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Sun2017.10.01


にんじん ジュール・ルナール 高野優訳

にんじん ジュール・ルナール 高野優訳
新潮文庫

POIL DE CAROTTE
Jules Renard

2017.9.29

にわとり小屋
ヤマウズラ

悪夢
人には言えないこと
尿瓶
うさぎ小屋
つるはし
猟銃
モグラ
ウマゴヤシ
金属製コップ
パンくず
ラッパ
髪の毛
川遊び
オノリーヌ

ためらい
アガト
仕事の分担
盲人
新年
休暇の始めと終わり
ペン
赤いほっぺ
シラミ
ブルータスのように
お父さんとの手紙のやりとり
家畜小屋

羊たち
名付け親

プラム
マチルド
金庫
おたまじゃくし
お芝居ふうに
狩猟
こばえ
初めてのヤマシギ
釣り針
銀貨
自分の意見
木の葉の嵐
反抗
最後の言葉
にんじんのアルバム
訳者あとがき

装画・挿絵  F・ヴァロットン


裏表紙より。

にんじん――。髪の毛が赤くてそばかすだらけのルピック家の三番目の
男の子はみんなからそう呼ばれている。あだなをつけたのはお母さんだ。
お母さんは、にんじんに夜の暗闇のなかをにわとり小屋の扉を閉めに
行かせたり、おもらししたおしっこを朝食のスープに混ぜて飲ませたり
する……。だが、にんじんは母親のいじわるにも負けずに成長してゆく。
生命力あふれる自伝的小説の傑作。



なんで『にんじん』を借りたんだっけ…?

皆川博子の『結ぶ』にでてきたのだったか。
あぁ、そうだ、
旅館のおかみがビロードの巾着を飼っていた、
という話。
出撃して帰ってこなかった兵隊さんが、
映画で「にんじん」をやった俳優に似ていたとか。

それで、そういえば『にんじん』、読んだことないなぁ
と。

大竹しのぶが38年ぶりにミュージカルでにんじん役(14歳)を
演じるって話題になってるし。

借りてきて裏表紙を読んでちょっとびびる。
そんな話?
楽しいミュージカルじゃないの?
なんか「アニー」的なのを(観たことないけど)
想像していたんだけれど

読もうか読むまいかしばし逡巡…

意外とあっさり読めました

頭の中で、「けろっこデメタン」や「みつばちハッチ」が
チラチラしてたけど^^;

それぞれのお話の短さと、F・ヴァロットンのとぼけたイラストが
印象をやわらげているのかな。

昔のお話、こーゆーのよくあるし。

でも、
『にんじん』ってこんな話だったのか…
というのは、やっぱりショーゲキ的。

次は『大いなる遺産』あたりを読み返してみようかな。


[ジュール・ルナール]  [にんじん]  [高野優

Tue2017.03.28


失踪者 上・下 シャルロッテ・リンク 浅井晶子訳

失踪者 上・下 シャルロッテ・リンク 浅井晶子訳
創元推理文庫

DIE LETZTE SPUR
Charlotte Link

2017.3.26

失踪者
訳者あとがき


上巻・裏表紙より。

イングランドの田舎町に住むエレインは幼馴染みのロザンナの結婚式に
招待され、ジブラルタルに向かうが、霧で空港に足止めされ、親切な
弁護士の家に一泊したのを最後に失踪してしまう。何があったのか?
五年後、ジャーナリストとしての仕事でロザンナは、エレインを含む失踪者
たちについて調べ始めた。すると、エレインを知るという男から連絡が!
彼女は生きているのか?!


下巻・裏表紙より。

五年前に失踪したエレイン生存情報に、ロザンナは急遽現地に駆けつけた
が、エレインのパスポートを持つその女性は、まったくの別人だった。
どうやって彼女はパスポートを手に入れたのか? エレイン失踪で疑われ、
人生を狂わされた弁護士にロザンナは惹かれ始め、彼の無実を証明する
ことに熱中する。真実はどこにあるのか?最後の最後にあなたを待つのは、
震えるほどの衝撃だ。



あとがきに、

シャルロッテ・リンクは現在ドイツで最も知られ、
最も読まれている大人気作家で、日本でいえば
宮部みゆきや東野圭吾にも匹敵する存在である。


とある。

上巻はページをめくる手が止まらない。
その勢いで、夜中一気に下巻を拾い読みして… 終了。
さて。
これはきちんと読み返したものか、
このまま読んだことにして終わるか
しばらく放置して、結局下巻もちゃんと読むことに。

上巻に比べると、失速感が否めないけれど、
その分、登場人物それぞれの心情が描かれているので
読み直してよかったかな。

ジブラルタル、スペインじゃなくイギリス領なんだ…


[シャルロッテ・リンク]  [失踪者]  [浅井晶子

Sat2016.10.29


悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル 橘明美訳

悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル 橘明美訳
文春文庫

Travail soigné
Pierre Lemaitre

2016.10.

第一部
第二部
エピローグ
解説  杉江松恋


裏表紙より。

異様な手口で惨殺された二人の女。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は
部下たちと捜査を開始するが、やがて第二の事件が発生。カミーユは
事件の恐るべき共通点を発見する……。『その女アレックス』の著者が
放つミステリ賞4冠に輝く衝撃作。あまりに悪意に満ちた犯罪計画――
あなたも犯人の悪意から逃れられない。 解説・杉江松恋


『その女アレックス』は、早々に挫折したのに。
『悲しみのイレーヌ』を借りてくる。
シリーズもの?

とりあえず、こちらが第1弾みたいなので
がんばって読んでみる。

… ひどい…
せめて最後は間に合わせてあげるとか。
せめてどちらかだけでも助けるとか。

この本に対する仕掛けには確かにびっくりしたけれど。
なんでこんな救いのないラストにしなくちゃいけないのか、
まったく共感できない。

ところで、『ブラック・ダリア』って、実際に起こった事件を
元にしているんじゃなかった?
小説を再現した事件、
じゃなくて、
実際あった事件をもとに書かれた小説を再現した事件…
って、なんとも納まりが悪い

『ブラック・ダリア』みたい、って、私でも思ったのに。
事件が起きたときに、マスコミすら気づいかないって…

そもそも、ソシオパス?を相手にしている最中に、
身重の妻を自宅に一人にしてるカミーユの神経が信じられない…

絶対防げたハズの悲劇なのに。
なぜこんな悲惨な結末に。

シリーズを通して読めば、理解できるのかな…

『その女アレックス』、もう1回挑戦してみるかなー…


『その女アレックス』裏表紙より。

おまえが死ぬのを見たい――男は
そう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、
死を目前に脱出を図るが……しかし、ここまでは序章にすぎない。
孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は
大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。
イギリス推理作家協会賞受賞作。



[ピエール・ルメートル]  [悲しみのイレーヌ]  [橘明美

Fri2016.10.28


季節の終り マイクル・Z・リューイン 石田善彦訳

季節の終り マイクル・Z・リューイン 石田善彦訳
ハヤカワ・ミステリ

OUT OF SEASON
MICHAEL Z. LEWIN

2016.10.23

1
2
3

34
訳者あとがき


裏表紙より。

オフィスは相変わらず閑散としていたが、私立探偵サムスンの
胸は期待に膨らんでいた。テレビで“昔ながらの探偵”として
紹介されたのだ、きっと山のような依頼が……
依頼は2件あった。そのうちの1件は、インディアナポリスの有名な
銀行家ダグラス・ベルターとその妻ポーラからで、つい最近、
ポーラの出生証明書が偽造されたものであることが判明したので、
その理由を調査してほしいという依頼だった。サムスンは50年前の
記録を調べ、ポーラが実は養子だったことを突き止める。だが、
すべてを知っているはずのポーラの育ての母親は頑なに口を閉ざし、
何も話そうとはしなかった。ポーラが養子にもらわれた背景には、
いったいどんな事情があったのか? やがて、過去の調査を続ける
サムスンの前に驚くべき真相が浮かび上がってきた! 
人びとの記憶の片隅に埋もれていた過去の悲劇を叙情的に甦らせる、
知性派ハードボイルドの最高作!



アルバート・サムスン・シリーズ第6弾。
6
やっぱり通して読みたいなぁ…
フィリップ・マーロウもいいけれど、
アルバート・サムスンもいい
…って、なんで誰も言わないんだろー…
古いから?
マイクル・Z・リューインが、まだ存命だから?
私が気づかなかっただけ?

ちょっとパーネル・ホールのスタンリー・ヘイスティングズを
彷彿させる

スタンリー・ヘイスティングズの方もチェックしてみようかな。


アルバート・サムスン・シリーズ
A型の女  Ask the Right Question 1971年
死の演出者  The Way We Die Now 1973年
内なる敵  The Enemies Within 1974年
沈黙のセールスマン  The Silent Salesman 1978年
消えた女  Missing Woman 1981年
季節の終り  Out of Season 1984年
豹の呼ぶ声  Called by a Panther 1991年
眼を開く  Eye Opener 2004年


[マイクル・Z・リューイン]  [季節の終り]  [石田善彦

Sun2016.10.16


内なる敵 マイクル・Z・リューイン 島田三蔵訳

内なる敵 マイクル・Z・リューイン 島田三蔵訳
ハヤカワ・ミステリ

THE ENEMIES WITHIN
MICHAEL Z. LEWIN

2016.10.14

1
2
3

51
訳者あとがき


裏表紙より。

けちな探偵商売に仕事を選ぶ余裕はない。だが、引き受けては
いけないたぐいのものも確かにあるのだ。ウィルスンと名乗る
男の依頼がそれだった。人を脅して追い払う――そんな仕事が、
アルバート・サムスン向きでないことはわかりきっている。
それも、脅す相手がタフな同業者とあっては……。
骨董商のウィルスンにつきまとっているのは、バーソロミューと
いうシカゴの私立探偵だった。脅すつもりで乗りこんだサムスンは
軽くあしらわれ、逆にバーソロミューから事件の背景を教えられる
ハメになった。彼は、メラニー・ベアという女を追っていた。5年
前出奔して行方が知れず、狂信的なカソリックである夫キーが彼に
調査を依頼したのだ。メラニーの昔の恋人、ウィルスンことマーチン・
ウィレットスンが彼女の居所を知っているのは間違いないと、
バーソロミューはにらんでいた。
事実、ウィレットスンがメラニーを男装させて匿っているのを知った
サムスンは、バーソロミューの目を晦まし、二人を逃がそうとした。
が、事件に深入りしていったサムスンの前には、二人が異母兄妹で
あり、しかもメラニーには幼児殺しの疑いがかけられているという
意外な事実がつぎつぎと浮かびあがってきた!
ロス・マクドナルドをはじめ、各方面から絶賛を浴びるネオ・ハード
ボイルドシリーズ第3弾。



アルバート・サムスン・シリーズ第3弾。
2がない…

面白い
やっぱりハードボイルドは楽しい

ポケミスって、今も出てるのかしら…


アルバート・サムスン・シリーズ
A型の女  Ask the Right Question 1971年
死の演出者  The Way We Die Now 1973年
内なる敵  The Enemies Within 1974年
沈黙のセールスマン  The Silent Salesman 1978年
消えた女  Missing Woman 1981年
季節の終り  Out of Season 1984年
豹の呼ぶ声  Called by a Panther 1991年
眼を開く  Eye Opener 2004年


[マイクル・Z・リューイン]  [内なる敵]  [島田三蔵