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Tue2019.05.28


悪意 ホーカン・ネッセル 久山葉子訳

悪意 ホーカン・ネッセル 久山葉子訳
東京創元社

INTRIGO
Hakan Nesser

2019.5.25

トム
レイン ある作家の死
親愛なるアグネスへ
サマリアのタンポポ
その件についてのすべての情報
訳者あとがき


カバーそでより。

「トム」
夜中にかかってきた一本の電話、
それは22年前に死んだはずの息子からのものだった。

「レイン」
亡くなった著名な作家の遺作には、母国語での出版を禁じ、
翻訳出版のみを許可するという奇妙な条件が付されていた。

「親愛なるアグネスへ」
夫の葬式で久し振りに会ったかつての親友、二人の交わす書簡はやがて……。

デュ・モーリアの騙りの妙、シーラッハの奥深さ、
ディーヴァーのどんでん返しを兼ね備えた全5編の傑作短編集。



上下2段組で結構なボリューム。
「トム」よりも「レイン」…
よりも「親愛なるアグネスへ」
がコワイ。
女ってコワイ…

「サマリアのタンポポ」は、むしろ青春小説。

「親愛なるアグネスへ」も過去を振り返ってはいるんだけれど。
こちらはまさに“悪意”だらけ。

だから「サマリアのタンポポ」で、ちょっとほっとする。
何が起こったかも、さして意外ではないし。

最後に「その件についてのすべての情報」。
たった9ページ半の短編。
よくわからない。

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