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Wed2018.12.05


あんじゅう 三島屋変調百物語事続 宮部みゆき

あんじゅう 三島屋変調百物語事続 宮部みゆき
角川文庫

2018.12.4


第1話 逃げ水
第2話 藪から千本
第3話 暗獣(あんじゅう)
第4話 吼える仏
変調百物語事続
解説  千街晶之


裏表紙より。
一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。ある事件を
境に心を閉ざしていたおちかだったが、訪れる人々の不思議な話を聞くうちに、徐々に
その心は溶け始めていた。ある日おちかは、深考塾の若先生・青野利一郎から「紫陽花
屋敷」の話を聞く。それは、暗獣<くろすけ>にまつわる切ない物語であった。人を恋い
ながら人のそばでは生きられない<くろすけ>とは――。三島屋シリーズ第2弾!


何度読んでも「暗獣」は泣く。

大丈夫、大丈夫、元気になりました。ほら、歌えます。

 ――なあ、くろすけよ。
 寂しいか。私も寂しい。
 おまえはまた独りになってしまう。この広い屋敷に、独りで住まうことになる。
 だが、くろすけ。同じ孤独でも、それは、私と初音がおまえと出会う前とは違う。
 私はおまえを忘れない。初音もお前を忘れない。
 遠く離れ、別々に暮らそうと、いつもおまえのことを思っている。月が昇れば、
ああこの月を。くろすけも眺めているだろうなと思う。くろすけは歌っているかなと
思う。花が咲けば、くろすけは花の中で遊んでいるだろうかと思う。雨が降れば、
くろすけは屋敷のどこかでこの雨脚を眺めているだろうかと思う。
 なあ、くろすけよ。おまえは再び孤独になる。だが、もう独りぼっちではない。
私と初音は、おまえがここにいることを知っているのだから。


お旱さんもかわいいなぁ。


文庫本の表紙、南伸坊じゃないんだ。
小泉英里砂…
『おそろし』もそうなんだ
くろすけかわいいからいっか

にしても…
青野利一郎の方が納得がいくんだけど。
青野利一郎が去って、なにがどうして
瓢箪古堂の勘一に…



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Wed2018.11.21


おそろし 三島屋変調百物語事始 宮部みゆき

おそろし 三島屋変調百物語事始 宮部みゆき
角川文庫

2018.11.20

第1話 曼珠沙華
第2話 凶宅
第3話 邪恋
第4話 魔鏡
第5話 家鳴り(いえなり)
解説  縄田一男


裏表紙より。

17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、
叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごして
いる。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せる
と告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、
いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める。三島屋百物語、
ここに開幕!



さすがに。
何度も読んでいるので、読み始めたら思い出した。

しかし。
おちか17歳。
結婚するのは19歳?

たった2年…
という気もする


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Thu2018.11.15


あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 宮部みゆき

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 宮部みゆき
角川書店

2018.11.14


第一話 開けずの間
第二話 だんまり姫
第三話 面の家
第四話 あやかし草紙
第五話 金目の猫


うっかり「序」を見落としてた

そして、「完結編」かと思っていたら、
「第1期完結篇」

続くのか。
そーだよね。
続くよね。
よかった

でも。
まさかのおちかの結婚に、
なんだか毒気を抜かれたというか
なんというか…
続きが待ち遠しい感がなくなってしまった…

とりあえずシリーズ読み返そう。
そしてまた「あんじゅう」で泣くんだな…

「あんじゅう」が一番好きなのは、
南伸坊のイラストの力もあったよなぁ…
挿絵大事。

そーいえば、富次郎の描いた絵、見たいなぁ…


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Sat2017.12.16


この世の春 上・下 宮部みゆき

この世の春 上・下 宮部みゆき
新潮社

2017.12.11

第1章 押込(おしこめ)
第2章 囚人(めしゅうど)
第3章 亡霊
第4章 呪縛
第5章 暗雲
第6章 因果

第7章 闇と光
第8章 解明
第9章 愛憎
終章 この世の春


宮部みゆき、面白い
けど…
はて…
宮部みゆきにしては、軽い… ような…

まず登場人物がやたら美男美女。
(やたらじゃないかもしれないが、そんな印象)
押し込めにあった若殿は目の覚めるような美丈夫だし。
出戻りの多紀も天女のような美しさ。
お鈴も半身にやけどの跡があるけれど、健気な美少女。
若殿の奥方も、美しく愛らしい

宮部みゆきってこんなんだっけ?

しかも、善人ばっかり。
悪人の父娘だけが究極の悪人。
お父さん、呪術で操られていたから悪人じゃなかった、
めでたしめでたし…

御霊操(みたまくり)は、結局さらっと流すのに、
子どもを生贄にしてかける呪いの効き目は強力なんだ。

今望侯(こんぼうこう)と称えられた先代藩主の
巧妙に隠された心の闇…
じゃなくて、呪い
呪いのせいでいいのか…?

多紀を手ひどく折檻する姑、とか、
天雷という賢い馬が成興を嫌った、
というのは、伏線でもなんでもなく、
成興の性的虐待は呪いのせい。

だったら、多紀も
御霊操の技で解決
くらいしないと
美人で気立てがいいってだけで、大活躍って…

伊東成孝こと繰屋新九郎が、狂言回しで
あっさり用済みになっちゃうのも、残念。
いい味のキャラになりそうだったのに。

幼少期の性的虐待(しかも実父)が原因で解離性同一性障害、
って、かなり重い話なのに、
色んなことが深堀されずにするすると円満解決。
死んだ人たち、浮かばれないんじゃ…

ところで、重興の幼名が「一松」
「一松」って出てくるたびに、
頭の中に一松だけじゃなく六つ子のみなさんのかげが…
テーマはもちろん、
レッツゴー!ムッツゴー

楽しかった


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Mon2017.04.03


三鬼 三島屋変調百物語四之続 宮部みゆき

三鬼 三島屋変調百物語四之続 宮部みゆき
日本経済新聞出版社

2017.4.1


第1話 迷いの旅籠
第2話 食客ひだる神
第3話 三鬼
第4話 おくらさま


三島屋…も、早4部!
挿し絵が今までと全然雰囲気が違って…
「あんじゅう」がこのタッチだったら、きっと泣かなかった

「食客ひだる神」がちょっと「あんじゅう」っぽく
ほのぼの系。

青野利一郎との別れは… 必然なのかなぁ…


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