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Sun2017.03.26


不時着する流星たち 小川 洋子

不時着する流星たち 小川 洋子
角川書店

2017.3.23

第1話 誘拐の女王
第2話 散歩同盟会長への手紙
第3話 カタツムリの結婚式
第4話 臨時実験補助員
第5話 測量
第6話 手違い
第7話 肉詰めピーマンとマットレス
第8話 若草クラブ
第9話 さあ、いい子だ、おいで
第10話 十三人きょうだい


ヘンリー・ダーガー
ローベルト・ヴァルザー
パトリシア・ハイスミス
放置手紙調査法
グレン・グールド
ヴィヴィアン・マイヤー
バルセロナオリンピック・男子バレーボールアメリカ代表
エリザベス・テイラー
世界最長のホットドッグ
牧野富太郎

実在の人物と出来事にインスパイアされて紡ぎだされた物語。
どれも小川洋子らしい世界。

「さあ、いい子だ、おいで」は、文鳥がかわいそうすぎる…


[小川]  [洋子]  [不時着する流星たち]  [おがわようこ

Mon2015.12.21


琥珀のまたたき 小川洋子

琥珀のまたたき 小川洋子
講談社

2015.12.19


オパールと琥珀と瑪瑙とあの子。
壊れてしまったお母さんと子ども達。

オパールはどこに行ってしまったの?


[小川洋子]  [琥珀のまたたき]  [おがわようこ

Wed2013.07.31


いつも彼らはどこかに 小川洋子

いつも彼らはどこかに 小川洋子
新潮社

2013.7.30

帯同馬
ビーバーの小枝
ハモニカ兎
目隠しされた小鷺
愛犬ベネディクト
チーター準備中
断食蝸牛
竜の子幼稚園


小川洋子の本は、まとめるのが難しい。
あらすじを書こうとしても、どんどん長くなってしまうし。
気になった言葉を引用しても、それは本筋と関係なかったり…
とりあえず、あらすじをまとめるのはあきらめて、
各短編に登場する動物をメモしようとしたけれど、
これまたうまくいかない…


◇帯同馬
凱旋門賞のために渡仏するディープインパクトの帯同馬となった
ピカレスクコート。

秋になり、凱旋門賞でディープインパクトが三着に敗れる、
というニュースを目にする。ほどなく帰国したのち、禁止薬物の
検出による失格が伝えられる。ピカレスクコートが無事に帰って
きたかどうか、教えてくれる人は誰もいない。



◇ビーバーの小枝
ビーバーが齧った小枝は、すっかり皮が剥がれ、象牙のようにすべすべに。


◇ハモニカ兎
胃の中にある、消化を助けるための2つの胃石に、薬効があると言われ
乱獲され、絶滅したハモニカ兎。

自分達の村が、オリンピックのある競技の開催地となるが、
村人達は、それがどんなスポーツなのか全くわからず困惑する。

『本競技は球技でありながら、ボールを一定の場所へ運んだり、
定められた範囲でそれを打ち合ったりするスポーツではありません。
得点を示すのはボールではなく、選手の動きです』


これは一体なんのスポーツ?

『試合が終了するのは、時間によってでも得点によってでもありません。
両チーム27個ずつのアウトを取らない限り、試合は終わりません』


あぁ、野球か。野球を見たことも聞いたこともない人に
野球を理解してもらうって難しいんだな。


◇目隠しされた小鷺
底の抜けた空き缶に嘴と頭がすっぽりと入ってしまった小鷺。


◇愛犬ベネディクト
ベネディクトはブロンズでできたミニチュアの犬だ。


◇チーター準備中
英名 Cheetah
チーターの最期にはhがあった。…(略)…
いつからチーターの一番後ろには、hが潜んでいたのだろう。



◇断食蝸牛


◇竜の子幼稚園
身代わりガラスは直径五センチほどの、ずんぐりしたひょうたん形の
透明なガラスで、コルクの栓で蓋ができ、口の部分に取り付けられた
ワイヤーの止め具に細い革紐を通して、ペンダントのように首から
ぶら下げられる作りになっていた。…(略)…
何らかの理由で旅ができない人のため、身代わりとなる品をその中に入れ、
依頼主に成り代わって指定のルートを巡るのが彼女の仕事だった。


5歳の弟が、自分の誕生日「3月3日」が賞味期限の食べ物を見つけると
専用の宝箱に仕舞い、ときどき取り出して、日付を確かめてはまた
そっと仕舞う…
6歳の誕生日を迎える前に、幼稚園の滑り台にかばんの紐を引っかけて
窒息死してしまう…

結局、旅の途中に弟と出会った彼女は、あちら側の世界に
行ってしまったのだろうか…


[小川洋子]  [いつも彼らはどこかに]  [おがわようこ

Fri2013.03.29


ことり 小川洋子

ことり 小川洋子
朝日新聞出版

2013.3.28


小鳥の小父さんが、死後数日たってから発見されたとき、
ゆっくり休んでいるかのような、安らかな様子の遺体は、
腕に竹製の鳥籠を抱いていた。
中にいた小鳥は、弱った様子もなく、美しい鳴き声を響かせたあと、
警官がうっかり開けてしまった籠の口から、空に去ってしまった。

小父さんには、7歳年上の兄がいた。
兄は、11歳の頃から、自分で編み出した言葉でしゃべり始め、
それは、周りの人に全く理解できない言葉だったが、
不思議と小父さんには、理解できた。
兄は、小鳥の言葉がわかり、小鳥のように美しい声で
歌うことができた。

孤児院と鳥小屋、小さな雑貨店、お兄さんの静かでゆるぎない生活…
ひっそりとして、ちょっと現実とは別の世界のような、
小川洋子の世界…

後半、ちょっと不穏な展開になっていくのも相まって、
文鳥の目の周りの輪っかの描写が、ちょっと気持ち悪い…
そーだ、小川洋子には、ときどきこうした生理的に受け入れがたい
描写があるんだった…

純粋に小鳥への愛情から、幼稚園の鳥小屋の掃除を引き受けていた
小父さんが、幼女にいたずらした犯人では、と噂されたり、
保護したメジロの幼鳥が、美しい声でさえずるようになったがために、
メジロを、歌声を競うための道具として扱う男達の鳴き合せ会に
巻き込まれたり。
なんだか後半は、どんどんいやーな感じの展開になっていく。

小父さんのそばに、メジロがいたのがせめてもの救い…


[小川洋子]  [ことり]  [おがわようこ

Fri2013.01.11


最果てアーケード 小川洋子

最果てアーケード 小川洋子
講談社

2013.1.5

衣装係さん
百科事典少女
兎夫人
輪っか屋
紙店シスター
ノブさん
勲章店の未亡人
遺髪レース
人さらいの時計
フォークダンス発表会


死の気配
幽霊譚(ゴーストストーリー)