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Fri2018.08.31


月と雷 角田光代

月と雷 角田光代
中公文庫

2018.8.30


月と雷
解説――物語を破壊する女たち  小池昌代


裏表紙より。

幼いころ、泰子の家でいっとき暮らしをともにした見知らぬ女と男の子。
まっとうとは言い難いあの母子との日々を忘れたことはない泰子だが、
ふたたび現れた二人を前に、今の「しあわせ」が否応もなく揺さぶられ
て――水面に広がる波紋にも似た、偶然がもたらす人生の変転を、
著者ならではの筆致で丹念に描く力作長編小説。 <解説>小池昌代



角田光代だなぁ…

智(さとる)と泰子はそれなりに幸せなんだろうけれど。
明日花ちゃんが幸せになれることを切に願う


[角田光代]  [月と雷]  [かくたみつよ

Sat2018.08.25


笹の舟で海をわたる 角田光代

笹の舟で海をわたる 角田光代
新潮文庫

2018.8.24

1
2
3

43
解説  悪も正義も、人生にはかかわりがない  千野帽子


裏表紙より。

朝鮮特需に国内が沸く日々、坂井左織は矢島風美子に出会った。陰湿ないじめに
苦しむ自分を、疎開先で守ってくれたと話す彼女を、しかし左織はまるで思い出せ
ない。その後、左織は大学教師の春日温彦に嫁ぐが、あとを追うように、風美子は
温彦の弟潤司と結婚し、人気料理研究家として、一躍高度成長期の寵児となって
いく……。平凡を望んだある主婦の半生に、壮大な戦後日本を映す感動の長篇。



本の帯より。

悪意は
過去に
置いてきた、
はずだった。

「本の雑誌」 2014年 第1位



んー…
そもそも佐織に「悪意は過去に置いてきた」なんて自覚はなかったのでは。

結局、風美子が誰なのか、風美子の過去もよくわからず、
読後に爽快感・達成感はない。

けれど。
人生ってそういうものかも。

そしてやっぱり『春にして君を離れ(アガサ・クリスティー)』が浮かぶ。

でも。
『春にして君を離れ』よりはハッピーエンドなのかな。

物語にはさまれる昭和から平成のエピソードが、
わざとらしいくらいくっきりしていて。
そこが、
壮大な戦後日本を映す
ってところかとは思うけれど。
感動の長篇
かなー
長かったけれど。

「感動の長篇」、
ではないけれど、
面白かった。


[角田光代]  [笹の舟で海をわたる]  [かくたみつよ

Thu2018.08.23


その時までサヨナラ 山田悠介

その時までサヨナラ 山田悠介
文芸社文庫

2018.8.21

1
2
3

20


裏表紙より。

別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇した。仕事のことしか頭にない悟は、
奇跡的に生還した息子を義理の両親に引き取らせようとする。ところが、亡き
妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。
はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が
託した想いとは? ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー!



なんだか東野圭吾を読んでいる気がしていたけれど、
山田悠介ってこんなだっけ?

こわく… ないのかな…

「ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー!」?
「ホラーの鬼才」?

うーん…

すいすい読めたけれど。
途中の展開で引っかかること多々。

「ホラーの鬼才が切り拓く」…?


[山田悠介]  [その時までサヨナラ]  [やまだゆうすけ

Wed2018.08.22


賢者の愛 山田詠美

賢者の愛 山田詠美
中公文庫

2018.8.18

1章
2章
3章

11章
解説  柚木麻子


裏表紙より。

幼い頃からの想い人、諒一を奪った親友の百合。二人の息子に
「直巳」と名付けた日から、真由子の復讐が始まった。二十一歳
年下の直巳を調教し、“自分ひとりのための男”に育てる真由子を
待つ運命は――。谷崎潤一郎『痴人の愛』に真っ向から挑んだ
話題作。   <解説>柚木麻子



想像していたのとは全然違ったけれど。
面白かった。

コワいのは、真由子じゃなくて百合だ
むしろ、みんな百合の手の上で転がされてる…

『痴人の愛』も読んでみようかな。
読んだことあったっけ…


[山田詠美]  [賢者の愛]  [やまだえいみ

Sat2018.08.11


ナラタージュ 島本理生

ナラタージュ 島本理生
角川文庫

2018.8.10

1
2

23


松潤と有村架純の映画なのは知っていたけれど。
読み始めたら、葉山先生、どーも松潤じゃない。
結局、
葉山先生=藤木直人
で読んでいた。

なんでだろー…
女のコは特に誰も浮かばなかったのに、
葉山先生だけ藤木直人。

あ。
あと
志緒=栗山千明。
長い黒髪のせいですね^^;

小野君は… 坂口健太郎なんだ。
なるほど。

なんとなく先入観で、もっとめくるめく恋だの
なにかしらの盛り上がりを待っていたのに、
読めども読めども小さな起伏。
泉が葉山先生を好きで好きでしょーがないのは
よくわかったけれど。

葉山先生…

結局奥さんを選んで、でも泉の写真を持ってるって、
なにそれー (ノ#-_-)ノ ミ┴┴

冒頭に戻って、結婚相手は会社の先輩?
大丈夫なんかなー…

禁断の愛?
なんかぬるい愛でした。


ナラタージュ
〔narration(ナレーション)と montage(モンタージュ)から〕
映画で、画面外の声に合わせて物語が展開していく技法。
多く回想場面に用いられる。
三省堂『大辞林』より


[島本理生]  [ナラタージュ]  [しまもとりお

Sat2018.08.04


燃える部屋 上・下 マイクル・コナリー 古沢嘉通訳

燃える部屋 上・下 マイクル・コナリー 古沢嘉通訳
講談社文庫

THE BURNING ROOM
Michael Connelly

2018.8.2

1
2

21
22

40
謝辞
巻末付録
25周年第20作達成記念!
ボッシュシリーズ特別エッセイ
「走る男」  マイクル・コナリー
訳者あとがき


上巻裏表紙より。

定年延長制度最後の年をロス市警未解決事件班で迎えたボッシュはメキシコ系
新米女性刑事ルシア・ソトとコンビを組むことに。ふたりが担当するのは、10年前
広場で演奏中に銃撃され、体に残った銃弾による後遺症で亡くなったオルランド・
メルセドの事件。体内から取り出した銃弾を手掛かりに捜査が始まった。


下巻裏表紙より。

生前、車綺子のメルセドを帯同し、治安改善を訴え市長選に勝利。州知事を
目指すザイアスは彼の死を利用しようと事件解決をボッシュに強く迫る。一方
相棒ソトが7歳で経験した未解決の火災についても捜査を進めると、2つの事件
が関連し、衝撃の展開となる。【シリーズ25周年記念特別エッセイを巻末収録】



ハリー・ボッシュ・シリーズ、17作目!
2つの事件がほんとに関連してた!

途中、目くらましのギャングの話のせいで登場人物がよくわからなくなるけれど。

そしてまたもやボッシュ停職処分!

まぁ、20作目まであるということは、まだまだ復職できるのでしょうが

そういえば、今回はロマンスなしだったなー。
元カノさん達が登場したけれど。

ボッシュもトシを取ったということか…


[マイクル・コナリー]  [燃える部屋]  [古沢嘉通