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Mon2015.02.09


きりこについて 西加奈子

きりこについて 西加奈子
角川書店

2015.2.7


KADOKAWAオフィシャルサイトより。

きりこはぶすな女の子。
人の言葉がわかる、とても賢い黒猫をひろった。
美しいってどういうこと?
生きるってつらいこと?
きりこがみつけた世の中でいちばん大切なこと。
書き下ろし長編小説。



web KADOKAWAより。

きりこは、ぶすな女の子。だけど両親にとても可愛がられて
育ったため、自分がぶすだなんて思ってもみなかった。
ある日きりこは、体育館の裏で小さな黒猫を見つける。
「ラムセス2世」と名付けられた猫は、たいへん賢い猫で、
しだいに人間の言葉を覚えていった。
きりこが小学5年生のとき、ラムセス2世に手伝ってもらい、
大好きなこうた君にラブレターを書く。だけど、こうた君は
クラス全員の前で「やめてくれや、あんなぶす」と冷たい一言。
その出来事がきっかけで、きりこはみんなに疎まれるようになる。
食べることもやめ、学校にも行かず、ほとんど寝て過ごす毎日。
そんなきりこに、ラムセス2世は、猫の基準では、きりこが
どれだけすばらしいかを話して聞かせる。
そして、きりこは引きこもることをやめ、外に出る決心をする。
夢の中で泣き叫んでいた女の子を助けるために……。



西加奈子の『サラバ!』が第152回の直木賞を受賞したので、
借りるのをあきらめ、他の本へ。

これは読んだのか読んでないのかよーわからんけど
借りてみた。

… 読んだことあるね
でも、ほとんど覚えていないので、最後まで読む。

西加奈子と豊島ミホを混同しているのかも、と、ふと思う
(が。つきつめる予定は、今のところ、ない。)


[西加奈子]  [きりこについて]  [にしかなこ

Sat2014.05.17


さくら 西加奈子

さくら 西加奈子
小学館文庫

2014.5.16

はじまりの章
第2章
第3章
第4章
第5章
おわりの章
解説 松田哲夫


裏表紙より。

 ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。 超美形の妹・美貴は、
内に籠もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に
入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたこと
から「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が
消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に
帰ります。おとうさん」。 僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で
書かれた家出した父からの手紙が握られていた――
春の訪れとともに読みたくなるロングセラー作品。



読み終わって思ったのは、
直球どストライク

物語は兄の死ではなく、家出した父から手紙がきて、実家に帰省するところから
始まり、2章から、兄、自分、妹の誕生からの回想が始まる。

シスコンの兄弟とブラコン(長兄に)の妹。
お兄ちゃんはすべてにおいて完璧で。
妹は外見は完ぺきでも性格は破壊的。

子ども時代のエピソードは、なかなか楽しい。
ミキにsexについて語るお母さんもとっても素敵。

だから、5章が
兄ちゃんが事故にあったのは、その年の夏だった。
で始まったとき、
あぁ… きたか、と思った。

けれど、兄ちゃんは事故で死んでしまうわけじゃなかった。
タクシーにはねられて、下半身麻痺、顔半分はつぶれ、ことばも不明瞭…

なんでこんな目にあわせるの?
ただ殺すだけじゃダメなの?
あっさり事故死しちゃ、その後家族がバラバラにならないから?
でも、
この体で、また年を越すのが辛いです。ギブアップ
って…
しかも、妹が誕生日にプレゼントしてくれた犬の鎖使ってなんて…

なぜそこまで…

神様のくだりがどういうことなのか、さっぱりわからない。
だから、

「打たれへん。」

違うよ兄ちゃん。神様はいつだって、打てないボールなんて投げてこなかった。
ボールを投げ続けていたのは、僕らだったんだ。


という物語の収束が、どういうことなのか全然わからない

ミキが、もし好きな人ができたら、さっさと告白して子どもを作って…
と、涙ながらにお兄ちゃんからの卒業を宣言するのに、
その相手が、男性になった薫さん、ってほのめかされてるのもなぁ。
いや、薫さんはカッコいいのだけれど。
だったらミキに「好きな人の子ども作る」なんて、言わせなきゃいいのに…

という感じで、5章からは何がいいたいのか、よくわからなくなりましたが。
それでも、読後に浮かんだのは、
直球どストライク

西加奈子、もう1冊くらいいっとく?


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Sat2014.05.10


通天閣 西加奈子

通天閣 西加奈子
筑摩書房

2014.5.10


筑摩書房のHPより。

どうしようもない人々が醸し出す、得体の知れないエネルギーが溢れている
大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな
言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と
恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。八方ふさがりに
見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが、
冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が二人の運命を変えることに…。


… 二人の運命を変えた… の… か…?
でも、雪ちゃんだとは思わなんだ。
読後感はなかなかいい感じ

2007年の織田作之助賞受賞作。

巻末の西加奈子の略歴に、

1977年、テヘランで生まれ、エジプトで育った。
その後、大阪で生活してきた。関西大学法学部卒業。
2004年『あおい』(小学館)でデビュー、
05年、『さくら』(小学館)が大ベストセラーになる。


とある。
『さくら』?
… 知らんなぁ…(多分
借りてみよう。


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Fri2014.05.02


舞台 西加奈子

舞台 西加奈子
講談社

2014.4.30


帯より。

生きているだけで恥ずかしい――。
自意識過剰な青年の、
馬鹿馬鹿しくも切ない魂のドラマ!



ヒリヒリするむきだしの自意識。
思考が空回りし躁鬱がひどくなりどんどん壊れていく葉太
彷徨っている舞台がNYじゃなかったら、途中でやめたかも

で。結果、面白かった


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