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Sat2019.09.14


壬生義士伝 浅田次郎

壬生義士伝 浅田次郎
文春文庫

2019.9.13

壬生義士伝
解説「そして、入相(いりあい)の鐘は鳴る」  久世光彦


上巻・裏表紙より。

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり
着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた新選組に
入隊した吉村貫一郎であった。“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りの
ため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。元新選組隊士や
教え子が語る非業の隊士の生涯。浅田文学の金字塔。


下巻・裏表紙より。

五稜郭に霧がたちこめる晩、若侍は参陣した。あってはならない“まさか”が
起こった――義士・吉村の一生と、命に替えても守りたかった子供たちの物語が、
関係者の“語り”で紡ぎだされる。吉村の真摯な一生に関わった人々の人生が
見事に結実する壮大なクライマックス。第13回柴田錬三郎賞受賞の傑作長篇
小説。        解説・久世光彦



宝塚雪組公演『壬生義士伝』を観てからの、浅田次郎『壬生義士伝』。

望海風斗(のぞみふうと)の吉村貫一郎を見ているときから
なぜか、安田顕が浮かんで仕方なかったのだけれど。
本を読んでいる最中、すっかり安田顕。
なんでだろー…
安田顕のサムライなんて見たことないと思うのに。
他のヒトは誰もそんなにはっきりしたイメージにはならないのに。
吉村貫一郎だけくっきり安田顕

それにしても。

泣く。

宝塚の舞台は、
「あーきっと長い話をキュッとまとめているんだろうなぁ」
と感心し。
でも駆け足すぎて吉村貫一郎が全然わからなかったけれど。
それでも涙することしばし。

浅田次郎はあざといくらいに泣かせる。

吉村貫一郎が死ぬときに、通勤電車の中にもかかわらず涙、涙で。
でも、貫一郎死んじゃったのに、まだ結構ページ残ってるなぁ
と思ったら。
翌日、嘉一郎が死んじゃうところで、涙、涙、涙。
通勤電車なのに。
これでもう終わりかと思ったところで、
次男の貫一郎のいとけなさにちょっと涙して。
あーやっと終わりだ、この漢文はなんだろー、読まなきゃダメかなー
と読み始めた大野次郎衛の手紙に涙。
まったくもー…

浅田次郎、うまいよなぁ…


[浅田次郎]  [壬生義士伝]  [あさだじろう

Sun2019.09.08


ジャイロスコープ 伊坂幸太郎

ジャイロスコープ 伊坂幸太郎
新潮文庫

a present
isaka kotaro

2019.9.7

浜田青年ホントスカ
ギア
二月下旬から三月上旬
if
一人では無理がある
彗星さんたち
後ろの声がうるさい
十五年を振り返って  伊坂幸太郎インタビュー


裏表紙より。

助言あり〼(ます)。 スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で
働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる
「浜田青年ホントスカ」。 バスジャック事件の“もし、あの時……”を描く「if」。
謎の生物が暴れる野心作「ギア」。 洒脱な会話、軽快な文体、そして独特の
ユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。 書下ろし短編「後ろの声がうるさい」
収録。



前に読んだのが、2015.8.11。
そんなに前だっけ?

感想は、ほぼ同じ

「浜田青年ホントスカ」は、変わらずまあまあ覚えていて。

「ギア」も覚えていたけれど、セミンゴ、やっぱり苦痛。

「二月下旬から三月上旬」、再読してもよくわからなかった。

「if」、そんな話だっけ?

「一人では無理がある」、読んでいるうちに思い出した!

「彗星さんたち」、眠かったので、ちょっとクドイ感じ。

「後ろの声がうるさい」、タイトルから連想する話と全然違う。
やはり眠かったので、ちょっとスルー気味。
「彗星さんたち」が終わってないのかと思ったりもして。


[伊坂幸太郎]  [ジャイロスコープ]  [いさかこうたろう

Mon2019.09.02


クジラアタマの王様 伊坂幸太郎

クジラアタマの王様 伊坂幸太郎
NHK出版

2019.8.26

第1章 マシュマロとハリネズミ
第2章 政治家と雷
第3章 炎とサイコロ
第4章 マイクロチップと鳥


あぁ伊坂幸太郎だぁ

小沢ヒジリが
人気ダンスグループのメンバーで
ベビーフェイスで
しかも高学歴
って
がんちゃんではないですか

そんなこんなで楽しく読了。
今回は人も死ななかったし。


[伊坂幸太郎]  [クジラアタマの王様]  [いさかこうたろう

Wed2019.08.07


ノーサイド・ゲーム 池井戸潤

ノーサイド・ゲーム 池井戸潤
ダイヤモンド社

2019.8.6

第1部 ファースト・ハーフ
 プロローグ
 第1章 ゼネラルマネージャー
 第2章 赤字予算への構造的疑問
 第3章 監督人事にかかる一考察
 第4章 新生アストロズ始動
 第5章 ファーストシーズン
第2部 ハーフタイム
第3部 セカンド・ハーフ
 第1章 ストーブリーグ
 第2章 楕円球を巡る軌跡
 第3章 六月のリリースレター
 第4章 セカンドシーズン
 第5章 ラストゲーム
 ノーサイド


大泉洋のドラマは見ていないけれど。
本は気になったので借りてみる。

最近池井戸潤の本は、読みだすまでがなかなか…
億劫で…
でも、読み始めると一気読みしたくなるのは、
さすがの職人芸。

あっという間に1年経って、しかもしっかり結果が出ていてびっくり。

こんなにカンタンにいくワケないじゃないか
と思うけれど。
ラグビー観たくなる

第1部の終盤、SHの里村に、
どうもオレは、ああいう夢見るタイプのオッサン
ってのは信用できないんだよな

と言わせているのは、実は意味があったのか。

まぁでも。
めでたしめでたし
で。
そんなに深く考えなくてもいいか


[池井戸潤]  [ノーサイド・ゲーム]  [いけいどじゅん

Sun2019.08.04


草々不一 朝井まかて

草々不一 朝井まかて
講談社

2019.8.4

紛者(まがいもの)
青雲
蓬莱
一汁五菜
妻の一分
落猿(らくえん)
春天
草々不一


勝手に連作短編なのかと思って読み進めたら

違うのか

えぇーっ
ということは。
「紛者」は、あれでお終い?
ちょっと肩透かし。

でも。
色々楽しめて良かった

「一汁五菜」、料理人が復讐のために毒を盛るのではなく、
塩味を徐々に徐々にキツくしていくってすごいなー。
塩分取り過ぎは心筋梗塞・脳卒中のモトなのね。


[朝井まかて]  [草々不一]  [あさいまかて