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Mon2018.12.10


私はあなたの記憶のなかに 角田光代

私はあなたの記憶のなかに 角田光代
小学館

2018.12.6

父とガムと彼女
猫男
神様のタクシー
水曜日の恋人
空のクロール
おかえりなさい
地上発、宇宙経由
私はあなたの記憶のなかに


角田光代ってこんなお話書く人だっけ?

面白い♪とサクサク読み進めていたら、
「空のクロール」がいじめのお話。
油断してた…

でも、「空のクロール」のいや~な後味が、
「私はあなたの記憶のなかに」を読み終わる頃には
払拭されてる

読み直すなら、最初の一編と最後の3つかな。


[角田光代]  [私はあなたの記憶のなかに]  [かくたみつよ

Sun2018.11.18


さざなみのよる 木皿泉

さざなみのよる 木皿泉
河出書房新社

2018.11.17

第1話
第2話

第14話


えー…
のっけから、がんで死んじゃう話…

涙腺弱いので、電車の中でところどころ泣きそうに。
でも、深刻なトーンではなく。
さらさらと読めて
ふんわりした余韻で終わる。

ナスミと日出男のトシがいまひとつわからないんだけれど。

ナスミが死んじゃうのが43歳。
日出男が同い年くらいだとして、
ナスミが死んだことを半年以上経って愛子が知って。
その4年後に日出男とばったり再会して。
でそれから再婚して光が生まれて…
日出男50前後、愛子30前後?

ま。 いっか。

しかしナスミ、いまひとつとらえどころがないなぁ。
キレイなコって出てくるし。


えぇーっ
これって、『富士ファミリー』
キョンキョンのドラマかぁ…

キョンキョンがナスミ?
片桐はいりの妙なばあさんが笑子?

いやいやいや…

全然わからなかった。

そっか。
木皿泉、脚本家だもんね。

そーいえば、2018年は『富士ファミリー』やらなかったのかな。


[木皿泉]  [さざなみのよる]  [きざらいずみ

Thu2018.09.06


怪談 小池真理子

怪談 小池真理子
集英社文庫

2018.9.5

岬へ
座敷
幸福の家
同居人
カーディガン
ぬばたまの
還る
あとがきにかえて
解説  東雅夫


裏表紙より。

大切な人の突然の死。魂だけでもいつも傍にいて欲しいと願う気持ちが、
見えない何かを引き寄せるのかもしれない。20年前、男友達が自死した。
彼の想いを素直に受け入れられなかった若い自分。そして今、恋愛に
失敗し、仕事にも行き詰まった私は、様々な思いを抱え彼が最後に泊まった
岬のペンションを訪れる――。(「岬へ」)生と死のあわいに漂う不確かな
存在を、妖しく描き出す幻想怪奇小説集。



小池真理子、ちゃんと読んだことあったかなぁ…
こんな文章を書く人なんだ。

「怪談」というタイトルだけれど、怖くはない。
オチもあるようなないような。
でもこのゆるさが心地良い。

油断していると、誰の話を読んでいたのか
わからなくなったりもするけれど…


[小池真理子]  [怪談]  [こいけまりこ

Fri2018.08.31


月と雷 角田光代

月と雷 角田光代
中公文庫

2018.8.30


月と雷
解説――物語を破壊する女たち  小池昌代


裏表紙より。

幼いころ、泰子の家でいっとき暮らしをともにした見知らぬ女と男の子。
まっとうとは言い難いあの母子との日々を忘れたことはない泰子だが、
ふたたび現れた二人を前に、今の「しあわせ」が否応もなく揺さぶられ
て――水面に広がる波紋にも似た、偶然がもたらす人生の変転を、
著者ならではの筆致で丹念に描く力作長編小説。 <解説>小池昌代



角田光代だなぁ…

智(さとる)と泰子はそれなりに幸せなんだろうけれど。
明日花ちゃんが幸せになれることを切に願う


[角田光代]  [月と雷]  [かくたみつよ

Sat2018.08.25


笹の舟で海をわたる 角田光代

笹の舟で海をわたる 角田光代
新潮文庫

2018.8.24

1
2
3

43
解説  悪も正義も、人生にはかかわりがない  千野帽子


裏表紙より。

朝鮮特需に国内が沸く日々、坂井左織は矢島風美子に出会った。陰湿ないじめに
苦しむ自分を、疎開先で守ってくれたと話す彼女を、しかし左織はまるで思い出せ
ない。その後、左織は大学教師の春日温彦に嫁ぐが、あとを追うように、風美子は
温彦の弟潤司と結婚し、人気料理研究家として、一躍高度成長期の寵児となって
いく……。平凡を望んだある主婦の半生に、壮大な戦後日本を映す感動の長篇。



本の帯より。

悪意は
過去に
置いてきた、
はずだった。

「本の雑誌」 2014年 第1位



んー…
そもそも佐織に「悪意は過去に置いてきた」なんて自覚はなかったのでは。

結局、風美子が誰なのか、風美子の過去もよくわからず、
読後に爽快感・達成感はない。

けれど。
人生ってそういうものかも。

そしてやっぱり『春にして君を離れ(アガサ・クリスティー)』が浮かぶ。

でも。
『春にして君を離れ』よりはハッピーエンドなのかな。

物語にはさまれる昭和から平成のエピソードが、
わざとらしいくらいくっきりしていて。
そこが、
壮大な戦後日本を映す
ってところかとは思うけれど。
感動の長篇
かなー
長かったけれど。

「感動の長篇」、
ではないけれど、
面白かった。


[角田光代]  [笹の舟で海をわたる]  [かくたみつよ