Home>辻村深月(category)  TotalPages1

Wed2014.09.10


盲目的な恋と友情 辻村深月

盲目的な恋と友情 辻村深月
新潮社

2014.9.8


友情


まず恋の話。
茂実星近(しげみほしちか)と一瀬蘭花(いちのせらんか)。

『恋』を読み終わったところで、『友情』読まなくていいかな、
と思ってしまった

傘沼留利絵(るりえ)側から見たお話が語られるワケでしょ?
留利絵の話には付き合いたくないなぁ…

なので、最後だけ拾い読み。
え? 今さら警察?
よくわからなくて、『友情』を最初から拾い読み…

ふーん…

そんな状況で、スマホに血つくかな?
(ご丁寧に、引きちぎったネックレスにも)
蘭花の指紋ついてるのかな?

そもそも警察って、こんなタイミングで踏み込むものか?
それはないんじゃないか…

やっぱり『恋』だけでやめればよかった。

ヒグチユウコの装画が素敵
そしてなぜか、私の頭の中では、茂実がエレカシの宮本浩次
端正な顔立ちで、白いシャツの襟がピシっとしている宮本さんが
消えない…


[辻村深月]  [盲目的な恋と友情]  [つじむらみづき

Sat2014.06.21


鍵のない夢を見る 辻村深月

鍵のない夢を見る 辻村深月
文藝春秋

2014.6.20

仁志野町の泥棒
石蕗南地区の放火
美弥谷団地の逃亡者
芹葉大学の夢と殺人
君本家の誘拐


第147回直木賞受賞作

出た当時、タイトルが気になっていたのだけれど、
リクエストの列にあきらめて、それきりわすれていたのを、
最近、本屋でやたら『盲目的な恋と友情』を目にするので
思い出し。
図書館に行ったら…
8冊もあって、予約ゼロ。

直木賞取ったの2年前?
早いなー…

長編かと思ったら、短編集。
しかも連作短編ではなく、バラバラの5作。
仁志野町と石蕗町と美弥谷団地が同じ地域…
というわけでもなさそう。
にしのちょう、つわぶきちょう、せりばだいがく…
読みにくいわりに、凝った意味もなさそうな…
美弥谷は何と読むのか、読み返したけれど「団地」としか
出てこない…

『仁志野町の泥棒』って、なにが言いたいのかな。
高校生になったりっちゃんが、ミチルのことをすっかり忘れてる
というエピソードも「??」だし。
なんかやな感じ… という印象しか残らない。

やな感じは、『石蕗南地区の放火』でさらにup。
辻村深月、やな女描くの、ほんとにうまいなー

『美弥谷団地の逃亡者』は、わかりやすい。

『芹葉大学の夢と殺人』の雄大はすごい。
大学生なのに、夢は医者。
さっさと医大を受験しろ、って話だ。
しかも医者になってから、サッカーの日本代表に
って、それ、夢じゃないと思う。
すごすぎる…

『君本家の誘拐』のお母さんの追い詰められ方は
真に迫っている。
後味が悪くないのは、これだけかも。

これ、直木賞?
そんなに?
辻村深月の1冊が、これでいいのかな…
直木賞受賞作だから、と、初めて辻村深月を読んだ人達は、
次も読みたいと思うのかしら…

鍵のない夢、夢の鍵…
夢の鍵って、夢への扉の鍵?


[辻村深月]  [鍵のない夢を見る]  [つじむらみづき