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Sat2017.12.30


AX アックス 伊坂幸太郎

AX アックス 伊坂幸太郎
角川書店

2017.12.26

AX
BEE
Crayon
EXIT
FINE


『AX』にそなえて殺し屋シリーズ読み返したつもりが。
読み返してからずいぶんたったなぁ…
という頃に、『AX』。

「BEE」を読んで…
あれ?
これ知ってる。
『AX』って、新作短編集じゃなかったの?

初出を見ると…

AX  「小説 野生時代」 2012年1月号
BEE  『ほっこりミステリー』 宝島社文庫 2014年3月刊
Crayon  「小説 野生時代」 2014年2月号
EXIT  書き下ろし
FINE  書き下ろし

「AX」と「Crayon」は、アンソロジーとかにも入ってなかったのか。
「BEE」は、2013年5月に『しあわせなミステリー(宝島社)』で読んでるよ。
その後文庫化されたのね。

ま。 でも。
兜の物語として1冊の本にまとまったんだ。
楽しいからいっか。

と、油断してたら、「EXIT」でいきなり

そしてその結果、兜は八階建てのオフィスビルの屋上から落下し、死亡する。

忘れてた。
伊坂幸太郎の作品では、あっさりと人が死んじゃうこと。
たとえそれが主人公でもね。
びっくりしたー

兜が死んじゃったら、「FINE」はなに?
と思ったら。
ちゃんと回収されました。

やっぱり殺し屋は非道な仕事なんだよなぁ…
恐妻家の殺し屋とか、トーマス好きの殺し屋とか、
読んでると、ついほっこりしちゃうけど。
殺し屋は殺し屋なんだな…


[伊坂幸太郎]  [AX]  [アックス]  [いさかこうたろう

Wed2017.10.25


ホワイトラビット 伊坂幸太郎

ホワイトラビット 伊坂幸太郎
新潮社

a night

2017.10.24

ホワイトラビット
あとがき


新潮社HPより。

楽しさを追求したら、こういう小説になりました。
最新書き下ろし長編は、予測不能の籠城ミステリーです!

仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、
逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、
妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ
方向に転がっていく――。「白兎(しろうさぎ)事件」の全貌を知る
ことができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで
没頭度MAX! あの泥棒も登場します。



ほぉ…

途中まで、正直、『レ・ミゼラブル』的?な作者の割り込みが
少々鼻についてきた頃、
え?
え?
えーっ
そういう話

面白かったー

黒澤、出ずっぱり


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Sat2017.09.30


首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎

首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎
新潮文庫

2017.9.28

首折り男の周辺
濡れ衣の話
僕の舟
人間らしく
月曜日から逃げろ
相談役の話
合コンの話
解説  福永信


裏表紙より。

被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。
テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う
老夫婦。いじめに遭う中学生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した
合コンの席では首折り殺人が話題に上る。一方で泥棒・黒澤は恋路
の調査に盗みの依頼と大忙し。二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、
やがて驚きへと至る! 伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。



単行本を読んだのは、2014年3月…

そーか。
殺し屋シリーズ、ってワケではなかったか

首折り男こと大藪は、何に出てきたんだっけ?
『マリアビートル』で首を折るのは、天道虫こと七尾くんだから
関係ないのか。
体格も違いそうだし。

『グラスホッパー』のくじらは、大男だけど、自殺させちゃう屋だしな。

そんなに出てこないのに、大藪好きだなぁ…
死んじゃってほんとに残念

「濡れ衣の話」の首折り男は、やっぱり大藪か。
キャッチボールのエピソードもあるしね。

「合コンの話」、お店の中で木嶋法子がぶつかった相手は
たぶん大藪だけれど。
ラストのピアノのシーンで出てくる
年齢不詳の黒いジャケットの男は黒澤さんか。

「相談役の話」のやんべさんが実在の人物か、
ググったことすら忘れてる。
山家清兵衛(やんべ)こと山家公頼(きんより)、
実在の人物。

読み返すのもまた楽し

でも、
伊坂幸太郎の神髄、ここにあり
ってのは、どーよ


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Wed2017.08.30


グラスホッパー 伊坂幸太郎

グラスホッパー 伊坂幸太郎
角川文庫

2017.8.27

グラスホッパー
解説 杉江松恋


裏表紙より。

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が
車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる
殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を
追い始める。それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、
三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!


伊坂幸太郎の中で唯一キライな作品
と言い切っていたのに。
『マリアビートル』の後に読んだら、
まぁ結構大丈夫になって。

今回また『マリアビートル』を読んだ後に読んだら、
なんとなく、『マリアビートル』の方がより非道なんじゃないかと
言う気がしてきた…

と、いうか。
どっちもあっさり人が死にすぎる…


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Tue2017.08.29


マリアビートル 伊坂幸太郎

マリアビートル 伊坂幸太郎
角川文庫

2017.8.24

マリアビートル
ついていないから笑う
解説 佐々木敦


裏表紙より。

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。
優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。
闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と
「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。
疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する
――。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、
あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽
小説の到達点!



『AX アックス』が来る前に、『グラスホッパー』と『マリアビートル』を
読み返しておくかなと。

やっぱり、蜜柑と檸檬があっさり殺されちゃうのが切ない。

しかし…
トーマスの世界に馴染みがなかったら、
ほのぼの感ないだろーなぁ…

『グラスホッパー』とは逆に、
読み返すほどに、酷薄さばかりが目につくようになってきた…


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