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Sat2017.10.21


階段を下りる女 ベルンハルト シュリンク 松永美穂訳

階段を下りる女 ベルンハルト シュリンク 松永美穂訳
新潮社

Die Frau auf der Treppe
Bernhard Schlink

2017.10.20

第1部
 1
 …
 26
第2部
 1
 …
 25
第3部
 1
 …
 22


カバーそでより。

出張先のシドニーで突然再会した一枚の絵。一糸まとわぬ姿で階段を
下りてくるのは、忽然と姿をくらました謎の女。企業弁護士として順調に
歩んできた初老の男に、40年前の苦い記憶が甦る。あの日、もし一緒に
逃げることができていたら……。孤絶した海辺の家に暮らす女を探し当て
た男は、消したくとも消せなかった彼女の過去を知る。そして死期が迫る
女に静かに寄り添い、果たせなかった二人の物語を紡ぎ始める。
人生の終局の煌めきを描く、世界的ベストセラー作家の新境地。

Leipziger Volkszeitung ライプツィヒ国民新聞
彼らの人生において何が実際に可能だったのかは、この機知に富んだ、
やさしくてときおり悲しい小説では答えが出ないままだ。この本は「殻に
こもった生活」、愛の不思議さ、年老いること、つかむことと手放すこと、
回顧と出発について語っている。



「ぼく」という語り口に、どうしても40代くらいにしか思えない。
40年前というから、60にはなってるよね…

ハルキ?
カズオイシグロ?
ベルンハルト・シュリンクって、こんな感じだっけ?

カバーに
ラストシーンは、まるでミレーの「オフィーリア」のように
美しく、静けさに満ちている

という一文があるけれど。
全然オフィーリアの絵ではなかった
カバーに煽られて、無駄にがっかり。
いい話なのに

そー…
色々なことが曖昧なまま進んでいくのだけれど、
まさに、「やさしくてときおり悲しい小説」。

主人公がイレーネと過ごすうち、自身の家族に思いをはせる様子が
クリスティの『春にして君を離れ』… というか、
ちょうど『この声をきみに』の竹野内豊のよう。

妻はとうになく、イレーネも失って…
それでも主人公が子どもたちと関係を結びなおせることを
切に願う


[ベルンハルト]  [シュリンク]  [階段を下りる女]  [松永美穂

Sun2017.06.25


不死販売株式会社 ロバート・シェクリー 福島正実訳

不死販売株式会社 ロバート・シェクリー 福島正実訳
少年少女世界SF文学全集9
あかね書房

Immortality,Inc.
Robert Sheckley

2017.6.24

はじめに  福島正実
衝突
未来に生きかえる
レックス動力会社
計画中止
22世紀の世界
誘拐
お前の番だ!
レイリー社長
ゾンビー
自信をもって
友との再会
霊魂交換局
狂剣士
狩人の群れ
つきまとうゾンビー
戦いの朝
一騎うち
さわぐ幽霊
地下世界
墓の中で
あやしい女
疑惑の雲
来世会社からの使い
陰謀だ!
絶体絶命
追放
脱出
心とからだをばらばらに
心の旅路
あらわれたゾンビー
殺人者は……
来世へ
解説  福島正実
さしえ  中山正美


ロバート・シェクリーを探したら、
えらい古い本しかない…

“少年少女”世界SF文学全集なせいか、
文中に挿し絵があって、
懐かしの児童文学な感じ…

Immortality,Inc.
発想が面白い


[ロバート・シェクリー]  [不死販売株式会社]  [福島正実

Wed2016.05.11


ミレニアムミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上・下 スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳

ミレニアムミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上・下 スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳
ハヤカワ・ミステリ文庫

2016.5.8

第一部 廊下での間奏曲
      4月8日――4月12日
第二部 ハッカー共和国
      5月1日――5月22日
訳者あとがき
第三部 ディスククラッシュ
      5月27日――6月6日
解説  文芸評論家 池上冬樹


上巻・裏表紙より。

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、
自らも瀕死の状態に陥った。だが、二人とも病院に送られ、一命を
取りとめる。この事件は、ザラチェンコと深い関係を持つ闇の組織・
公安警察特別分析班の存在と、その秘密活動が明るみに出る危険
性をもたらした。危機感を募らせた元班長は班のメンバーを集め、
秘密を守る計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる
卑劣な方策も含まれていた。


下巻・裏表紙より。

リスベットは回復しつつあった。ミカエルは様々な罪を着せられていた
彼女を救うため、仲間を集めて行動を開始する。だが、特別分析班は、
班の秘密に関わる者たちの抹殺を始めた。一方ミカエルは病院内の
リスベットと密かに連絡を取り、有益な情報を得ようとする。そして、
特別分析班の実態を調べる公安警察と手を組み、巨大な陰謀の解明
に挑む。やがて始まるリスベットの裁判の行方は? 驚異のミステリ
三部作、ついに完結!


公安警察の人たちの名前が若干こんがらがって
流したけれど。
ブルムクヴィストとかホルゲル・パルムグレンとか
イェオリ・ニーストレムとか…
すっかり馴染んだなぁ
と感慨深い。

ニーダーマンのことは、すっかり忘れていた。
リスベットが釘打ち機で釘付けにしちゃうラストも。

でも何度読み返しても面白い
3で終わるのは惜しすぎる世界だから、
まったく別の作者の手で4が紡がれ、
さらに続編が期待できるのは
ほんとうにうれしい


[スティーグ・ラーソン]  [ミレニアム3]  [眠れる女と狂卓の騎士]  [ヘレンハルメ美穂]  [岩澤雅利

Sat2016.04.30


ミレニアム2 火と戯れる女 上・下 スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ美穂・山田美明訳

ミレニアム2 火と戯れる女 上・下 スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ美穂・山田美明訳
ハヤカワ・ミステリ文庫

2016.4.27

プロローグ  11月1日
第一部 変則的な方程式
      12月16日――12月18日
第二部 ロシアより愛をこめて
      1月10日――3月20日
第三部 不合理な方程式
      3月23日――3月29日
訳者あとがき
第三部 不合理な方程式(承前)
      3月29日――4月3日
第四部 ターミネーター・モード
      3月24日――4月8日
解説/北上次郎


上巻・裏表紙より。

女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を
誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き
始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身
売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を
決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。
リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された!


下巻・裏表紙より。

リスベットは襲撃者たちを撃退した。だがダグとミアが殺され、現場で
リスベットの指紋がついた拳銃が発見された。さらに意外な人物の
死体も見つかり、彼女は連続殺人の容疑者として指名手配される。
リスベットが犯人と思えないミカエルは彼女と連絡を取り、事件の
調査を進める。やがてリスベットは、ある重大な情報をつかんだ。
そしてミカエルはザラの正体を知るが……
リスベットの衝撃的な過去が明かされる激動の第2部



なるほど。
それで3に続くのか。

やっぱり面白いなー


[スティーグ・ラーソン]  [ミレニアム2]  [火と戯れる女]  [ヘレンハルメ美穂]  [山田美明

Mon2016.04.25


ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上・下 スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上・下 スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳
ハヤカワ・ミステリ文庫

2016.4.18

プロローグ  11月1日
第一部 誘因
      12月20日――1月3日
第二部 結果分析
      1月3日――3月17日
訳者あとがき
第三部 合併
      5月16日――7月11日
第四部 “乗っ取り作戦”
      7月11日――12月30日
解説/小山正


上巻・裏表紙より。

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を
暴く記事を発表した。だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から
離れた。そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。
およそ40年前、彼の一族が住む孤島で兄の孫娘ハリエットが失踪した事件を
調査してほしいというのだ。解決すれば、大物実業家を破滅させる証拠を
渡すという。ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。


下巻・裏表紙より。

ミカエルはハリエット失踪事件に関する膨大な資料を調べる一方、ヘンリックの
一族のいわくありげな人々の中に分け入っていく。だが謎は深まるばかりで、
助手が必要と感じた彼は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員
リスベットの存在を知り、彼女の協力を得ることに成功する。二人の調査で
明かされる忌まわしい事実とは? 幾重にも張りめぐらされた謎、愛と復讐。
全世界を魅了した壮大なミステリ三部作の第一部。



そーか。
毎年送られてくる押し花の話は『ミレニアム』だったのか。

思い出した
そして、結構覚えてた


[スティーグ・ラーソン]  [ミレニアム1]  [ドラゴン・タトゥーの女]  [ヘレンハルメ美穂]  [岩澤雅利