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Sun2020.04.12


黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続 宮部みゆき

黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続 宮部みゆき
毎日新聞出版

2020.4.9


第一話 泣きぼくろ
第二話 姑の墓
第三話 同行二人(どうぎょうににん)
第四話 黒武御神火御殿(くろたけごじんかごてん)


おちかがお嫁に行って、
三島屋の次男坊、富次郎にバトンタッチ。

富次郎、なかなか良さげな印象があったのだけれど、
独り立ちしたら、やや物足りないような…

お話の方も、「泣きぼくろ」と「同行二人」は、
おちかが聞いた話に似たようなのが…
「泣きぼくろ」も「姑の墓」も、
いつ何に魅入られたのかわからなくて
怖さ半減。

そして「黒武御神火御殿」。
くろたけごじんかごてん?
なんというおどろおどろしい…

かな。

まだまだ続けるのでしょうから、
富次郎にはもうちょい気張ってもらわないと


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Mon2020.03.30


長い長い殺人 宮部みゆき

長い長い殺人 宮部みゆき
光文社文庫

2020.3.28

刑事の財布
強請屋(ゆすりや)の財布
少年の財布
探偵の財布
目撃者の財布
死者の財布
旧友の財布
証人の財布
部下の財布
犯人の財布
エピローグ 再び、刑事の財布
解説  日下三蔵


裏表紙より。

金(かね)は天下のまわりもの。財布の中で現金は、
きれいな金も汚ない金も、みな同じ顔をして収まって
いる。しかし、財布の気持ちになれば、話は別だ。
刑事の財布、強請屋(ゆすりや)の財布、死者の財布
から犯人の財布まで、10個の財布が物語る持ち主の
行動、現金の動きが、意表をついた重大事件をあぶり
だす! 読者を驚嘆させずにはおかない、前代未聞、
驚天動地の話題作。



読む本がないので、読み返し。
『長い長い殺人』… なんだっけ?
あぁ、財布が語るやつね。

当然、全然覚えていないので。
面白く読み進む。
どころか、やめられなくなって
結局夜中の1時半に読了
宮部みゆき、すごい。

すごいけど…
犯人、まさかの最後に登場する第三者
…orz

でも。
まぁ。
これが膨らんで『模倣犯』とかになっていくのか。
なるほど。


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Sun2019.09.29


さよならの儀式 宮部みゆき

さよならの儀式 宮部みゆき
河出書房新社

2019.9.29

母の法律
戦闘員
わたしとワタシ
さよならの儀式
星に願いを
聖痕
海神の裔(かいじんのすえ)
保安官の明日(あす)


帯より。

母の法律
虐待を受ける子供とその親を救済する
奇蹟の法律「マザー法」。
でも、救いきれないものはある。

戦闘員
孤独な老人の日常に迫る侵略者の影。
覚醒の時が来た。

わたしとワタシ
45歳のわたしの前に、
中学生のワタシが現れた。
「やっぱり、タイムスリップしちゃってる!」

さよならの儀式
長年一緒に暮らしてきたロボットと
若い娘の、最後の挨拶。

星に願いを
妹が体調を崩したのも、
駅の無差別殺傷事件も、
みんな「おともだち」のせい?

聖痕
調査事務所を訪れた
依頼人の話によれば……
ネット上で元<少年A>は、
人間を超えた存在になっていた。

海神の裔
明治日本の小さな漁村に、
海の向こうから「屍者」のトムさんがやってきた。

保安官の明日
パトロール中、保安官の無線が鳴った。
「誘拐事件発生です」
なぜいつも道を間違ってしまうのか……



宮部みゆきの新境地
と煽るから、すごく期待していたのですが。

「さよならの儀式」、読んだことあるなぁ…
「星に願いを」も読んでる!
と、巻末の「初出」を見ると。

2018.12
2014.10
2018.4
2013.2
2016.10
2010.7
2015.10
2011.11

…新作なワケではないのか

なんか、ちょっとずつ誰かの作品のような、
宮部みゆきでなくてもいいような感じもありつつ。

やっぱり宮部みゆきだなぁ
という部分もあり。

期待値を高められていた分、
ちょっとがっかりかなぁ…

もう、2019年は、『十二国記』の新刊が読めればいいや


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Mon2019.09.23


蒲生邸事件 上・下 宮部みゆき

蒲生邸事件 上・下 宮部みゆき
文春文庫

2019.9.21

第1章 その夜まで
第2章 蒲生家の人びと
第3章 事件
第4章 戒厳令
第5章 兵に告ぐ
終章 孝史
解説  末國善己


上巻・裏表紙より。

1994年2月26日未明、予備校受験のために上京した浪人生の孝史は宿泊中の
ホテルで火事に遭遇する。目の前に現れた時間旅行の能力を持つという男と
共に何とか現場から逃れるも、気づくとそこはなぜか雪降りしきる昭和11年の
帝都・東京。ホテルではなく、陸軍大将蒲生憲之の屋敷だった。
日本SF大賞受賞の長篇大作。


下巻・裏表紙より。

二・二六事件の当日、蒲生大将が自宅で拳銃自殺。だが、殺人の疑いも出てきた。
戦争への色濃さを増す戒厳令下の東京にタイムスリップし、事件に巻き込まれた
孝史はどう行動するのか。再び現代に戻って来られるのか――。大きな歴史の
転換点に送り込まれた時、人には何が出来るのかを問う、著者会心の意欲作。
解説・末國善己



『蒲生邸事件』は、最初に読んだときは、あまり面白くなかったような
記憶があるので。
しばらくして再読しようと借りてみるも、結局ページが進まず。

それが
日本SF大賞受賞作
だと知り、再チャレンジ。

SFだっけ?
あ。
二・二六事件の時代にタイムトリップしちゃうから、
SFなのか。
そんなこと思いもしなかった

にしても。
主人公の孝史が全然好きになれず、
特に上巻、読むのが苦痛で苦痛で。
ツラかった…
なんでこんなヤツを主人公に、
って。
まぁ、これがフツーのヒトなんだろうな…
だから余計に嫌なのか。

後半、孝史の印象もちょっとはマシになってきて、
無事読了。
こんな話だったか…

昭和11年の日本の空気とか、
タイムトラベラーである平田の苦悩とか、
読ませるところもたくさんあるけれど。
タイムトリップの設定とか、
蒲生嘉隆と鞠恵の扱いとか、
色々雑…
ふきが助かる代わりに、嘉隆と鞠恵が焼け死ぬって…

1997年の日本SF大賞受賞作、
20年以上前の本なのか。

『蒲生邸事件』、再読してよかった。


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Fri2019.08.23


昨日がなければ明日もない 宮部みゆき

昨日がなければ明日(あした)もない 宮部みゆき
文藝春秋

2019.8.22

絶対零度
華燭
昨日がなければ明日もない


うー…

杉村三郎シリーズ、えぐいなぁ…

杉村のキャラと杉田比呂美のイラストがほんわかほのぼのムードなのに。
悪意を持ったヒト達の造形がとんでもないし。
後味も悪い…

なんでこんなに…

もうちょっと救いのある終わり方はないのかなぁ

「絶対零度」が想像以上にヒドい事件で。
(だって。普通の大人たちが、いくら俺様キャラだって、
集団でこんなことする?)

「華燭」は、なんだか肩透かしなくらいあっさり終わって。

そうしたら「昨日がなければ明日もない」が、
ヒドい… ヒド過ぎる…

ちょこっと出てくる杉村元妻も、感じ悪…


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