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Mon2017.03.27


見知らぬ乗客 パトリシア・ハイスミス 青田勝訳

見知らぬ乗客 パトリシア・ハイスミス 青田勝訳
角川文庫

Strangers on a Train
Patricia Highsmith

2017.3.25

1

47
あとがき
解説  新保博久


裏表紙より。

新進建築家ガイは、妻と離婚するため故郷へ向かう列車の中で一人の青年と
出会う。チャールスと名乗る男は、富豪の息子で、父を偏執的に嫌悪していた。
狂気じみたように父を語る彼に、ガイはふと、妻とのトラブルに悩んでいると打ち
明ける。彼の妻ミリアムは、他人の子供を身ごもりながら、離婚に応じようとしない、
と。ガイに同情したチャールスは、驚くべき計画を持ちかける。彼がガイの妻を
殺すかわりに、ガイに自分の父を殺してくれと言うのだ……。
特殊な状況に置かれた人間たちの心理と行動を綿密に描き出した、ハイスミスの
処女長編、待望の復刊! (解説 新保博久)


『キャロル』を読んでからの、P・ハイスミス。
ヒッチコックの映画の原作、ということで読み始めたけれど。
全然進まない。
というか、読むのが苦痛。
途中、かなりの斜め読みで飛ばしても、全然終わらない。
特に、ガイがブルーノーの父親を殺してからが長くてツライ。
60ページほど残して中断していたのを、やっと読み終わる。

交換殺人の開祖…
なるほど。

とにかく長くてツラかった。

中断中に読んだ小川洋子の『不時着する流星たち』に
P・ハイスミスが出てくる。
シンクロニシティ


[パトリシア・ハイスミス]  [見知らぬ乗客]  [青田勝

Fri2017.03.03


キャロル P・ハイスミス 柿沼瑛子訳

キャロル P・ハイスミス 柿沼瑛子訳
河出文庫

CAROL
Patricia Highsmith

2017.2.28

第1部
第2部
あとがき
2010年版序文
訳者あとがき


裏表紙より。

クリスマス商戦のさ中、デパートのおもちゃ売り場でアルバイトをする
19歳の女性テレーズは、美しい人妻と出会う。彼女の名はキャロル。
テレーズは恋に近い気持ちを胸に、キャロルに誘われ自動車旅行へ。
二人を待つ運命を、彼女たちはまだ知らない……サスペンスの巨匠
ハイスミスが匿名で出した幻の恋愛小説、待望の本邦初訳。


キャロルとテレーズ、ハッピーエンドでよかった

最初の長編『見知らぬ乗客』がヒッチコックによって映画化され
(ちなみに脚本はレイモンド・チャンドラー)、
さらに『太陽がいっぱい』がルネ・クレマン監督で映画化され…

<訳者あとがき>

パトリシア・ハイスミス。
知らなかったー。


[キャロル]  [パトリシア・ハイスミス]  [柿沼瑛子

Tue2017.02.21


かくれんぼ ジェイムズ・パタースン 小林宏明訳

かくれんぼ ジェイムズ・パタースン 小林宏明訳
新潮文庫

HIDE AND SEEK
James Patterson

2017.2.18

プロローグ かくれんぼ
第1部 不幸な星の下に
第2部 嵐の前の静けさ
第3部 ウィル
第4部 月の裏側
第5部 トライアル&エラー
第6部 かくれんぼ――ふたたび
エピローグ 夜の歌
訳者あとがき


裏表紙より。

カルト的人気を誇るシンガーとして成功を収めたマギー。彼女には、
娘を暴力から守るために前夫を殺害した過去があった。一方、心の
奥底に狂気を秘めたウィルは、天才サッカー選手として国際的な
名声を手中にしていた。たがいに血塗られた過去を持つ女と男。
ふたりが出会ったとき、死を賭したゲームの幕が切って落とされた!
驚愕と戦慄が待ちうける、ノンストップ・サイコホラー。



スティーヴン・キングの本のような表紙に
借りてみる。

ラストは想像つかなかったーけど。
マギーの語りのせいか、全体に淡々とした感じ。
ノンストップ・サイコホラー?


[ジェイムズ・パタースン]  [かくれんぼ]  [小林宏明

Sun2013.09.22


アンサンブル サラ・パレツキー 山本やよい訳

アンサンブル サラ・パレツキー 山本やよい訳
早川書房(ハヤカワミステリ文庫)

SARA PARETSKY'S SHORT STORY COLLECTION Vol.2
Sara Paretsky

2013.9.22

三十周年に寄せて――日本の読者のみなさまへ
第一部 V・I・ウォーショースキーの事件簿
 追憶の譜面
 売名作戦
 フォト・フィニッシュ
 V・I・ウォーショースキー最初の事件
第二部 ウィンディシティ・ブルース
 命をひとくち
 スライドショー
 フロイトに捧げる決闘
 偉大なるテツジ
 分析検査
第三部 ボーナス・トラック
 ポスター・チャイルド
訳者あとがき


第二部の「命をひとくち」は悲しすぎるし、
「スライドショー」は後味が悪い。
「フロイトに捧げる決闘」が哲学的すぎて退屈だったので、
「偉大なるテツジ」は数行で飛ばしてしまった
最後まで読んで、1つだけ読まないのも…と思い、
読んでみたけれど…
「分析検査」も、いまひとつ。
結局、政治的対立や、宗教の違いなど、アメリカの文化が
きちんとわかっていないので、話がいまひとつわからない
のだろうなーと思うけれど。
いかんともしがたい

ヴィクシリーズは、お馴染みとなった登場人物達の魅力で
楽しめているんだ
そーか。
サラ・パレツキー、結構難しいんだ

「ポスター・チャイルド」に、レイドン・アシュフォードが
出てくるのが嬉しい


[サラ・パレツキー]  [アンサンブル]  [山本やよい]  [Sara]  [Paretsky

Sun2013.07.07


ナイト・ストーム サラ・パレツキー 山本やよい訳

ナイト・ストーム サラ・パレツキー 山本やよい訳
早川書房

BREAKDOWN
Sara Paretsky

2013.7.2

謝辞
1 墓場で深夜勤務
~ (目次だけで終わってしまうので省略^^;)
53 ヴァンパイアはなかなか死なない
訳者あとがき


V・I・ウォーショースキーも50歳
わたしは自分が十五じゃなくて五十だってことを一瞬忘れてしまった、
サウス・サイドのストリートファイターにすぎません

とか、
ランチハウスは築五十年ぐらいで、修繕が必要だった。
なんとなく親近感を覚えた。わたしも五十歳ぐらい、
情報をひきだすテクニックには明らかに修繕が必要だ。

なんて言っているので、50歳目前というところか。
ちゃんと歳を取っていて、一安心。

でも、今回はいつにもまして、ヴィク一人で八面六臂の活躍。
わたしがジャーゲンズを見つけ、わたしがアリエル・ジッターの
命を救い、レイドン・アシュフォードがロックフェラー・チャペルの
バルコニーから突き落とされたときには、わたしが彼女を病院へ
運んだのよ。こっちは女一人で仕事をしてて、あなたのほうには
一万三千人の警官がいるというのに、わたしが何もかもやったのよ。

という前に、嵐の真夜中に閉鎖された墓地で少女達を保護し、
そこで胸に鉄の棒を突き立てたマイルズ・ヴフニクの死体を
発見したのもヴィク。

登場人物もたくさん。
たくさんすぎて、常連さん以外の登場人物に馴染むのに
ちょっと手間取る。
けれど面白いので、ページが進む。
アメリカの政治、人種問題、移民問題、性差別、貧富の差、
ユダヤ人の迫害… など深刻な問題も盛り沢山。
政治と宗教とメディアの関係が、結構エグイ。
ハッピーエンドで良かった


[サラ・パレツキー]  [ナイト・ストーム]  [山本やよい]  [Sara]  [Paretsky