Tue2016.04.12
我が家のヒミツ 奥田英朗
我が家のヒミツ 奥田英朗
集英社
2016.3.31
虫歯とピアニスト
正雄の秋
アンナの十二月
手紙に乗せて
妊婦と隣人
妻と選挙
『家日和』『我が家の問題』に続く家シリーズの第3弾。
といっても、それぞれ独立した短編。
奥田英朗って、こんなに毒なかったっけ?
というくらい、ほんわりした感じ。
特に「虫歯とピアニスト」、「妻と選挙」が好き。
康夫は三年ほど前、これまでのユーモア小説路線からの
脱却を図るべく、犯罪小説を修英社から上梓していた。
市井の人々の心の闇と転落を書いた自信作だったのだが、
見事に売れなかった。
というN木賞受賞作家の康夫の話は、
ちょっとは自分のことなんだろうか。
≪井端さん一家≫シリーズ、
マンネリ化しているし、本人が飽きてしまっている
って。
改めて、伊良部シリーズはもう書かない、
って宣言かなー
残念
[奥田英朗]
[我が家のヒミツ]
[おくだひでお]
集英社
2016.3.31
虫歯とピアニスト
正雄の秋
アンナの十二月
手紙に乗せて
妊婦と隣人
妻と選挙
『家日和』『我が家の問題』に続く家シリーズの第3弾。
といっても、それぞれ独立した短編。
奥田英朗って、こんなに毒なかったっけ?
というくらい、ほんわりした感じ。
特に「虫歯とピアニスト」、「妻と選挙」が好き。
康夫は三年ほど前、これまでのユーモア小説路線からの
脱却を図るべく、犯罪小説を修英社から上梓していた。
市井の人々の心の闇と転落を書いた自信作だったのだが、
見事に売れなかった。
というN木賞受賞作家の康夫の話は、
ちょっとは自分のことなんだろうか。
≪井端さん一家≫シリーズ、
マンネリ化しているし、本人が飽きてしまっている
って。
改めて、伊良部シリーズはもう書かない、
って宣言かなー
残念