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Tue2017.03.28


失踪者 上・下 シャルロッテ・リンク 浅井晶子訳

失踪者 上・下 シャルロッテ・リンク 浅井晶子訳
創元推理文庫

DIE LETZTE SPUR
Charlotte Link

2017.3.26

失踪者
訳者あとがき


上巻・裏表紙より。

イングランドの田舎町に住むエレインは幼馴染みのロザンナの結婚式に
招待され、ジブラルタルに向かうが、霧で空港に足止めされ、親切な
弁護士の家に一泊したのを最後に失踪してしまう。何があったのか?
五年後、ジャーナリストとしての仕事でロザンナは、エレインを含む失踪者
たちについて調べ始めた。すると、エレインを知るという男から連絡が!
彼女は生きているのか?!


下巻・裏表紙より。

五年前に失踪したエレイン生存情報に、ロザンナは急遽現地に駆けつけた
が、エレインのパスポートを持つその女性は、まったくの別人だった。
どうやって彼女はパスポートを手に入れたのか? エレイン失踪で疑われ、
人生を狂わされた弁護士にロザンナは惹かれ始め、彼の無実を証明する
ことに熱中する。真実はどこにあるのか?最後の最後にあなたを待つのは、
震えるほどの衝撃だ。



あとがきに、

シャルロッテ・リンクは現在ドイツで最も知られ、
最も読まれている大人気作家で、日本でいえば
宮部みゆきや東野圭吾にも匹敵する存在である。


とある。

上巻はページをめくる手が止まらない。
その勢いで、夜中一気に下巻を拾い読みして… 終了。
さて。
これはきちんと読み返したものか、
このまま読んだことにして終わるか
しばらく放置して、結局下巻もちゃんと読むことに。

上巻に比べると、失速感が否めないけれど、
その分、登場人物それぞれの心情が描かれているので
読み直してよかったかな。

ジブラルタル、スペインじゃなくイギリス領なんだ…


[シャルロッテ・リンク]  [失踪者]  [浅井晶子

Sat2016.10.29


悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル 橘明美訳

悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル 橘明美訳
文春文庫

Travail soigné
Pierre Lemaitre

2016.10.

第一部
第二部
エピローグ
解説  杉江松恋


裏表紙より。

異様な手口で惨殺された二人の女。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は
部下たちと捜査を開始するが、やがて第二の事件が発生。カミーユは
事件の恐るべき共通点を発見する……。『その女アレックス』の著者が
放つミステリ賞4冠に輝く衝撃作。あまりに悪意に満ちた犯罪計画――
あなたも犯人の悪意から逃れられない。 解説・杉江松恋


『その女アレックス』は、早々に挫折したのに。
『悲しみのイレーヌ』を借りてくる。
シリーズもの?

とりあえず、こちらが第1弾みたいなので
がんばって読んでみる。

… ひどい…
せめて最後は間に合わせてあげるとか。
せめてどちらかだけでも助けるとか。

この本に対する仕掛けには確かにびっくりしたけれど。
なんでこんな救いのないラストにしなくちゃいけないのか、
まったく共感できない。

ところで、『ブラック・ダリア』って、実際に起こった事件を
元にしているんじゃなかった?
小説を再現した事件、
じゃなくて、
実際あった事件をもとに書かれた小説を再現した事件…
って、なんとも納まりが悪い

『ブラック・ダリア』みたい、って、私でも思ったのに。
事件が起きたときに、マスコミすら気づいかないって…

そもそも、ソシオパス?を相手にしている最中に、
身重の妻を自宅に一人にしてるカミーユの神経が信じられない…

絶対防げたハズの悲劇なのに。
なぜこんな悲惨な結末に。

シリーズを通して読めば、理解できるのかな…

『その女アレックス』、もう1回挑戦してみるかなー…


『その女アレックス』裏表紙より。

おまえが死ぬのを見たい――男は
そう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、
死を目前に脱出を図るが……しかし、ここまでは序章にすぎない。
孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は
大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。
イギリス推理作家協会賞受賞作。



[ピエール・ルメートル]  [悲しみのイレーヌ]  [橘明美

Fri2016.10.28


季節の終り マイクル・Z・リューイン 石田善彦訳

季節の終り マイクル・Z・リューイン 石田善彦訳
ハヤカワ・ミステリ

OUT OF SEASON
MICHAEL Z. LEWIN

2016.10.23

1
2
3

34
訳者あとがき


裏表紙より。

オフィスは相変わらず閑散としていたが、私立探偵サムスンの
胸は期待に膨らんでいた。テレビで“昔ながらの探偵”として
紹介されたのだ、きっと山のような依頼が……
依頼は2件あった。そのうちの1件は、インディアナポリスの有名な
銀行家ダグラス・ベルターとその妻ポーラからで、つい最近、
ポーラの出生証明書が偽造されたものであることが判明したので、
その理由を調査してほしいという依頼だった。サムスンは50年前の
記録を調べ、ポーラが実は養子だったことを突き止める。だが、
すべてを知っているはずのポーラの育ての母親は頑なに口を閉ざし、
何も話そうとはしなかった。ポーラが養子にもらわれた背景には、
いったいどんな事情があったのか? やがて、過去の調査を続ける
サムスンの前に驚くべき真相が浮かび上がってきた! 
人びとの記憶の片隅に埋もれていた過去の悲劇を叙情的に甦らせる、
知性派ハードボイルドの最高作!



アルバート・サムスン・シリーズ第6弾。
6
やっぱり通して読みたいなぁ…
フィリップ・マーロウもいいけれど、
アルバート・サムスンもいい
…って、なんで誰も言わないんだろー…
古いから?
マイクル・Z・リューインが、まだ存命だから?
私が気づかなかっただけ?

ちょっとパーネル・ホールのスタンリー・ヘイスティングズを
彷彿させる

スタンリー・ヘイスティングズの方もチェックしてみようかな。


アルバート・サムスン・シリーズ
A型の女  Ask the Right Question 1971年
死の演出者  The Way We Die Now 1973年
内なる敵  The Enemies Within 1974年
沈黙のセールスマン  The Silent Salesman 1978年
消えた女  Missing Woman 1981年
季節の終り  Out of Season 1984年
豹の呼ぶ声  Called by a Panther 1991年
眼を開く  Eye Opener 2004年


[マイクル・Z・リューイン]  [季節の終り]  [石田善彦

Sun2016.10.16


内なる敵 マイクル・Z・リューイン 島田三蔵訳

内なる敵 マイクル・Z・リューイン 島田三蔵訳
ハヤカワ・ミステリ

THE ENEMIES WITHIN
MICHAEL Z. LEWIN

2016.10.14

1
2
3

51
訳者あとがき


裏表紙より。

けちな探偵商売に仕事を選ぶ余裕はない。だが、引き受けては
いけないたぐいのものも確かにあるのだ。ウィルスンと名乗る
男の依頼がそれだった。人を脅して追い払う――そんな仕事が、
アルバート・サムスン向きでないことはわかりきっている。
それも、脅す相手がタフな同業者とあっては……。
骨董商のウィルスンにつきまとっているのは、バーソロミューと
いうシカゴの私立探偵だった。脅すつもりで乗りこんだサムスンは
軽くあしらわれ、逆にバーソロミューから事件の背景を教えられる
ハメになった。彼は、メラニー・ベアという女を追っていた。5年
前出奔して行方が知れず、狂信的なカソリックである夫キーが彼に
調査を依頼したのだ。メラニーの昔の恋人、ウィルスンことマーチン・
ウィレットスンが彼女の居所を知っているのは間違いないと、
バーソロミューはにらんでいた。
事実、ウィレットスンがメラニーを男装させて匿っているのを知った
サムスンは、バーソロミューの目を晦まし、二人を逃がそうとした。
が、事件に深入りしていったサムスンの前には、二人が異母兄妹で
あり、しかもメラニーには幼児殺しの疑いがかけられているという
意外な事実がつぎつぎと浮かびあがってきた!
ロス・マクドナルドをはじめ、各方面から絶賛を浴びるネオ・ハード
ボイルドシリーズ第3弾。



アルバート・サムスン・シリーズ第3弾。
2がない…

面白い
やっぱりハードボイルドは楽しい

ポケミスって、今も出てるのかしら…


アルバート・サムスン・シリーズ
A型の女  Ask the Right Question 1971年
死の演出者  The Way We Die Now 1973年
内なる敵  The Enemies Within 1974年
沈黙のセールスマン  The Silent Salesman 1978年
消えた女  Missing Woman 1981年
季節の終り  Out of Season 1984年
豹の呼ぶ声  Called by a Panther 1991年
眼を開く  Eye Opener 2004年


[マイクル・Z・リューイン]  [内なる敵]  [島田三蔵

Tue2016.10.11


A型の女 マイクル・Z・リューイン 皆藤幸蔵訳

A型の女 マイクル・Z・リューイン 皆藤幸蔵訳
ハヤカワ・ミステリ

ASK THE RIGHT QUESTION
MICHAEL Z. LEWIN

2016.10.10

1
2
3

42
アルバート・サムスン・シリーズ誕生  (N)


裏表紙より。

傷ついた小鳥のように少女エロイーズはサムスンのオフィスに飛び
こんできた。お願い、私の生物学上の父親を探してと言いながら……。
7年間の私立探偵稼業をふり返っても、サムスンはこんなに面喰った
ことはない。依頼人は16歳、しかも大富豪クリスタル家のひとり娘だ。
それがいきなり父は贋者だとか、最近母が流産したので血液型が判明
したとか、涙ながらに訴えるのだ。百ドル紙幣を押しつけて世間知らずの
お嬢さんが引きあげたあと、サムスンはひとまずエロイーズの言葉の
真偽を確かめることにした。
父リアンダーはB型、母フラーはO型、そして彼女はA型だった。この
夫婦の子であるわけがない。予備調査としてクリスタル家の系譜を
探ったサムスンは、単純な浮気や情事に終らない醜悪な犯罪の構図を
嗅ぎつけた。資産家だったエロイーズの祖父の遺書に、相続は健康な
嫡子が生まれた場合のみ有効とする、という付帯条項があったのだ。
生殖能力のなかったリアンダーが、莫大な富に目がくらんで代わりの
男を雇ったのかもしれない!
思いがけなくも白日に曝される名家の過去。少女の血液型の謎がまいた
事件は、予期せぬ方向に飛び火し劇的な逆転を迎える! 暴力を憎む
心優しい私立探偵、アルバート・サムスン誕生。正統派ハードボイルドを
現在に受け継ぐ期待のシリーズ第1弾!



『誰か(宮部みゆき)』の解説に、マイクル・Z・リューインの
アルバート・サムスン・シリーズがおススメされていたので。

ポケミスだ!
字、ちっちゃっ

そして、裏表紙の内容紹介の時数の多いこと!
結構細かいところまで書かれてる。

少々時代が古いけれど、ハードボイルドの心地よい世界。
サムスンが「ママ」って言ってるのには、ちょっとびっくり。
なかなか愛すべきキャラ
ただ… へなちょこでもいいけれど、背は高くあってほしかったかな。

古すぎて、図書館に揃ってないのが難点。

サムスン自身の略歴……
1933年インディアナポリス生まれ、刑務所の看守をしていた父が死んだため
大学を中退、ガードマンを経て大学に再入学。そして落第。この経験をもとに
本を書く。これが評判をよんだため、格上の良家の娘と結婚。一女をもうけて
離婚した。1963年私立探偵の認可を受ける。母は市内で食堂を経営。
子連れの恋人がいる……


サムスン、恋人にも娘にもマメそう


『沈黙のセールスマン』は、……『誰か』と共通している。
また、第五作『消えた女』は……プロットに『火車』の原型
ではないかと思われるパターンが用いられている。

(『誰か』の解説より。)


アルバート・サムスン・シリーズ
A型の女  Ask the Right Question 1971年
死の演出者  The Way We Die Now 1973年
内なる敵  The Enemies Within 1974年
沈黙のセールスマン  The Silent Salesman 1978年
消えた女  Missing Woman 1981年
季節の終り  Out of Season 1984年
豹の呼ぶ声  Called by a Panther 1991年
眼を開く  Eye Opener 2004年


[マイクル・Z・リューイン]  [A型の女]  [アルバート・サムスン]  [皆藤幸蔵