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Sun2017.06.04


蜜蜂と遠雷 恩田陸

蜜蜂と遠雷 恩田陸
幻冬舎

2017.5.31

エントリー
 テーマ
 前奏曲
 ノクターン
 トレモロ
 ララバイ
 ドラムロール
 ずいずいずっころばし
 平均律クラヴィーア曲集第一巻第一番
 『ロッキー』のテーマ
第一次予選
 ショウほど素敵な商売はない
 バラード
 間奏曲
 スター誕生
 イッツ・オンリー・ア・ペーパームーン
 ハレルヤ
 ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
 ロマンス
 歓喜の歌
第二次予選
 魔法使いの弟子
 黒鍵のエチュード
 ロンド・カプリチオーソ
 音の絵
 ワルキューレの騎行
 恋の手ほどき
 月の光
 虹の向こうに
 春の祭典
 鬼火
 天国と地獄
第三次予選
 インターミッション
 謝肉祭
 ロ短調ソナタ
 仮面舞踏会
 あなたがほしい
 喜びの島
 『仁義なき戦い』のテーマ
本選
 オーケストラリハーサル
 熱狂の日
 愛の挨拶
 ミュージック


幻冬舎ホームページより。

俺はまだ、神に愛されているだろうか?
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、
そして音楽を描き切った青春群像小説。
著者渾身、文句なしの最高傑作!

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」
ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件と
なっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない
少年・風間塵16歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを
制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らく
ピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務の
サラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28。完璧な演奏
技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・
C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる
競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?



至福のひととき

2017年、第156回直木三十五賞受賞
第14回本屋大賞も受賞
のW受賞のニュースも、
「そんなに売りたいんか、恩田陸
としか思えず、期待せずに読んだら、
面白いじゃん、恩田陸

亜夜とマサルが
“アーちゃん”と“マーくん”だったところから
私の中でなにかのスイッチが入った感じ。

だって。
“ピアノ”で、“幼なじみ”で、“茶色い小瓶”まででてきたら、
どーしたって、きしんちゃんと麻子
頭の中は、くらもちふさこの絵でいっぱい。
(『いつもポケットにショパン』の頃のくらもちふさこ)
風間塵なんて、まんまマンガのキャラでしか浮かばない

頭の中がすっかり少女漫画の世界になっていたせいか、
マンガみたいな展開も全然気にならず。
3次予選が終わった頃には、高揚感と多幸感でいっぱい
本選がものすごくあっさり終わっちゃったけれど、
(しかも、亜夜の弾くシーンなしに受賞結果!)
まぁいっか。

いや、ほんとは、ツッコミどころが満載で。
亜夜と塵の空想中の掛け合いは
さすがに「なんじゃこりゃ」だったけれど。
でも、きしんちゃんと麻子が幸せそうに笑ってるから。
『蜜蜂と遠雷』、読んでよかった

「面白かったよー」
とヒトにススメたけれど。
脳内『いつもポケットにショパン』なしでも面白いのかは
不明…

ま。
本を読むって、そういうことだから仕方ない。

私の中では、
1位 『夜のピクニック』
2位 『蜜蜂と遠雷』
以上。


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Tue2016.01.26


消滅 ――VANISHING POINT 恩田陸

消滅 ――VANISHING POINT 恩田陸
中央公論社

2016.1.24


新聞連載中もよくわからなかったんだけれど。
結局“テロリスト”も“消滅”もコケおどしというか。
“孤独な肺炎”とか“超大型台風”とか“高潮”とか
とにかくあれもこれも繰り出して、どれもさほど
緊迫感がない。
それなりに楽しく再読したけれど。
この分厚さに釣り合うオチもなく…

連載中は、とり・みきのイラストが楽しかったけれど。
それも数枚。
十時の鳥の巣頭はぜひ載せてほしかった…

そしてこれだけ長いと人物がこんがらがる。

小津康久 日焼け男
大島凪人(なぎひと) 怪しい
岡本喜良(きら) ヘッドフォン
成瀬幹柾(みきまさ) ごま塩頭
ベンジャミン・リー・スコット
三隅渓(けい) ガラガラ声の女
伊丹十時(ととき) 鳥の巣頭
キャサリン
市川香子(きょうこ) 中年女
山中貞之(さだゆき) コワモテの親父
黒澤亜希菜(あきな)
黒澤聖斗(?)

あってるのかなー…

中年女、親父、母親は最後の最後にフルネームが判明。
どうせフルネーム出すならもっと早く出してくれ。
聖斗はお母さんのセリフにさらっと出てくる場面が
あった気がするけど。
読み方がわからん。

登場人物一覧にすると差し障りがあるなら、
せめてあだ名の一覧くらい載せてほしい。
あ。 とり・みきのイラストによる紹介ページでもいいな。

とにかく長いし重たいし。
思わせぶりなワリに…というのが、
結局のところ私の恩田陸観か。
『夜のピクニック』超えはないのか。

ミドリとナオコ…
『ノルウェイの森』も読み返してみますか。


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