと…
誰だっけ?
北村一輝?
安田顕?

読みやすいけれど、なんだかパタパタとまとめて
はい、大団円!
って感じ。
いや、大団円ではないのか。

結局、新倉夫婦だけが罪に問われるのか?

なんだろー…

表紙がちょっとヒエロニムス・ボッシュ的。
装画 Q-TA
面白い



[東野圭吾]  [沈黙のパレード]  [ひがしのけいご]  [Q-TA

Tue2018.12.18


30センチの冒険 三崎亜記

30センチの冒険 三崎亜記
文藝春秋

2018.12.17

第1章 砂の導き
第2章 大地の秩序
第3章 鼓笛隊の襲来
第4章 測量士との旅
第5章 象の墓場
第6章 貯刻地
第7章 街への帰還
エピローグ


果たしてこれは「30センチ分の冒険」なんだろうか…
あんまり30センチのものさし、活躍してないような…

そして、三崎亜記なのに、
最後が三崎亜記にしては…

なんだろー…
もうちょっと荒唐無稽なまま終わってほしかった。


「代本板」なるものを初めて知った。
小・中・高と図書館好きだったけれど。
はて?
そんなものがあったっけ…?


[三崎亜記]  [30センチの冒険]  [みさきあき

Mon2018.12.17


なぞとき 時代小説傑作選 細谷正充編

なぞとき <捕物>時代小説傑作選 細谷正充編
和田はつ子 梶よう子 浮穴みみ 澤田瞳子 中島要 宮部みゆき
PHP文芸文庫

2018.12.16

五月菓子   和田はつ子
煙に巻く   梶よう子
六花(りっか)の涼   浮穴みみ
人待ちの冬   澤田瞳子
うき世小町   中島要
鰹千両   宮部みゆき
解説  細谷正充


裏表紙より。

棒手振りの魚屋に、鰹を千両で買いたいという奇妙な申し出があり……
(「鰹千両」)、幕府直轄の御薬園で働く真葛は、薬種屋から消えた女中の
行方を探ってほしいと頼まれるが……(「人待ちの冬」)、商家の妾が主夫婦
の息子を柏餅で毒殺した疑いをかけられるが、料理人の季蔵は独自の捜査
を進め……(「五月菓子」)など、“捕物”を題材とした時代小説ミステリー。
話題の女性作家陣の作品が一冊で楽しめるアンソロジー。



和田はつ子、梶よう子、浮穴(うきあな)みみ、澤田瞳子(とうこ)、中島要(なかじまかなめ)…
みんな知らない…

和田はつ子 「料理人季蔵(としぞう)捕物控」
梶よう子 『商い同心 千客万来事件帖』
浮穴みみ 『こらしめ屋お蝶花暦 寒中の花』
澤田瞳子 「京都鷹ヶ峰御薬園(おやくえん)日録」シリーズ
中島要 「六尺文治(ぶんじ)捕物控」シリーズ

いつか読んでみましょう^^

宮部みゆきの「鰹千両」は「回向院の茂七」シリーズ。
読んだ記憶はあるけれど。
稲荷寿司屋の親父と梶屋の勝蔵の因縁ってなんだっけ?

あぁ…


[なぞとき]  [時代小説傑作選]  [細谷正充]  [和田はつ子]  [梶よう子]  [浮穴みみ]  [澤田瞳子]  [中島要]  [宮部みゆき

Fri2018.12.14


これほど昏い場所に ディーン・クーンツ 松本剛史訳

これほど昏い場所に ディーン・クーンツ 松本剛史訳
ハーパーBOOKS

The Silent Corner
Dean Koontz

2018.12.13

第1部 あなたが最高
第2部 ウサギ穴
第3部 ホワイトノイズ
第4部 沈黙の場所
第5部 制御メカニズム
第6部 最後の良き日


裏表紙より。

“早く、早く死ななきゃならない”。海兵隊員の夫が、ナイフで自らの首を掻き切る
前に書き遺した言葉。それは、FBI捜査官ジェーンの悪夢の始まりだった。調べを
進めるうち明らかになる、全米の自殺率の異常な増加。夫同様、才気に溢れ幸せ
に見えた人々はなぜ発作的に死を選んだのか?やがてある研究所と会員制秘密
クラブの存在が浮上し、ジェーンは想像を超えた戦慄の真実を知ることになる――。



ディーン・R. クーンツ!
『ウォッチャーズ』の!

ワクワクしながら読んでいたけれど、
なんだか読みにくい…
面白いかなーこれ、
長いなーこれ、
と途中3回くらい挫折しそうになる。

後半やっとエンジンがかかって
一気にカタルシス!
かと思いきや。

続く?

解説を読んでびっくり
2作目、3作目が出ていて、4作目も刊行予定
7作目まで契約

そっかー…
覚えてられるかなぁ…

『ウォッチャーズ』読み返そうかな。


[ディーン・クーンツ]  [これほど昏い場所に]  [松本剛史

Mon2018.12.10


私はあなたの記憶のなかに 角田光代

私はあなたの記憶のなかに 角田光代
小学館

2018.12.6

父とガムと彼女
猫男
神様のタクシー
水曜日の恋人
空のクロール
おかえりなさい
地上発、宇宙経由
私はあなたの記憶のなかに


角田光代ってこんなお話書く人だっけ?

面白い♪とサクサク読み進めていたら、
「空のクロール」がいじめのお話。
油断してた…

でも、「空のクロール」のいや~な後味が、
「私はあなたの記憶のなかに」を読み終わる頃には
払拭されてる

読み直すなら、最初の一編と最後の3つかな。


[角田光代]  [私はあなたの記憶のなかに]  [かくたみつよ

Wed2018.12.05


あんじゅう 三島屋変調百物語事続 宮部みゆき

あんじゅう 三島屋変調百物語事続 宮部みゆき
角川文庫

2018.12.4


第1話 逃げ水
第2話 藪から千本
第3話 暗獣(あんじゅう)
第4話 吼える仏
変調百物語事続
解説  千街晶之


裏表紙より。
一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。ある事件を
境に心を閉ざしていたおちかだったが、訪れる人々の不思議な話を聞くうちに、徐々に
その心は溶け始めていた。ある日おちかは、深考塾の若先生・青野利一郎から「紫陽花
屋敷」の話を聞く。それは、暗獣<くろすけ>にまつわる切ない物語であった。人を恋い
ながら人のそばでは生きられない<くろすけ>とは――。三島屋シリーズ第2弾!


何度読んでも「暗獣」は泣く。

大丈夫、大丈夫、元気になりました。ほら、歌えます。

 ――なあ、くろすけよ。
 寂しいか。私も寂しい。
 おまえはまた独りになってしまう。この広い屋敷に、独りで住まうことになる。
 だが、くろすけ。同じ孤独でも、それは、私と初音がおまえと出会う前とは違う。
 私はおまえを忘れない。初音もお前を忘れない。
 遠く離れ、別々に暮らそうと、いつもおまえのことを思っている。月が昇れば、
ああこの月を。くろすけも眺めているだろうなと思う。くろすけは歌っているかなと
思う。花が咲けば、くろすけは花の中で遊んでいるだろうかと思う。雨が降れば、
くろすけは屋敷のどこかでこの雨脚を眺めているだろうかと思う。
 なあ、くろすけよ。おまえは再び孤独になる。だが、もう独りぼっちではない。
私と初音は、おまえがここにいることを知っているのだから。


お旱さんもかわいいなぁ。


文庫本の表紙、南伸坊じゃないんだ。
小泉英里砂…
『おそろし』もそうなんだ
くろすけかわいいからいっか

にしても…
青野利一郎の方が納得がいくんだけど。
青野利一郎が去って、なにがどうして
瓢箪古堂の勘一に…



[宮部みゆき]  [あんじゅう]  [三島屋変調百物語事続]  [みやべみゆき

Sun2018.12.02


ブラック・スクリーム ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳

ブラック・スクリーム ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳
文藝春秋

The Burial Hour
Jeffery Deaver

2018.12.1

第1部 死刑執行人のワルツ  9月20日 月曜日
第2部 トリュフ畑のある丘で  9月22日 水曜日
第3部 地下送水路  9月23日 木曜日
第4部 希望のない国  9月24日 金曜日
第5部 髑髏と骨と   9月25日 土曜日
第6部 ネズミの家  9月26日 日曜日
第7部 意味の音  9月27日 月曜日
第8部 トンボとガーゴイル  9月28日 火曜日
謝辞
訳者あとがき


カバーそでより。

シリーズ屈指の楽しさ&痛快さ。
名探偵ライム、連続誘拐犯<コンポーザー>を追ってイタリアへ――
 ニューヨークの路上で男が拉致されるのを少女が目撃した。やがて被害者の苦痛の
うめきをサンプリングした音楽とともに、監禁されて死に瀕している被害者の姿が動画
サイトにアップされた。アップロードしたのは「作曲家(コンポーザー)」を自称する人物。
捜査を依頼された科学捜査の天才リンカーン・ライムは現場に残された証拠物件から
監禁場所を割り出し、被害者を救出したものの、<コンポーザー>は国外に逃亡して
しまった。
 そして事件の場はイタリアへ――リビアからの移民が誘拐されたのだ。<コンポーザー>
の犯行だった。ナポリに飛んだ名探偵ライムとパートナーのアメリア・サックス、そして
ライムの介護士トム・レストンは、若き森林警備隊巡査エルコレとともに事件に挑む。
ニューヨークの白人とナポリの難民。被害者をつなぐものは何か?<漆黒の絶叫
(ブラック・スクリーム)>に駆りたてられる<コンポーザー>の目的は? アメリカ領事館
から持ち込まれた留学生の暴行事件も調査することになったライムは、想像を絶する
真相を探り当てることに……
 ライムの名推理、アメリアの勇壮、そしてドンデン返し。シリーズの楽しさをいっぱいに
詰め込んだ痛快至極のシリーズ第13作。



うーん…
面白いけど、ちょっと肩透かし。
移民問題なんて、まさに今だし。
たしかに、想像を絶する真相
ではあったけれど。



ま。
アメリアとライムがコモ湖でハネムーンなんて
ロマンチックな終わり方。

次回に期待
ということで。


[ジェフリー・ディーヴァー]  [ブラック・スクリーム]  [池田真紀子