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Thu2019.09.05


ルパンの娘 横関大

ルパンの娘 横関大
講談社文庫

2019.9.4

第1章 刑事と結婚する方法
第2章 刑事は泥棒がお好き
第3章 招かれざる泥棒
第4章 泥棒より愛を込めて


裏表紙より。

泥棒一家の娘・三雲華(みくもはな)は、警察一家の長男・桜庭和馬(さくらば
かずま)と素性を隠して交際していた。ある日、華の祖父・巌が顔を潰された
遺体で見つかり、華は独自に犯人を捜す。和馬は華と結婚を考えていたが、
殺人事件を捜査する中で華が伝説のスリ師・巌の孫だと知り悩む。事件の
真相と二人の恋の行方は? 著者会心の長編ミステリ!



タイトルに「ルパン」と入る作品は、畢竟看板倒れになっちゃうのか…

設定は荒唐無稽で面白そうだけれど、かなり雑なお話。

おじいちゃん達の学生時代の事件も、なんだか肩透かし。

巌、生きてるんだろうなぁと思ったら、やっぱり生きていたのはいいけれど、
身代わりに仕立てた男が殺されちゃうのを見ていて助けなかったって、
巌まで自分勝手な理屈で自分を正当化するヒドいヤツ…

漫画だったら面白いのかなぁ…

にしても。
あっさり両親がお尋ね者になっちゃってるのに、
赤ちゃん出来たから結婚しましょうってワケにはいかないよね。
事実婚で通すのかしら?
それも「警察官」としてマズイのでは…

色々残念

好きになれたキャラは、意外や華の両親かも


[横関大]  [ルパンの娘]  [よこぜきだい

Wed2019.05.22


サイドキック 矢月秀作

サイドキック 矢月秀作
ハルキ文庫

2019.5.

プロローグ
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
エピローグ


裏表紙より。

警視庁青山中央署の刑事課には、二人の名物刑事がいる。一人はチョビ髭で、
頭部も薄い中年刑事・三木本鶴麿(みきもとつるまろ)。もう一人は長身でスレンダー
だが、キレたら恐ろしい最強美人刑事・御前静花。鶴麿はどこからどう見ても冴え
ないただのおっさんだが、いつもミラクルを起こし、事件を解決に導く。そんな鶴麿に
静花はぞっこんで、二人の関係は、青山中央署の七不思議のひとつだ。そんな中、
青山の宝石店で強盗殺人事件が発生し、名物凸凹コンビが捜査に乗り出した──。
傑作エンタテインメント警察小説。



これは… 面白いのか?
そもそもの事件が、強盗殺人になっちゃった時点で、
犯人達にまったく共感の余地がない。
しかも殺されちゃった宝石店の店長、黒幕とかじゃないし。
ただのお気の毒な被害者。

広げた風呂敷をバタバタと回収。

暇つぶしにはなった


[矢月秀作]  [サイドキック]  [やづきしゅうさく

Wed2019.05.08


ルパンの消息 横山秀夫

ルパンの消息 横山秀夫
光文社文庫

2019.5.7

第1章 タレ込み
第2章 ルパン作戦
第3章 決行
第4章 弔い合戦
第5章 追跡
第6章 氷解点
第7章 時の巣窟(そうくつ)
改稿後記


裏表紙より。

15年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人――。警視庁に入った1本の
タレ込みで事件が息を吹き返す。当時、期末テスト奪取を計画した高校生3人が
校舎内に忍び込んでいた。捜査陣が2つの事件の結び付きを辿っていくと、戦後
最大の謎である3億円事件までもが絡んでくるのだった。時効まで24時間、事件は
解明できるのか!? 著者“幻の傑作”待望の文庫化。



長かった…
やっと読み終わった。

いきなり宴会でのセクハラで幕開け。
平成2年じゃこんな感じか。
にしてもな。
改稿したなら
それなりに憤慨しているのと、構われて嬉しいのが半々の顔だ
なんて描写はなんとかすればいいのに。

15年前の高校生の回想シーンも長い。
ビーバップハイスクールみたいなやり取りが延々続く。
漫画的で楽しいけど、こんなに必要?

で。
女のヒトの描き方がヒドイなぁ…
とは感じていたけれど。

レズの毒牙?
はぁ…
急に話が進みだしたからいいけど…

女性は白い靴抜きでは辛いんです。服に合わせますから…

えーっ
ないないない…

そんなトンチンカンな説を

解明の糸口が女性ならではの発想だったことを知って
どこかホッとしたような気持になった


なんて感心しちゃって、しかもそれでほっとしちゃう溝呂木も
たいしたことないな…

っていうか。
やっぱり女のコ達、ひどい書かれよう…

そして最後の最後、まさかの急転直下で
真犯人はサンオクさん

さらに。

美人過ぎる婦警さんは相馬くんの妹

あなたにもう一度会いたかったの

いや、あんた、こんなに警察引っ掻き回して
なに言ってんの?

というか。
なぜここに美人過ぎる婦警が必要なんだ…

処女作でここまで書けるのはすごいと思うし。
怪作だと思うけど。
幻の傑作は幻のままにしておいた方が良かったんじゃないかな…


[横山秀夫]  [ルパンの消息]  [よこやまひでお

Thu2018.08.23


その時までサヨナラ 山田悠介

その時までサヨナラ 山田悠介
文芸社文庫

2018.8.21

1
2
3

20


裏表紙より。

別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇した。仕事のことしか頭にない悟は、
奇跡的に生還した息子を義理の両親に引き取らせようとする。ところが、亡き
妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。
はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が
託した想いとは? ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー!



なんだか東野圭吾を読んでいる気がしていたけれど、
山田悠介ってこんなだっけ?

こわく… ないのかな…

「ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー!」?
「ホラーの鬼才」?

うーん…

すいすい読めたけれど。
途中の展開で引っかかること多々。

「ホラーの鬼才が切り拓く」…?


[山田悠介]  [その時までサヨナラ]  [やまだゆうすけ

Wed2018.08.22


賢者の愛 山田詠美

賢者の愛 山田詠美
中公文庫

2018.8.18

1章
2章
3章

11章
解説  柚木麻子


裏表紙より。

幼い頃からの想い人、諒一を奪った親友の百合。二人の息子に
「直巳」と名付けた日から、真由子の復讐が始まった。二十一歳
年下の直巳を調教し、“自分ひとりのための男”に育てる真由子を
待つ運命は――。谷崎潤一郎『痴人の愛』に真っ向から挑んだ
話題作。   <解説>柚木麻子



想像していたのとは全然違ったけれど。
面白かった。

コワいのは、真由子じゃなくて百合だ
むしろ、みんな百合の手の上で転がされてる…

『痴人の愛』も読んでみようかな。
読んだことあったっけ…


[山田詠美]  [賢者の愛]  [やまだえいみ