FC2ブログ
Home>ま(category)  TotalPages25 next

Mon2019.11.11


腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 本谷有希子

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 本谷有希子
講談社文庫

2019.11.9

1
2
3

11
解説 見えない戦争が終わった後で  高橋源一郎


裏表紙より。

「あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ」――。女優になるために
上京していた姉・澄伽(すみか)が、両親の訃報を受けて故郷に戻ってきた。
その日から澄伽による、妹・清深(きよみ)への復讐が始まる。高校時代、
妹から受けた屈辱を晴らすために……。小説と演劇、二つの世界で活躍
する著者が放つ、魂を震わす物語。



すごいタイトルだなー
と思っていたけれど。

なんだろー…

結構すごい設定なのに、
印象がどれも薄っぺらい。

途中でやめようかとも思ったけれど、
がんばって読んでみた。

お芝居で観たら、熱が伝わってくるかも。


[本谷有希子]  [腑抜けども、悲しみの愛を見せろ]  [もとやゆきこ

Sat2019.10.19


異類婚姻譚 本谷有希子

異類婚姻譚 本谷有希子
講談社文庫

2019.10.18

異類婚姻譚
トモ子のバウムクーヘン
〈犬たち〉
藁の夫
解説  斎藤美奈子


裏表紙より。

子供もなく定職にもつかず、ただ安楽な結婚生活を送る主婦の私はある日、
いつの間にか互いの輪郭が混じりあって、自分の顔が夫の顔とそっくりに
なっていることに気付く……。夫婦という形式への強烈な違和を軽妙洒脱に
描いた表題作で第154回芥川賞受賞! 自由奔放な想像力で日常を異化
する中短編4作を収録。



本谷有希子って読んだことあったっけ?
と思ったら、2013年の10月に
『自分を好きになる方法』
とやらを読んでいる。

自分で書いた感想を読んでもさっぱり思い出せない
まぁいいか。

で。
芥川賞受賞の「異類婚姻譚」。
もっと気持ち悪いのかと思っていたけれど
そうでもなかった。

いつの間に、私は人間以外のものと結婚してしまったのだろう

「藁の夫」は確信を持って藁人間(?)と結婚してるけど^^;

「トモ子のバウムクーヘン」の方がコワかった。

「<犬たち>」は好き

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』も読んでみようかと思ったのだけれど。
『自分を好きになる方法』がそんなにつまらなかったなら
やめておいた方がいいかな


[本谷有希子]  [異類婚姻譚]  [もとやゆきこ

Sun2019.09.29


さよならの儀式 宮部みゆき

さよならの儀式 宮部みゆき
河出書房新社

2019.9.29

母の法律
戦闘員
わたしとワタシ
さよならの儀式
星に願いを
聖痕
海神の裔(かいじんのすえ)
保安官の明日(あす)


帯より。

母の法律
虐待を受ける子供とその親を救済する
奇蹟の法律「マザー法」。
でも、救いきれないものはある。

戦闘員
孤独な老人の日常に迫る侵略者の影。
覚醒の時が来た。

わたしとワタシ
45歳のわたしの前に、
中学生のワタシが現れた。
「やっぱり、タイムスリップしちゃってる!」

さよならの儀式
長年一緒に暮らしてきたロボットと
若い娘の、最後の挨拶。

星に願いを
妹が体調を崩したのも、
駅の無差別殺傷事件も、
みんな「おともだち」のせい?

聖痕
調査事務所を訪れた
依頼人の話によれば……
ネット上で元<少年A>は、
人間を超えた存在になっていた。

海神の裔
明治日本の小さな漁村に、
海の向こうから「屍者」のトムさんがやってきた。

保安官の明日
パトロール中、保安官の無線が鳴った。
「誘拐事件発生です」
なぜいつも道を間違ってしまうのか……



宮部みゆきの新境地
と煽るから、すごく期待していたのですが。

「さよならの儀式」、読んだことあるなぁ…
「星に願いを」も読んでる!
と、巻末の「初出」を見ると。

2018.12
2014.10
2018.4
2013.2
2016.10
2010.7
2015.10
2011.11

…新作なワケではないのか

なんか、ちょっとずつ誰かの作品のような、
宮部みゆきでなくてもいいような感じもありつつ。

やっぱり宮部みゆきだなぁ
という部分もあり。

期待値を高められていた分、
ちょっとがっかりかなぁ…

もう、2019年は、『十二国記』の新刊が読めればいいや


[宮部みゆき]  [さよならの儀式]  [みやべみゆき

Mon2019.09.23


蒲生邸事件 上・下 宮部みゆき

蒲生邸事件 上・下 宮部みゆき
文春文庫

2019.9.21

第1章 その夜まで
第2章 蒲生家の人びと
第3章 事件
第4章 戒厳令
第5章 兵に告ぐ
終章 孝史
解説  末國善己


上巻・裏表紙より。

1994年2月26日未明、予備校受験のために上京した浪人生の孝史は宿泊中の
ホテルで火事に遭遇する。目の前に現れた時間旅行の能力を持つという男と
共に何とか現場から逃れるも、気づくとそこはなぜか雪降りしきる昭和11年の
帝都・東京。ホテルではなく、陸軍大将蒲生憲之の屋敷だった。
日本SF大賞受賞の長篇大作。


下巻・裏表紙より。

二・二六事件の当日、蒲生大将が自宅で拳銃自殺。だが、殺人の疑いも出てきた。
戦争への色濃さを増す戒厳令下の東京にタイムスリップし、事件に巻き込まれた
孝史はどう行動するのか。再び現代に戻って来られるのか――。大きな歴史の
転換点に送り込まれた時、人には何が出来るのかを問う、著者会心の意欲作。
解説・末國善己



『蒲生邸事件』は、最初に読んだときは、あまり面白くなかったような
記憶があるので。
しばらくして再読しようと借りてみるも、結局ページが進まず。

それが
日本SF大賞受賞作
だと知り、再チャレンジ。

SFだっけ?
あ。
二・二六事件の時代にタイムトリップしちゃうから、
SFなのか。
そんなこと思いもしなかった

にしても。
主人公の孝史が全然好きになれず、
特に上巻、読むのが苦痛で苦痛で。
ツラかった…
なんでこんなヤツを主人公に、
って。
まぁ、これがフツーのヒトなんだろうな…
だから余計に嫌なのか。

後半、孝史の印象もちょっとはマシになってきて、
無事読了。
こんな話だったか…

昭和11年の日本の空気とか、
タイムトラベラーである平田の苦悩とか、
読ませるところもたくさんあるけれど。
タイムトリップの設定とか、
蒲生嘉隆と鞠恵の扱いとか、
色々雑…
ふきが助かる代わりに、嘉隆と鞠恵が焼け死ぬって…

1997年の日本SF大賞受賞作、
20年以上前の本なのか。

『蒲生邸事件』、再読してよかった。


[宮部みゆき]  [蒲生邸事件]  [みやべみゆき

Wed2019.09.04


プリンセス・トヨトミ 万城目学

プリンセス・トヨトミ 万城目学
文春文庫

2019.9.3

第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
終章
あとがきにかえてエッセイ  なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪


裏表紙より。

このことは誰も知らない――400年の長きにわたる歴史の封印を解いた
のは、東京から来た会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女
だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?大阪が全停止する!?
万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。
特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。



『とっぴんぱらりの風太郎』を読んでからの再読。
全然覚えていないかれど、読むと「あぁ」と思い出す。

そーそー!
この組長が土下座するシーン、好きだった。

いや、でも、大輔がセーラー服着て登校するなんて、
こんなインパクトのある設定、ぜーんぜん覚えてないって…orz

最初に読んだときは、「ふーん…」くらいの感想だったけれど。
(大して面白くなかった、というのは覚えている)
『とっぴんぱらりの風太郎』を読んでから読むと、
ちょっと楽しさup


[万城目学]  [プリンセス・トヨトミ]  [まきめまなぶ