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Tue2016.11.15


橋を渡る 吉田修一

橋を渡る 吉田修一
文藝春秋

2016.11.13

春―― 明良
 橋を渡る
 下町に夕立つ
 夏を踏む
夏―― 篤子
 願い事 叶うべし
 男たちの言葉涼し
 不惑の湯につかる
秋―― 謙一郎
 快哉を叫ぶ
 太鼓に乱れる
 鬼がくる
そして、冬
 響
 凛
 橋
エピローグ


なんだこれ…?

春、夏、秋までは、物語がどこへ向かっていくのか
それなりに面白く読んでいたのに。

いきなり70年後?
え? 『橋を渡る』って、SF?
そういう意味?

70年って、そんなに遠い未来/過去じゃないよね。
たった70年で、こんな世界がくる?
あ、たった70年で、世の中がここまで変わる方がコワイのか?
でも、たった70年前のことを知ってる人がいないってどうなの?

「冬」、いる?

「冬」に入って、読むのが苦痛になってきて、
弥勒シリーズにいって、
『橋を渡る』を読み上げたけれど…
(弥勒シリーズ、借りておいてよかった

『怒り』もそうだったけれど、
吉田修一って、こんな?

『パーク・ライフ』は好きだったよな…
『パレード』、『悪人』、『怒り』、
『横道世之介』、『平成猿蟹合戦図』、
『路(ルウ)』もそうか。

そんなに吉田修一知らないのか。
もういいか


[吉田修一]  [橋を渡る]  [よしだしゅういち

Thu2015.02.19


平成猿蟹合戦図 吉田修一

平成猿蟹合戦図 吉田修一
朝日文庫

2015.2.18

第一幕
第二幕
第三幕


裏表紙より。

歌舞伎町のバーテンダー浜本純平は、ある日、ひき逃げ事件を
目撃する。だが逮捕されたのは、まったくの別人だった。真犯人への
恐喝を目論むうちに、世界的なチェロ奏者のマネージャー園夕子と
知り合った純平は、いつの間にか地元東北から国政選挙に出馬
することになり……。



帯より。

長崎から上京した冴えないホスト、
夫を追って新宿にやってきたホステス、
韓国クラブのママ、元ヤクザの常連客、
秋田県に独り住むお婆さん……
歌舞伎町のバーテンダーと、
世界的チェロ奏者の敏腕マネージャー。
別世界で生きてきた二人が出会ったことで、
心優しき人々が、“仇討ち”のために立ち上がる!



んー…
帯の説明の方がキャッチ―だけど、
仇討ちのために立ち上がる、って話じゃなかった

2つの復讐の話があるけれど、それを知るのは、
当人とごく少数の人たち。

猿蟹合戦?

美姫ママと高坂がいいなぁ…


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Sun2013.04.21


ルウ 路 吉田修一

ルウ 路 吉田修一
文藝春秋

2013.4.17

二〇〇〇年 逆転
二〇〇一年 着工
二〇〇二年 七〇〇系T
二〇〇三年 レール
二〇〇四年 陸揚げ
二〇〇五年 試運転
二〇〇六年 開通式典
二〇〇七年 春節


大井物産に勤める多田春香。
台湾新幹線事業のため、台湾へ。
葉山勝一郎(かついちろう)と妻の曜子は、
台湾生まれの台湾育ち。
終戦で日本に引き揚げてきた。

舞台が早々に台湾に移ると、ルビ付きの感じが増えてくる。
しかも、ルビは初出時だけ(多分)。
地名や食べ物の名前は、読めずにスルーしてもよし、としても。
登場人物の名前も容赦ない。
黄忠賢(ファンツォンシェン)とか(しかもこの人結局登場しない)、
林芳慧(リンファンホエ)とか、
陳威志(チェンウエイズー)、張美青(ツァンメイチン)に、
エリックまで劉人豪(リョウレンハオ)
一回で覚えられるかーっ
せめて、毎回ルビ振るか、ルビ付き登場人物一覧付けようよ…

とにかく台湾の人達の名前の読み方がわからなくて、
漢字の固まりを記号のように認識して読み進む。
ちょっといらっとする。
が。さすが吉田修一。
名前が読めないのに、誰が誰だかちゃんとわかる。
それぞれの物語がしっかり描かれていて、
名前が読めないのも気にならなくなってくる。

それぞれの物語は交錯して、最後には一つの物語に。
挫折しなくてよかった

それにしても…やっぱり人の名前はちゃんと呼びたいです。
なんでこんなにルビが少ないんでしょう…


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