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Sun2014.09.28


ファストファッション クローゼットの中の憂鬱 エリザベス・L.クライン 鈴木素子訳

ファストファッション クローゼットの中の憂鬱 エリザベス・L.クライン 鈴木素子訳
春秋社

2014.9.21

序章 ファッション民主主義の憂鬱
第1章 「店を開けるくらい大量の服を持ってるわ」
第2章 アメリカでシャツがつくれなくなった理由(わけ)
第3章 高級ファッションと格安ファッションの意外な関係
第4章 ファストファッション――流行という名の暴君
第5章 格安の服が行き着くところ
第6章 縫製工場の現実
第7章 中国の発展と格安ファッションの終焉
第8章 縫う、つくり変える、直す
第9章 ファッションのこれから
あとがき――ペーパーバック版原書によせて


この夏、H&Mのセールで何点か試着して、
700円のTシャツと300円のブラウスに決定。
でも、

SALE品は3枚目無料
※一番価格の安い商品

とあって、悩み…
ちょっとサイズが小さいからと、一旦「買わない」にした
700円のTシャツも買うことに。

300円のブラウスが無料になって、
700 * 2 = 1,400円。

700 + 300 = 1,000円。

1,000円で済むところが、1,400円になっちゃったけれど、
3枚も買えたし、満足

そして、買ったあと着たのは、このうちTシャツ1枚だけ…
ま、来年の夏着ればいいし、何より700円に300円だもんね。


この本では、
「服はあふれるほど持っているのに、着るものがない」
という嘆くだけでなく、
ファストファッションの安い服がいかに高コストか語られる。

安いからいっか
は、改めなくちゃ、と思う。


[ファストファッション]  [クローゼットの中の憂鬱]  [エリザベス・L.クライン

Sat2014.09.27


四人組がいた。 高村薫

四人組がいた。 高村薫
文藝春秋

2014.9.25

四人組、怪しむ
四人組、夢を見る
四人組、豚に逢う
四人組、村史を語る
四人組、跳ねる
四人組、虎になる
四人組、大いに学習する
四人組、タニシと遊ぶ
四人組、後塵を拝す
四人組、危うし!
四人組、伝説になる
四人組、失せる――


高村薫初のユーモア小説
… 表紙の小汚いじーさん達(一人はばーさんだった)の
顔に、ちょっと萎える…

山あいの寂れた村の郵便局兼集会所にたむろするのは、
元村長、元助役、郵便局長、キクエ小母おばさんの四人組。
そこで語られるのは…

やっぱり高村薫、ユーモアと言ってもかなりブラック。
結構辛辣。
そこに、「タヌキ?」「この人たちも狐狸妖怪?」という
??が混ざって、なんとも不思議な気分。
最後は閻魔大王と阿弥陀如来まででてきて…

あー… 筒井康隆っぽいかなー…

なんだか煙に巻かれた読後感。
いや、狐につままれた、かな


[高村薫]  [四人組がいた。]  [たかむらかおる

Mon2014.09.22


なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか? 午堂登紀雄

なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか? 午堂登紀雄
ぶんか社

2014.9.20

はじめに なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか?
第1章 予見力がないという悲劇
 なぜ25日に銀行のATMに並ぶのか?
 なぜ家には使わないモノがあふれているのか
 なぜ早割を利用できず正規の値段で買ってしまうのか
 なぜ日本人はブランドに弱いのか
 なぜ詐欺話が見抜けないのか?
 なぜ駆け込み乗車をしてケガするのか
 なぜ雨の日に傘をぶつける人がいるのか
 なぜレストランでキレるのか
 なぜネット炎上や二次クレームを起こすのか
 なぜプロの世界ではファインプレーをしない人が求められるのか
 なぜ「5分遅れます」という人は10分遅れるのか
 なぜ収入を使い切ってしまうのか?
 なぜ地震や台風のときに対応が遅れるのか
 予見力とは想像力
第2章 予見力で人生を支配する
第3章 予見力を殺していませんか?
 その常識が最大の敵
 “弱い自分”が真実をねじ曲げる
 そのニュースも誰かの“仕掛け”である
 “周囲の声”が価値観を左右する
 余裕がなくなると打ち手が限られる
 その失敗を自分のせいだと思えるか
第4章 予見力は鍛えられる
第5章 予見力で“今”を変える
おわりに


こういう自己啓発本は、
中身があるんだかないんだか、
要は大したこと言ってなくない?
というのが多いけれど。
この本は結構地に足が着いているというか、
普通の次元で話している気がする。


第5章 「ジェットストリームアタック」で考える
取り組む前に、初めからA、B、Cという3つの方法を
考えておき、プランAがダメならプランBを打ち、
それでもダメならプランCを打つ、というふうに。

営業先で「いらないよ」と断られたら、「そうですか」と
スゴスゴ帰ってくるのではなく、「今どんなことで困って
おられますか」と情報を引き出そうとしてみる。
「特にないよ」と言われれば、「では、こんなことは
ありませんか」と話を向けてみる。



第5章 パーソナルプロジェクトマネジメントを考える
無理な期限の設定は挫折しやすい

誘惑に負けやすい、挫折しやすいということを前提として、
それをできる限り避けて「続けられる」プランニングが重要
だということです。



午堂登紀雄、ちょっと気になる^^


[午堂登紀雄]  [なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか?]  [ごどうときお

Sun2014.09.21


荒神(こうじん) 宮部みゆき

荒神(こうじん) 宮部みゆき
朝日新聞出版

2014.9.17

序 夜の森
第一章 逃散
第二章 降魔
第三章 襲来
第四章 死闘
第五章 荒神
結 春の森


うーん… なんかどこかで読んだような…
ま… まぐる… ?

『まぐる笛』!
(ブログって振り返るのカンタン
『泣き童子 三島屋変調百物語参之続』か。

曽谷弾正、ちょっと『孤宿の人』みたいかと思ったけれど、
全然違った。
シャア?
違うか…

結構細かい「主な登場人物」のページと、大平良山(おおたらやま)
小平良山(おたらやま)周辺の地図があるけれど。
永津野藩、香山(こうやま)藩、どちらも藩主が直接出てこないせいか、
どちらがどちらかすぐこんがらがる
おせんとお末もなー…

こんなに登場人物が混線してしまう本も珍しい

そして、つちみかどさま…
まぐるがパワーupしてる。
首長竜からティラノタイプに大変身。
頭の中では、『おまえ うまそうだな』のティラノサウルス
こいつの描写は笑うところなんだろーか

終わり方は『孤宿の人』みたい。
(って、『孤宿の人』読み直したら全然違ったりして…

曽谷弾正、ちょっとは共感できるとろこがあればよかったのに…
同情すらわかないのが可哀そうすぎ。


[宮部みゆき]  [荒神(こうじん)]  [みやべみゆき

Tue2014.09.16


ファッションは魔法 山縣良和+坂部三樹郎

ファッションは魔法 山縣良和+坂部三樹郎
朝日出版社

2014.9.14

はじめに
第1章 ファッションは広い場所を求めている
第2章 ファッションの魔法を取り戻す
第3章 ファッションは生きている
おわりに


山縣良和(やまがたよしかず) セント・マーチンズを首席で卒業
坂部三樹郎(さかべみきお) アントワープ王立芸術アカデミーを首席で卒業
… すごい
でも知らない…

ネットってほんとに便利
クリックするだけで画像で確認できて大助かり

こんな面白いことをやっている人たちもいるんだな…


writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)

mikio sakabe(ミキオサカベ)

ここのがっこう


[山縣良和]  [坂部三樹郎]  [ファッションは魔法]  [やまがたよしかず]  [さかべみきお

Mon2014.09.15


SFセレクション2 ロボットvs.人類 赤木かん子編

SFセレクション2 ロボットvs.人類 赤木かん子編
カレル・チャペック アイザック・アシモフ 手塚治虫 矢野徹 古田足日 星新一 ジェリー・パーネル
ポプラ社

2014.8.29

はじめに
ロボットという言葉はどのように生まれたか   カレル・チャペック
ロビイ     アイザック・アシモフ
火の鳥 復活編 AD3009  手塚治虫
フレンドシップ2  矢野徹
アンドロイド・アキコ  古田足日
宿命     星新一
未来世界の構築  ジェリー・パーネル
解説 赤木かん子


とどのつまり、チャペック兄弟と「カレルチャペック紅茶店」は関係ないのか?
カレルチャペック紅茶店のかわいい絵は、山田詩子?
絵本作家で、イラストレーターで、絵本翻訳家で…
オーナーなんだ。
なるほど。


赤木かん子編●SFセレクション・全7巻
時空の旅
ロボットvs.人類
宇宙の孤独
科学者たちの陰謀
地球最後の日
変身願望~メタモルフォーゼ
未来世界へようこそ


[SFセレクション2]  [ロボットvs.人類]  [カレル・チャペック]  [アイザック・アシモフ]  [手塚治虫]  [矢野徹]  [古田足日]  [星新一]  [ジェリー・パーネル]  [赤木かん子

Sun2014.09.14


悟浄出立 万城目学

悟浄出立 万城目学
新潮社

2014.9.12

悟浄出立
趙雲西航
虞姫寂静
法家孤憤
父司馬遷


万城目学×西遊記、面白くないわけがない
と、かなりの期待をもって『悟浄出立』を読む。
… なんだかトーンが真面目…?
これはきっと旅が進むにつれて、はじけるんだわ
と、『趙雲西航』に入ったら…
趙雲?
張飛と趙雲?
諸葛亮(りょう)? 諸葛孔明?
劉備…
『三国志』?
『三国志』読んでないから背景がよくわからない
やっぱり『三国志』読まないとな…

『悟浄出立』って、西遊記を沙悟浄の視点で書いた本じゃないのか…
と、やっと気づく

『虞姫寂静』
虞美人…
項羽と劉邦。
四面楚歌。
虞や虞や若を奈何せん
虞美人が美しい

『法家孤憤』
これ、原典はなんなんだろう…

『父司馬遷』
司馬遷… 『史記』か。
司馬遷って、宦官にされちゃったんだ
『法家孤憤』のエピソードが登場する。

万城目学にしては、真面目すぎる本でした。


[万城目学]  [悟浄出立]  [まきめまなぶ

Wed2014.09.10


盲目的な恋と友情 辻村深月

盲目的な恋と友情 辻村深月
新潮社

2014.9.8


友情


まず恋の話。
茂実星近(しげみほしちか)と一瀬蘭花(いちのせらんか)。

『恋』を読み終わったところで、『友情』読まなくていいかな、
と思ってしまった

傘沼留利絵(るりえ)側から見たお話が語られるワケでしょ?
留利絵の話には付き合いたくないなぁ…

なので、最後だけ拾い読み。
え? 今さら警察?
よくわからなくて、『友情』を最初から拾い読み…

ふーん…

そんな状況で、スマホに血つくかな?
(ご丁寧に、引きちぎったネックレスにも)
蘭花の指紋ついてるのかな?

そもそも警察って、こんなタイミングで踏み込むものか?
それはないんじゃないか…

やっぱり『恋』だけでやめればよかった。

ヒグチユウコの装画が素敵
そしてなぜか、私の頭の中では、茂実がエレカシの宮本浩次
端正な顔立ちで、白いシャツの襟がピシっとしている宮本さんが
消えない…


[辻村深月]  [盲目的な恋と友情]  [つじむらみづき

Sun2014.09.07


聖なる黒夜 上・下 柴田よしき

聖なる黒夜 上・下 柴田よしき
角川文庫

2014.8.26

聖なる黒夜(上)
   1989.2
1995.10 ―1―
   1986.4
1995.10 ―2―
   1986.7
1995.10 ―3―
   1987.4
1995.10 ―4―
   1987.8
1995.10 ―5―
   1989.5
   1989.10
1995.10 ―6―
   1989.9
1995.10 ―7―
   1989.11
1995.10 ―8―
1995.10 ―9―
   「聖なる黒夜」サイド・ストーリー①
   歩道

聖なる黒夜(下)
1995.10 ―9―
   1985.7
1995.10 ―10―
   1993.8
1995.10 ―11―
   The last day
   「聖なる黒夜」サイド・ストーリー②
   ガラスの蝶々
文庫版あとがき
解説 三浦しをん


上巻・裏表紙より。

東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。
容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟……
それが十年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に
現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年は
どこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に
追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく――。
ベストセラー「RIKO」シリーズから生まれた究極の魂の物語、
ついに文庫化! 上巻に本書サイド・ストーリー『歩道』を
書籍初収録。



下巻・裏表紙より。

聖なる日の夜、一体何が起こったのか。ひとつの事件を通して
暴かれていく麻生龍太郎と山内練に秘められた壮絶な過去。
さらに事件は新たな殺人事件を招き、人間の愛憎、傲慢、悲痛な
魂の叫びを曝け出していく。二人はこの暗黒の絶望の淵で何を
決断したのか。息をもつかせぬストーリー、幾重にも張られた
ミステリ、そして人間の罪と罰を描破した孤高の大長編!!
下巻に本書サイド・ストーリー『ガラスの蝶々』を書籍初収録。
解説・三浦しをん



ハマりました。
練と麻生

合田はおちそうでおちないけれど、
おちてしまったのが麻生なのか…

花ちゃんシリーズにいくべきか。
RIKOシリーズに戻るか…

サイド・ストーリーの『歩道』
練の初恋が切ないけれど…
練のバイト先の喫茶店に2年も麻生が来ていた…
そうしたら、練を逮捕したときに気付くでしょ…
逮捕したときに気付かなかったとしても、
調べればバイト先なんてすぐ出てくるでしょ…
切ないエピソードだけに、そもそもの無理が気になる…


[柴田よしき]  [聖なる黒夜]  [しばたよしき