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Thu2019.12.05


W県警の悲劇 葉真中顕

W県警の悲劇 葉真中顕
徳間書店

2019.12.3

洞の奥
交換日記
ガサ入れの朝
私の戦い
破戒
消えた少女


表紙の雰囲気が想像していたのと違うなぁ…
と思ったら。
中味も想像していたのと全然違った。
びっくり。

旧態依然とした女性蔑視的な世界のW県警で働く
女性警察官たちの戦い
というような紹介文を見た気がするのだけれど。
そういう感じじゃないかな…

「洞の奥」でびっくりして、
最後、「消えた少女」で、もっとびっくり。
熊倉清(せい)、怖すぎる。
いや、でも、浮気した恋人を殺しちゃうのは、
「消えた少女」で清が展開する理屈に合わないのでは。

「ガサ入れの朝」は前半で
「破戒」は初っ端から想像がついたけれど。
他はすぐさま二度読み
短編でよかった


[葉真中顕]  [W県警の悲劇]  [はまなかあき

Fri2019.11.29


平成くん、さようなら 古市憲寿

平成くん、さようなら 古市憲寿
文藝春秋

2019.11.29

平成くん、さようなら


再びの古市憲寿。

『百の夜は跳ねて』でおしまいにしようかと思ったけれど
『平成くん、さようなら』、せっかく順番が来たので読んでみる。

最初の1ページ目で、挫折しそうになる。
古市憲寿、一冊読んだし、もういいか。

ところが。
読み終わってみたら、こっちの方が好きかも。

相変わらず(いや、こっちが先なのか
固有名詞がちょいちょい邪魔くさいのと
最後の段落で、平成くんと新しい彼をどちらも「彼」と書いた
ねらいがわからなくて気になるけれど。

ちょっといい感じ。
意外でした。


[古市憲寿]  [平成くん、さようなら]  [ふるいちのりとし

Wed2019.11.06


百の夜は跳ねて 古市憲寿

百の夜は跳ねて 古市憲寿
新潮社

2019.11.5

3月1日 曇
3月3日 雨
3月5日 晴
3月10日 曇
3月12日 晴
3月15日 晴
3月20日 晴
3月23日 雨
3月27日 晴
4月19日 満月
7月19日 晴


初古市憲寿。

古市憲寿がどんな本を書いているのか気になって、
リクエスト。
『平成くん、さようなら』より先に順番が来た。

最初の1ページ目で、挫折しそうになる。
さっさと図書館に返しに行くべきでは。
でも、どうせ週末まで返しに行けないし…
がんばって読むうち、なんとかリズムに乗れて読了。

途中、値段やらブランド名が散りばめられていて、
もしかして、平成版なんとなくクリスタル、とか?
と不安になるが、そういうものでもないらしい。

汐留のタワマンに住むおしゃれ老婆とのやり取りは
楽しいファンタジーだし。
最後はふわふわとハッピーエンドだし。
それなりに楽しく読めた。

でも、なんか。
古市憲寿という人が書く本とは思えない。
そもそも古市憲寿をほとんど知らないのだから
勝手な想像と違ったというだけか

芥川賞候補?
2作連続?




[古市憲寿]  [百の夜は跳ねて]  [ふるいちのりとし

Wed2019.10.09


ロスト・ケア 葉真中顕

ロスト・ケア 葉真中顕
光文社文庫

2019.10.8

序章   2011年12月
第1章 天国と地獄   2006年11月
第2章 軋む音   2007年4月
第3章 ロスト   2007年6月
第4章 ロングパス   2007年7月
第5章 黄金律   2007年8月
終章   2011年12月
解説  近藤史恵


裏表紙より。

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降(くだ)された死刑判決。その報を知ったとき、
正義を信じる検察官・大友の耳の奧に響く痛ましい叫び――悔い改めろ!
介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪(ひず)み、善悪の意味
……。現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと
緻密な構成力で迫る!
全選考委員絶賛のもと放たれた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。



日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作
ミステリーなんだ。
そう思って読むと、「彼」っていう章立てがちと苦しい。
『ブルー』みたいに犯人バレてても成り立つのでは。
大友のキャラも、いまひとつわからない。

介護の問題、小説だからさらっと読める。
絶対通る道なのに…

戦前・戦中の『貰い子殺人』、知らなかった…


[葉真中顕]  [ロスト・ケア]  [はまなかあき

Thu2019.10.03


ブルー 葉真中顕

ブルー 葉真中顕
光文社

2019.10.2

プロローグ
 For Blue
 ファン・チ・リエン
 藤崎文吾
第Ⅰ部
 For Blue
 藤崎文吾
 北見美保
 藤崎文吾
 野々口加津子
 For Blue
 藤崎文吾
 井口夕子
 For Blue
 藤崎文吾
 ミサワ・マルコス
 For Blue
 藤崎文吾
 三代川修
 For Blue
 藤崎文吾
インタールード(幕間)
 樺島香織
 ファン・チ・リエン
第Ⅱ部
 奥貫綾乃
 五條義隆
 奥貫綾乃
 For Blue
 奥貫綾乃
 ファン・チ・リエン
 奥貫綾乃
 芥康介
 奥貫綾乃
 ファン・チ・リエン
 奥貫綾乃
 佐藤紗理奈
 奥貫綾乃
 ファン・チ・リエン
 奥貫綾乃
 ファン・チ・リエン
 For Blue
 奥貫綾乃
 ファン・チ・リエン
 For Blue
 奥貫綾乃
 ファン・チ・リエン
 奥貫綾乃
 For Blue
 奥貫綾乃
 ファン・チ・リエン
 奥貫綾乃
 For Blue
 奥貫綾乃
 For Blue
 奥貫綾乃
エピローグ
 For Blue


タイトルと表紙が気になって借りてみる。
初葉真中顕。

平成が始まった日に生まれて、
平成最後の日に死んでしまった
青(あお)という名の男のコの話。

固有名詞が人物以外、ちゃんと実在する名前で。
だからすごくその時代の空気がよみがえる感じ。

面白かった。

「For Blue」の部分の語り手は誰なのか、
ずっと気になったけれど。
渚ちゃんなのか…

ブルーの脳内イメージは、
なぜか『まほろ駅前…』の行天。


[葉真中顕]  [ブルー]  [はまなかあき