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Fri2016.11.25


三の隣は五号室 長嶋有

三の隣は五号室 長嶋有
中央公論社

2016.11.23

第1話 変な間取り
第2話 シンク
第3話 雨と風邪
第4話 目覚めよと来客は言った
第5話 影
第6話 ザ・テレビジョン!
第7話 「1は0より寂しい数字」
第8話 いろんな嘘
第9話 メドレー
最終話 簡単に懐かしい


第一藤岡荘の五号室のお話。

66-70年 藤岡一平
70-82年 二瓶(にへい)敏雄・文子(ふみこ) ・環太
82-83年 三輪(みわ)密人(みつと)
83-84年 四元(よつもと)志郎
84-85年 五十嵐五郎
85-88年 六原(むつはら)睦郎(むつろう)
88-91年 七瀬奈々
91-95年 八屋(やつや)リエ
95-99年 九重(ここのえ)久美子
99-03年 十畑(とはた)保
04-08年 霜月(しもつき)未苗(みなえ) /桃子
09-12年 アリー・ダヴァーズダ
12-16年 諸木(もろき)十三(じゅうぞう)


誰かの人生を追うのではなく、とあるアパートの一部屋の
ちょっとしたモノを主軸に、歴代の住人の様子が垣間見える
不思議な物語。

時代も昭和から平成まで、行きつ戻りつ、
とりとめがないような…

あまりに淡々としすぎていて、
もしかして、退屈?
いやでも、長嶋有だし…

途中、二瓶文子さんが、息子の環太に、
「おかあさんは『コンドルのジョー』が好き」
という場面に、
私も
と(物語とは関係なく)テンションが上がったり。
愛ラブSMAP!
夢がMORI MORI
眠れる森
空から降る一億の星
と、出てくるTV番組に反応したり…

でも、
やっぱり退屈?

と。 最終話で、諸木十三が取り壊し予定ですべて空室の
第一藤岡荘で、わざわざ五号室に越してきた理由が、
三輪密人が殺される理由となったモノを探すため
というまさかの急展開で、わくわくしていたら、
結局、なにごともなくゆるゆると終了…

いやー…
なんだろー…


[長嶋有]  [三の隣は五号室]  [ながしまゆう

Fri2016.07.01


長いお別れ 中島京子

長いお別れ 中島京子
文藝春秋

2016.6.28

全地球測位システム
私の心はサンフランシスコに
おうちへ帰ろう
フレンズ
つながらないものたち
入れ歯をめぐる冒険
うつぶせ
QOL


深刻な話なんだけれど、笑ってしまう。
さすが、『FUTON』の中島京子。

認知症を“Long Goodbye”というんだった。
すっかり記憶から抜け落ちてました…


まだ蟋蟀を漢字で書けた昇平と孫の崇の会話。

「このごろね、いろんなことが遠いんだよ」
「遠いって?」
「いろんなことがね。あんたたちやなんかもさ」


10年は長いなー…


[中島京子]  [長いお別れ]  [なかじまきょうこ

Sat2015.12.05


死亡フラグが立つ前に 七尾与史

死亡フラグが立つ前に 七尾与史
宝島社文庫

2015.12.1

死亡フラグが立ちましたのずっと前
死亡フラグが立つ前に
キルキルカンパニー
ドS編集長のただならぬ婚活


裏表紙より。

「死亡フラグ」シリーズでおなじみ、人気コンビの誕生秘話! 人類滅亡の陰謀に
巻き込まれてしまう陣内&本宮を描いた「死亡フラグが立ちましたのずっと前」、
ターゲットを殺すまでどこまでも追いかける“狩猟者”との死闘を描く「死亡フラグが
立つ前に」、殺し屋の派遣会社の物語「キルキルカンパニー」、オカルト雑誌の
女性編集長が巻き込まれる騒動「ドS編集長のただならぬ婚活」の四作品を収録。


うーん…
3冊読んだら、ちょっと耐性がついたかも
正確に言うなら、3編読んで、伊坂幸太郎にいって、「ドS編集長…」を
読んだのだけれど。
なんだろー…
『殺戮ガール』が読みたくなってきてしまった…


[七尾与史]  [死亡フラグが立つ前に]  [ななおよし

Fri2015.11.20


死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡!? 殺人事件 七尾与史

死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡!? 殺人事件 七尾与史
宝島社文庫

2015.11.17


裏表紙より。

廃刊寸前のオカルト雑誌「アーバン・レジェンド」の編集長・岩波美里は
頭を悩ませていた。謎の殺し屋を追った「死神」特集が大コケした責任を
問われた彼女は、新しい題材を探すようライターの陣内に命じる。
ネットで話題になっている呪いの映像の真相を追い始めた陣内は、
恐ろしい人類滅亡計画に辿りつき……。「死神」に狙われながらも
計画を防ごうと奮闘する陣内と天才投資家の本宮の運命は!?


すごく面白い本を1冊書くことは、もしかしたら多くの人ができるのかも。
それを2冊、3冊…何十冊と書くことができる人が作家なのかも。
柳の下にどじょうは2匹いなかった…
それでもがんばって最後まで読んだけど…
なんだかなー
ちょっとは登場人物に愛着のようなものを感じはしたけれど…

カレーde人類滅亡!? 殺人事件

はやしますみ的な事件でもおきるのかと思いきや、
カレー、殺人に関係ない…
サブタイトルもダメだ…

壁登るの、数階下の窓から始めればよいのでは?
結局素手で登ってるし…
本宮さん、超人過ぎて、全然スリルない。
もったいない。

オカルト部分は、ちょっと平山夢明の『けだもの』みたいな感じも。


お疲れさまでした


[七尾与史]  [死亡フラグが立ちました!]  [カレーde人類滅亡!?]  [殺人事件]  [ななおよし

Tue2015.11.10


死亡フラグが立ちました! 七尾与史

死亡フラグが立ちました! 七尾与史
宝島社文庫

2015.11.9

死亡フラグが立ちました!
解説  大森望


裏表紙より。

“「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の
事故によって殺される”。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、
実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、
陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、
死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、
独自に死神を追い始めていた……。


凶器は…バナナの皮!? 殺人事件

貸してもらった早々に、カバーをかけてしまったので、
表紙のこれに気付かなかった…
気付いてたら、こんなに面白く読めなかったかも

『死亡フラグが立ちました!』、面白かった
バカバカしいし、強引だけど、そして最後はバタバタだけど、
一気に引き込まれた。
早く先が読みたくて、ラストの雑さもあまり気にならなかった…

いや、気になる穴だらけだけど

死神の手口、井坂幸太郎っぽいし。
楽しかった
松重さんが死んじゃったのは、残念だー…
もちろん、頭の中では松重豊。
死神は…喪黒福造…


[七尾与史]  [死亡フラグが立ちました!]  [ななおよし