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Sat2017.08.05


デンジャラス 桐野夏生

デンジャラス 桐野夏生
中央公論社

2017.8.4

第1章 つまいもうと
第2章 娘花嫁
第3章 狂ひけん人の心


意外とおもんないなぁ…
と思って読んでいた。

桐野夏生なのに、そんなにコワくない。

で。
最後の最後、重子と谷崎のシーンが
ちょっと面白かった。

谷崎に思い入れがないからかなぁ…

谷崎読み返したら、また変わるかな。


[桐野夏生]  [デンジャラス]  [きりのなつお

Thu2017.08.03


天下一の軽口男 木下昌輝

天下一の軽口男 木下昌輝
幻冬舎

2017.8.2

序章 天下一のお伽衆
第1章 難波村に彦八あり
第2章 彦八、江戸へ
第3章 彦八、大阪へ
第4章 彦八、名古屋へ


天下一のお伽衆、安楽庵策伝とその弟子の話
… かと思いきや。
難波の彦八が主人公。

米沢彦八、「上方落語の祖」って、こちらも実在の人物。

面白かったー

米沢彦八の名前をお前にやるのは、やんぴや

儂、とんでもない男の弟子になってもうた。こんなことやったら、
豆腐に頭突っ込んだ時、死んどったらよかった


ここまで笑わせておいて、
まさか最後に泣かされるとは。
涙腺ゆるすぎ

石川流宣(とものぶ)も、実在の絵師なんだ。

木下昌輝、面白い


[木下昌輝]  [天下一の軽口男]  [きのしたまさき

Fri2017.07.14


戦国24時 さいごの刻 木下昌輝

戦国24時 さいごの刻 木下昌輝
光文社

2017.7.13

お拾い様
子よ、剽悍(ひょうかん)なれ
桶狭間の幽霊
山本勘助の正体
公方様の一ノ太刀
さいごの一日


面白い!

「お拾い様」の淀殿の恐ろしさ!
秀頼が哀しすぎる…
そして、「そうだったのか!」と思わせるウマさ!

伊達輝宗の政宗への愛の深さ。

今川義元だって魅力的。
(ちょっとお話がバタバタだけど)

武田信玄の弟の武田転厩信繁のカッコよさ

足利義輝の最期も美しい。

そして、最後に家康の一生をコンパクトにまとめて。

面白かったー。

なんでこれがそんなに話題にならないのだろー。
(なったけれど私が知らないだけ?)

木下昌輝、もっと売れてていいのに。
(私が知らないだけ?)

あまりそそられなかったのは、タイトル?
なんだか『戦国自衛隊』っぽいかと。
『戦国24時』で、戦国武将?の死に至るまでの24時間、
だとは思わないよなー…

戦国時代は主に『真田太平記』で覚えた知識しかない身としては、
もうちょっと時代背景を書いておいてくれると、
日本史の知識が強化されて嬉しいな…


人魚ノ肉
天下一の軽口男
敵の名は、宮本武蔵


[木下昌輝]  [戦国24時]  [さいごの刻]  [さいごのとき]  [きのしたまさき

Fri2017.06.23


宇喜多の捨て嫁 木下昌輝

宇喜多の捨て嫁 木下昌輝
文藝春秋

2017.6.22

宇喜多の捨て嫁
無想の抜刀術
貝あわせ
ぐひんの鼻
松之丞の一太刀
五逆の鼓


2012年、オール讀物新人賞受賞

新人賞
かなりの手練れ
あ、新人賞は短編としての「宇喜多の捨て嫁」?

タイトルと表紙の絵の不気味さ(でも美しい)で
読まなかったのがもったいない。

面白かったー

時系列がちょっとわかりにくかったのだけれど。
「宇喜多の捨て嫁」から一旦過去に遡って
「五逆の鼓」と「宇喜多の捨て嫁」のラストが
重なるのか。

そんなに厚い本ではないのに、結構ずっしり。

で。
真田太平記に出てくるのは… 宇喜多秀家?
でも、病で頭巾被ってたような…
『真田太平記』、読み返すかな


[木下昌輝]  [宇喜多の捨て嫁]  [きのしたまさき

Fri2017.03.24


猿の見る夢 桐野夏生

猿の見る夢 桐野夏生
講談社

2017.3.23

第1章 二兎追う者
第2章 狸の皮算用
第3章 蛙の行列
第4章 猫に鰹節
第5章 犬の遠吠え
第6章 猿の水練
第7章 逃がした魚


蛙の行列(かえるのぎょうれつ)
《蛙があと足で立つと、後ろ向きになって前が見えないところから》
向こう見ずなこと。また、そのような人々の集まり。
<デジタル大辞泉>

猿の水練魚の木登り(さるのすいれんうおのきのぼり)


どの本も、あと1章とか、あと1/4とか、
みんな中途半端になっている中、
さくっと2日で読み終わった。

けれど。

これは…

なんでこんな底の浅い男の話に付き合わなくちゃいけないんだろー
と、うんざりしてくる。

面白くないかと言われれば、面白い気もするのだけれど、
あまりに“フツー”すぎるというか…
これ、本で読まなくてもよくない?
という程度のお話。

なんだかすべてが中途半端な感じ

桐野夏生なのになぁ…


見ざる・聞かざる・言わざる・せざる
四猿


[桐野夏生]  [猿の見る夢]  [きりのなつお