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Fri2018.10.12


そして夜は甦る 原尞

そして夜は甦る 原尞
ハヤカワ・ポケット・ミステリ

2018.10.11

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著者あとがき
原尞 著作リスト


裏表紙より。

西新宿の高層ビル街のはずれに事務所を構える私立探偵の澤崎の
もとへ海部と名乗る男が訪れた。男はルポ・ライターの佐伯が先週
ここへ来たかどうかを知りたがり、二十万円の入った封筒を澤崎に
預けて立ち去った。かくして澤崎は行方不明となった佐伯の調査に
乗り出し、事件はやがて過去の東京都知事狙撃事件の全貌へとつな
がっていく。伝説の直木賞作家・原尞の作家生活三十周年を記念して、
長篇デビュー作が遂にポケット・ミステリ版で登場。書き下ろしの
「著者あとがき」を付記し、装画を山野辺進が手がけた特別版


すごいなぁ…
ほとんど覚えてなかった…
原尞、好きなのに。
何回かずつ読んでるハズなのに。

ぼんやりとは覚えてるし。
『長いお別れ』かい、という印象も覚えてる。
(なぜか諏訪雅之は高橋一生。彼だけ脳内キャスト決定

でも、解決編のあたり、登場人物がこんがらがって、誰が誰やら
せっかくの真相がいまひとつ闇の中
もう一度拾い読みでおさらい

「沢崎」が「澤崎」になっていて、ちょっと違和感があったけれど。
作者がこれが正解というなら仕方ない。

いやでも、ポケミス、いいですねぇ
上行って下行って、左に行ってまた上、下。
このテンポが心地いい


[原尞]  [そして夜は甦る]  [はらりょう

Tue2018.10.09


暗幕のゲルニカ 原田マハ

暗幕のゲルニカ 原田マハ
新潮文庫

2018.10.7

序章 空爆  1937年 パリ/2001年 ニューヨーク
第1章 創造主  1937年 パリ/2003年 ニューヨーク
第2章 暗幕  1937年 パリ/2003年 ニューヨーク
第3章 涙  1937年 パリ/2003年 マドリッド
第4章 泣く女  1937年 ムージャン/2003年 マドリッド
第5章 何処へ  1937年 パリ/2003年 ビルバオ
第6章 出航  1939年 パリ/2003年 ニューヨーク
第7章 来訪者  1939年 パリ/2003年 ニューヨーク
第8章 亡命  1939年 ロワイヤン/2003年 マドリッド
第9章 陥落  1940年 パリ/2003年 スペイン国内某所
第10章 守護神  1942年 パリ/2003年 スペイン国内某所
第11章 解放  1944年 パリ/2003年 スペイン国内某所
最終章 再生  1945年 パリ/2003年 ニューヨーク
解説  池上彰

裏表紙より。

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、
「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレーター八神瑶子は
ピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造
した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家の
ドラ・マールが生きた過去と、瑶子が生きる現代との交錯の中で辿り着く
一つの真実。怒涛のアートサスペンス!



途中から、なんだかダン・ブラウンを読んでいるような気がしてきた。
ページターナーではあるけれど。
21世紀のパートは、どんどんヨーコの冒険活劇になっていき…
なんだか結構無茶な展開になって…
ん?
そんなオチ?
ピカソとドラ・マールの孫娘(たぶん)、あっさり殺しちゃっていいのかしら

ピカソとドラ・マールの話だけ読んでいたかった気もする…

怒涛のアートサスペンス
アートサスペンスって、なんですの?

途中まで面白かったのに、ちょっと残念。

ちなみに、ドラ・マールの次の愛人は、フランソワーズ・ジロー。
フランソワーズ・ジローがパロマ・ピカソのお母さん。
でした。


[原田マハ]  [暗幕のゲルニカ]  [はらだまは

Sun2018.09.09


鏨師 平岩弓枝

鏨師(たがねし) 平岩弓枝
文春文庫

2018.9.9

鏨師
神楽師
つんぼ
狂言師
狂言宗家
あとがき
解説  伊藤昌輝


裏表紙より。

無銘の古刀に名匠の偽銘を切って高価な刀剣にみせかける鏨師。
その並々ならぬ技術を見破る刀剣鑑定家。火花を散らす名人同士
の対決に恩愛のきずながからむ厳しい世界をしっとりと描いた
第41回直木賞受賞作「鏨師」のほか、「神楽師」「狂言師」
「狂言宗家」など、著者が得意とする芸の世界に材を得た初期
短編集。 解説・伊藤昌輝


新しそうな本だったけれど、「新装版」。
平岩弓枝の初期短編集!

「鏨師」で直木賞だったのか。
すごいな、ほぼ新人でこんな文章が書けるんだ。

でも…
もっとルビ振ってくれないと、読めない…
神楽とか長唄とか全然文化がわからない…

水垢離(みずごり)って、こんな字書くんだ…

読めなくてつまずくことがちょいちょいあったのが
とても残念だった。


[平岩弓枝]  [鏨師]  [ひらいわゆみえ

Wed2018.07.11


愚か者死すべし 原尞

愚か者死すべし 原尞
ハヤカワ文庫

2018.7.10

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2

36
後記
あとがきに代えて――世相を映す鏡
帰ってきた男


裏表紙より。

大晦日の朝、私立探偵・沢崎のもとを見知らぬ若い女、伊吹啓子が訪れた。
銀行強盗を自首した父の無実を証明してほしいという。彼女を父親が拘留
されている新宿署に送り届けた沢崎は、狙撃事件に遭遇してしまう。二発の
銃声が轟き、一発は護送されていた啓子の父親に、もう一発は彼を庇おうと
した刑事に命中した! 9年もの歳月をかけて完成した、新・沢崎シリーズ
第一弾。 巻末に書き下ろし掌篇「帰ってきた男」を収録。



そーか。
『愚か者死すべし』は直近か。
14年前だけど。

結構覚えてた。
いや。 しかし。 読むなら最初からか。


そして夜は甦る
私が殺した少女
天使たちの探偵
さらば長き眠り
愚か者死すべし


[原尞]  [愚か者死すべし]  [はらりょう

Tue2018.06.26


それまでの明日 原尞

それまでの明日 原尞
早川書房

2018.6.23

1
2

43
44


カバーより。

11月初旬のある日、渡辺探偵事務所の沢崎のもとを望月皓一と名乗る
紳士が訪れた。消費者金融で支店長を務める彼は、融資が内定している
赤坂の料亭の女将の身辺調査を依頼し、内々のことなのでけっして会社や
自宅へは連絡しないようにと言い残し去っていった。沢崎が調べると女将は
六月に癌で亡くなっていた。顔立ちのよく似た妹が跡を継いでいるというが、
調査の対象は女将なのか、それとも妹か? しかし、当の依頼人が忽然と
姿を消し、いつしか沢崎は金融絡みの事件の渦中に。切れのいい文章と
機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。
14年もの歳月を費やして遂に完成した、チャンドラーの『長いお別れ』に
比肩する渾身の一作。



14年ぶりの最新作
14年…
そんなに長いこと…

って、そもそもそんなに本出てないのに、
14年も本出さなくて、どうやって生活を…

『そして夜は甦る』
『私が殺した少女』
『さらば長き眠り』
『愚か者死すべし』

くり返し読んでも4冊しかない。

やっと出た5冊目

過去の4冊、くり返し読んだハズなのに、
過去のエピソードはウロ覚え…

そして、肝心の話のオチが、正直よくわからない。

でも沢崎好きだから楽しかった

5冊目が出た幸せ


[原尞]  [それまでの明日]  [はらりょう