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Mon2019.09.23


蒲生邸事件 上・下 宮部みゆき

蒲生邸事件 上・下 宮部みゆき
文春文庫

2019.9.21

第1章 その夜まで
第2章 蒲生家の人びと
第3章 事件
第4章 戒厳令
第5章 兵に告ぐ
終章 孝史
解説  末國善己


上巻・裏表紙より。

1994年2月26日未明、予備校受験のために上京した浪人生の孝史は宿泊中の
ホテルで火事に遭遇する。目の前に現れた時間旅行の能力を持つという男と
共に何とか現場から逃れるも、気づくとそこはなぜか雪降りしきる昭和11年の
帝都・東京。ホテルではなく、陸軍大将蒲生憲之の屋敷だった。
日本SF大賞受賞の長篇大作。


下巻・裏表紙より。

二・二六事件の当日、蒲生大将が自宅で拳銃自殺。だが、殺人の疑いも出てきた。
戦争への色濃さを増す戒厳令下の東京にタイムスリップし、事件に巻き込まれた
孝史はどう行動するのか。再び現代に戻って来られるのか――。大きな歴史の
転換点に送り込まれた時、人には何が出来るのかを問う、著者会心の意欲作。
解説・末國善己



『蒲生邸事件』は、最初に読んだときは、あまり面白くなかったような
記憶があるので。
しばらくして再読しようと借りてみるも、結局ページが進まず。

それが
日本SF大賞受賞作
だと知り、再チャレンジ。

SFだっけ?
あ。
二・二六事件の時代にタイムトリップしちゃうから、
SFなのか。
そんなこと思いもしなかった

にしても。
主人公の孝史が全然好きになれず、
特に上巻、読むのが苦痛で苦痛で。
ツラかった…
なんでこんなヤツを主人公に、
って。
まぁ、これがフツーのヒトなんだろうな…
だから余計に嫌なのか。

後半、孝史の印象もちょっとはマシになってきて、
無事読了。
こんな話だったか…

昭和11年の日本の空気とか、
タイムトラベラーである平田の苦悩とか、
読ませるところもたくさんあるけれど。
タイムトリップの設定とか、
蒲生嘉隆と鞠恵の扱いとか、
色々雑…
ふきが助かる代わりに、嘉隆と鞠恵が焼け死ぬって…

1997年の日本SF大賞受賞作、
20年以上前の本なのか。

『蒲生邸事件』、再読してよかった。


[宮部みゆき]  [蒲生邸事件]  [みやべみゆき

Wed2019.09.18


ぼくの鳥をあげる 佐野洋子 広瀬弦・絵

ぼくの鳥をあげる 佐野洋子・作 広瀬弦・絵
幻戯書房

2019.9.16


図書館のおススメコーナーで
とても美しい表紙が目を引いたので手に取ってみると、
佐野洋子… の… 絵本?

美しい鳥の切手がふわりふわりと持ち主を替え
手にしたヒトがちょっと幸せになったりして。

あぁそうか。
佐野洋子は『100万回生きたねこ』も描いているんだった。

終盤、キレイだけれど性格の悪い娘が主役になったときは、
どう終るんだろーと思ったけれど。
恋する女のコの切なさもあって。
ふうわりと幸せな余韻が残る本でした。

広瀬弦(ひろせげん)、佐野洋子の息子なんだ…


[佐野洋子]  [ぼくの鳥をあげる]  [さのようこ]  [広瀬弦]  [ひろせげん

Tue2019.09.17


希望の糸 東野圭吾

希望の糸 東野圭吾
講談社

2019.9.15

プロローグ
1
2

30


なんだっけ?
あ。
一応、加賀さんが出てくるんだ。

さすが東野圭吾
スイスイとページが進む。
途中、ふと、犯人はもしかして…?
なんて思ったら、
全然違う人物でびっくり
なぜ、あなたが…
その理由はまぁ納得するとして。
そこでの被害者の描写がいきなりイメージが変わっていて
あまり説得力がないような…
そもそも、シフォンケーキ用ナイフで、そんなに簡単に
しかもしっかりと人が殺せちゃうのかな。
一撃必殺。
新選組の突きですか。

事件は解決するも、
なーんか雑
でした。

ま。
松宮くんは、お父さんに会えてよかったね

あと。
どうか多由子さんのお腹に本当に赤ちゃんがいますように


[東野圭吾]  [希望の糸]  [ひがしのけいご

Sat2019.09.14


壬生義士伝 浅田次郎

壬生義士伝 浅田次郎
文春文庫

2019.9.13

壬生義士伝
解説「そして、入相(いりあい)の鐘は鳴る」  久世光彦


上巻・裏表紙より。

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり
着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた新選組に
入隊した吉村貫一郎であった。“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りの
ため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。元新選組隊士や
教え子が語る非業の隊士の生涯。浅田文学の金字塔。


下巻・裏表紙より。

五稜郭に霧がたちこめる晩、若侍は参陣した。あってはならない“まさか”が
起こった――義士・吉村の一生と、命に替えても守りたかった子供たちの物語が、
関係者の“語り”で紡ぎだされる。吉村の真摯な一生に関わった人々の人生が
見事に結実する壮大なクライマックス。第13回柴田錬三郎賞受賞の傑作長篇
小説。        解説・久世光彦



宝塚雪組公演『壬生義士伝』を観てからの、浅田次郎『壬生義士伝』。

望海風斗(のぞみふうと)の吉村貫一郎を見ているときから
なぜか、安田顕が浮かんで仕方なかったのだけれど。
本を読んでいる最中、すっかり安田顕。
なんでだろー…
安田顕のサムライなんて見たことないと思うのに。
他のヒトは誰もそんなにはっきりしたイメージにはならないのに。
吉村貫一郎だけくっきり安田顕

それにしても。

泣く。

宝塚の舞台は、
「あーきっと長い話をキュッとまとめているんだろうなぁ」
と感心し。
でも駆け足すぎて吉村貫一郎が全然わからなかったけれど。
それでも涙することしばし。

浅田次郎はあざといくらいに泣かせる。

吉村貫一郎が死ぬときに、通勤電車の中にもかかわらず涙、涙で。
でも、貫一郎死んじゃったのに、まだ結構ページ残ってるなぁ
と思ったら。
翌日、嘉一郎が死んじゃうところで、涙、涙、涙。
通勤電車なのに。
これでもう終わりかと思ったところで、
次男の貫一郎のいとけなさにちょっと涙して。
あーやっと終わりだ、この漢文はなんだろー、読まなきゃダメかなー
と読み始めた大野次郎衛の手紙に涙。
まったくもー…

浅田次郎、うまいよなぁ…


[浅田次郎]  [壬生義士伝]  [あさだじろう

Sun2019.09.08


ジャイロスコープ 伊坂幸太郎

ジャイロスコープ 伊坂幸太郎
新潮文庫

a present
isaka kotaro

2019.9.7

浜田青年ホントスカ
ギア
二月下旬から三月上旬
if
一人では無理がある
彗星さんたち
後ろの声がうるさい
十五年を振り返って  伊坂幸太郎インタビュー


裏表紙より。

助言あり〼(ます)。 スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で
働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる
「浜田青年ホントスカ」。 バスジャック事件の“もし、あの時……”を描く「if」。
謎の生物が暴れる野心作「ギア」。 洒脱な会話、軽快な文体、そして独特の
ユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。 書下ろし短編「後ろの声がうるさい」
収録。



前に読んだのが、2015.8.11。
そんなに前だっけ?

感想は、ほぼ同じ

「浜田青年ホントスカ」は、変わらずまあまあ覚えていて。

「ギア」も覚えていたけれど、セミンゴ、やっぱり苦痛。

「二月下旬から三月上旬」、再読してもよくわからなかった。

「if」、そんな話だっけ?

「一人では無理がある」、読んでいるうちに思い出した!

「彗星さんたち」、眠かったので、ちょっとクドイ感じ。

「後ろの声がうるさい」、タイトルから連想する話と全然違う。
やはり眠かったので、ちょっとスルー気味。
「彗星さんたち」が終わってないのかと思ったりもして。


[伊坂幸太郎]  [ジャイロスコープ]  [いさかこうたろう