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Fri2016.07.01


長いお別れ 中島京子

長いお別れ 中島京子
文藝春秋

2016.6.28

全地球測位システム
私の心はサンフランシスコに
おうちへ帰ろう
フレンズ
つながらないものたち
入れ歯をめぐる冒険
うつぶせ
QOL


深刻な話なんだけれど、笑ってしまう。
さすが、『FUTON』の中島京子。

認知症を“Long Goodbye”というんだった。
すっかり記憶から抜け落ちてました…


まだ蟋蟀を漢字で書けた昇平と孫の崇の会話。

「このごろね、いろんなことが遠いんだよ」
「遠いって?」
「いろんなことがね。あんたたちやなんかもさ」


10年は長いなー…


[中島京子]  [長いお別れ]  [なかじまきょうこ

Fri2015.03.13


かたづの! 中島京子

かたづの! 中島京子
集英社

2015.2.22

一巻
二巻


東北実在した女大名の生涯を、片角となった
一本角の羚羊(かもしか)が語る。

鹿の角といえば、『鹿男あをによし』。
勝手に万城目学の世界が脳内に…

ラストでパタパタと史実をまとめるところは退屈
ちょっと残念。


[中島京子]  [かたづの!]  [なかじまきょうこ

Tue2014.01.21


妻が椎茸だったころ 中島京子

妻が椎茸だったころ 中島京子
講談社

2014.1.20

リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い
ラフレシアナ
妻が椎茸だったころ
蔵篠猿宿パラサイト
ハクビシンを飼う


『妻が椎茸だったころ』というタイトルにも関わらず、
妻をう失った夫の世界と、夫を失った妻の世界が…
という話だと勘違いしていた。
妻と夫の話は、『君のいた日々』(藤野千夜)らしい

中島京子、『FUTON』の勢いとも、『小さいおうち』の
静かさとも違う、不思議な短編集。

「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」は、
そんなオチかなーと思った通り…
いや、ほんとに食べちゃってたのは予想外。
キングっぽい世界に行くのかと思ったら、
「ラフレシアナ」と「蔵篠猿宿パラサイト」あたりは
小川洋子っぽいかなー。
「妻が椎茸だったころ」も不思議な世界。
「蔵篠猿宿パラサイト」くらいで、ちょっとおなかいっぱい感が
あるけれど、「ハクビシンを飼う」まで読んでよかった

この本、「第6回日本タイトルだけ大賞」の大賞を取ったそうで
日本タイトルだけ大賞? 面白そう
と、ちょっとぐぐってみたら、2009年からある由。
過去の作品は、ふーん… でした。


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